Scroll Top
19th Ave New York, NY 95822, USA

足裏のアーチを鍛えて土踏まずを作る!疲れやすい足の改善方法

足裏のアーチを鍛えて土踏まずを作る!疲れやすい足の改善方法

こんにちは!
アンド・ステディです。

梅雨時を前にして、雨の頻度が高い日が続きますね。
ソールがすり減った靴では、濡れた床ですべりやすくなってしまいますよ!
ご注意くださいね。

なんとかすべらないように踏ん張るにも、足に力が入らないとうまくいきません。
これは、足に合わない靴を履いているときも、実は同じなのです。

さて今回は、疲れやすい、痛くなりやすい足について解説していきます。

土踏まずは一体どういう存在なのか。
足のアーチとはどういうものなのか?

足を鍛えるには何が必要なのか。
ぜひご覧になってくださいね。

土踏まずとは・・・
それぞれの足の内側にある、文字通り「土を踏まない部分」のこと。

そして、実は足には3つのアーチがあること、ご存じでしたか?

土踏まずは、親指の付け根から踵にかけてのアーチ
そしてその反対側、小指の付け根から踵にかけてのアーチ
さらに、親指の付け根から、小指の付け根までの横に走るアーチ

この3つのアーチがあるから、小さな足裏だけで全身を支えられています。

アーチという言葉の通り、橋のように湾曲し、衝撃を吸収してくれること。
そして足裏で三角形を形成することで、よりバランス良く、安定しやすくなります。

土踏まずを作る方法とは、足裏のアーチを作ることとほぼ同義なのです。

足裏のアーチはなくなることはありません。
しかし、足が弱っていると、どんどんアーチは低下してしまいます。

これがいわゆる偏平足(扁平足)の状態です。

子供の頃から土踏まずがない、先天性の偏平足の場合もあります。
しかし後天性なら、考えられる大きな理由がひとつ。

それは、運動不足です。

思い当たることがある人が多いかもしれませんね笑

体を動かす機会が減り、歩く量も少なくなっていませんか?

土踏まずをはじめとする足のアーチは、足の筋肉が支えてくれています
だから、運動不足が続くと筋肉は衰えてしまい、それとともにアーチも低下していきます。

足のアーチが崩れて低下すると、足裏への負担は増加してしまいます。
そして、足の不調だけでなく、姿勢の悪化につながる可能性もあります。

土踏まずを作りたいなら、足の筋肉を鍛えること。
それが
一番の近道と言えるでしょう。

足のアーチを鍛えるには歩く量を増やしてみよう

土踏まずが低下しているのは、足のアーチが弱っているから。
足のアーチは筋肉が支えてくれています。
だから、足の筋肉を鍛えることが、土踏まず復活への近道ということでしたね。

では、どうすれば足の筋肉を鍛えられるのでしょうか。

とても単純な話ですね。
歩くだけで、足の筋肉はじゅうぶんに鍛えられます。

ただし、問題があります。

歩くためのその靴は、本当にあなたの足に合っていますか?

パンプスはもちろん、スニーカーでも足が痛い。
足がすぐに疲れてしまう。長時間歩けない。
スニーカーを履いていて、足が楽だと感じたことがない。

そんな人が増えています。

足に合わない、足が痛くなるスニーカーで歩くことは、マイナス効果しかありません。

足が痛いのに無理して歩こうとするから、不自然に力んでしまう。
出来るだけ疲れないようにとバランスの悪い歩き方をしてしまう。
長時間歩くと靴擦れしてしまいそうだから、どんどん歩く量を減らしてしまう。

こんな風に歩いていたら、足のトラブルが改善するどころか、悪化する一方です。
足だけではなく、体にも悪影響があるかもしれません。

歩く量を増やすことで筋肉を鍛えること。
これが当然大事です。

でもそれより、もっと重要なことがあります。

足に合う靴を履くことです。

足が痛くならないから、リラックスして歩ける。
疲れにくいから、背筋を伸ばしてスムーズに歩くことができる。
足が辛くない、むしろもっと歩けそうな気がする。

一度そんな靴を履かないと、信じられない人もいるかもしれませんね。

「快適だからどんどん歩けるようになりました!」

そんな声をたくさんいただいているのも、事実です。

50代のお客さま、同世代のご友人が杖を使うようになった・・・というとてもショックなお話です。
「もう1回足を作り直す」という言葉がとても印象的。

「鍛えれば80歳を超えても筋肉は育つもの」
いくつ年を重ねても、しっかり歩き続けたいですね。

足裏のアーチを復活させるまでの道のり

土踏まずを鍛えるためには、歩く必要があります。
きちんと足に合った、足が痛くならない靴を履いて、歩くことが大事です。

そして、重要なことがもうひとつ。

足を鍛えるには、足指を動かして歩く必要があります。

足の指を、意識して動かすことはできますか?
ぐっと力を入れることはできますか?

初めてご来店いただく際は、お足の計測とともに、足指が動くかどうかも確認しています。
でもこれがなかなか、できない人が多いですね^^;

これはなぜかというと、普段から足指を動かして歩いていないから

人体とは不思議なもので、長く使っていないと、無意識に動かせないようになってしまいます。
そしてそれが続くと、意識してもなかなか動かせなくなってしまうのです。

それを無理して動かそうとして、骨格や関節を痛めてしまう場合もあります。

できるだけ普段から足指を動かせるように、トレーニングをしてみるのもおすすめですね。
足指じゃんけんや、タオルギャザーなどが有名です。

また、こちらの動画では足のトレーニング方法を詳しくご紹介しています。
足指を意識したことがないなら、ぜひ一度試してみてください!

土踏まずを復活させるには、足を鍛えて強くする

足裏のアーチを改善して、土踏まずを復活させる。

難しそうに見えますが、努力次第でまだまだ取り戻すことができるのです。

体が疲れやすいから、身体を鍛える。
足が疲れやすいから、足を鍛える。

そのぐらい気軽に、足を鍛えることがいかに大事か、知っていただきたいですね。

そして、土踏まずを復活させる方法の、結論です。

足が痛くない、歩きやすい靴を履いて、足指を使って毎日しっかり歩く。

なんて簡単なことでしょう!
でもそれが、難しいと考える人も多いです。

忙しくて時間がないから、ゆっくり歩く時間が取れない。
ちょっと歩くなら問題ないから、足が痛くなるけど我慢する。
足に合う靴なんて見つからないから、諦めた。

少しだけ、考え直してみませんか。
自分の体を、足もとから健康にするために、もう少しだけ頑張りませんか。

足の計測をしたことがありますか?
足に合う靴を見つけるには、まず足の計測をすることから始まります。

靴の選び方、靴の履き方は誰も教えてくれません。
でも、正しい選び方、履き方、そして歩き方までわかれば、もっと歩きやすくなるでしょう。

正しく足に合う靴とは、足をしっかり支えて、押さえてくれる、縁の下の力持ち。
足が靴と一体化して、勝手に前に前に進んでいく、快適な歩きやすさ。

そういった体験をしてから、判断してもまだ遅くはありません。

人生100年時代の今、足を見つめ直して、鍛え直すことから始めてみましょう。

アンド・ステディ代表小野崎記子

執筆者:小野崎記子

くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ 代表
株式会社オノザキ・有限会社アクスト 代表取締役

大学卒業後、コンサルティング会社にて約12年間に渡り勤務。

2005年4月、浅草の靴メーカー代表に就任。カウンセリング重視のオーダーメイドシューズサロンが足トラブルに悩む女性たちから大きな支持を得て、東京本店、梅田サロン、天神サロンを運営中。着物スニーカーを企画・開発、東京都の支援事業として2020年、海外進出を果たす。

YouTube・Instagram等のSNS発信、ワークショップや講演、各種媒体の執筆も意欲的に行い、活動の幅を広げ続けている。

Related Posts