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靴職人の技と手仕事 ~Made In TOKYO ASAKUSA~

秘密は浅草の靴メーカー直営サロンだから

オーダーメイドなのにこんなに安いの?
なんでこんなに早く出来上がるの?
どうしてぴったりの靴が出来上がるの?

その秘密は、靴メーカーの直営サロンだから。

2万円台~の低価格、オーダーからお届けまで1ヶ月のスピード、細いAAAAAワイズ(足囲)まで展開のあるこだわり木型、40以上のデザインと180以上の素材の豊富な選択肢。

そしてもちろん、靴のつくりには自信があります。

足の左右差や脚長差、ひどい外反母趾でも木型補正の対応もお任せください。

他店で合う靴が見つからなかった方たちにも、数多くお越しいただいています。

靴の構造横
サロンとファクトリーの連携作業

人形町と梅田のサロンでは、フットカウンセリングでお客さまの足情報がたくさん詰まったカルテを作成します。

浅草のシューズファクトリーでは、その情報を元に靴のお仕立てを進めます。

この信頼の連携があるからこそ、アンド・ステディは「足から体を整える靴」を作ることができるのです。

創業60年を迎える浅草のシューズファクトリーでは、たくさんの職人たちが一つ一つ丁寧に熟練の技でお仕立てに関わっています。

お客さまの足の情報と緻密な技術を結集し、世界に唯一のお道具に仕上げたのが、アンド・ステディの靴なのです。

サロンとファクトリーの連携作業

靴づくりのステップ

新作デザインの企画・設計

デザイン
デザイン

サロンにお越しになるお客さまのお声は、andsteadyのデザイン作りの軸となるものです。
歩きやすく、そしてデザインもこだわりたい。そんなお声を大事にしながら、トレンドのスパイスを加えて、デザインを起こします。

機能とのバランスに配慮しつつ、ディテールの修正を加え、デザインが最も活きる色・革・素材を選び、練り上げます。

木型の設計・製作
木型の設計・製作

ご来店いただいたお客さま4,400枚以上のフットプリント(足型)を観察、分析し、現代女性のお悩みを解決すべくAAAAA、AAAA、AAA、AA、A、B、C、D、EEの9ワイズ、さらに、踵小さい用、外反母趾用など木型の種類はどんどん増えています。
足の感覚はとても鋭いもので、わずか数mmでも違いを感じ取ってしまいます。新しい木型を作る時は、お客さまのお足をお借りし、テストさせていただくことも。

木型のプロだけが持つ知識と経験を基に、削ってはつけ足しを繰り返して、完成度を高めていきます。

型紙の設計・製作
型紙の設計・製作

型紙のプロが、足の構造や動き方に配慮しながら、木型にデザインをのせて型紙を設計し切り出します。
足を包む甲革(アッパー)の原型となる型紙は、木型とともに設計の要となるもの。1mmの誤差でも全く違うものになりますので丁寧かつ熟練した技術が必要です。

この段階で、サンプルの製作を重ね、代表自らが実際に履いて課題を抽出、型紙に何度も修正・微調整を重ねることで改善、時には木型にも修正を加え、足が心地よい基本のフォーマット=「型」を作ります。

抜型
抜型

サンプル製作を行い、OKが出たら、いよいよ抜型を製作します。抜型とは、金物の道具。靴のアッパーを構成する各パーツを裁断するための道具です。靴の製作はたくさんの工程がありますので、抜型があればスピーディーで正確な作業となり、確実な品質管理と生産効率向上に繋がります。

189種類の木型展開*靴のパーツとなる膨大な量の抜型。抜型の数が歩きやすさへのこだわりの証であるとともに、職人が必要な抜型をすぐに手に取れるよう整然と並ぶ光景は企業力の証です。

オーダーメイドの靴ができるまで

裁断~製甲
裁断~製甲

アッパーの最初の工程です。素材に抜型を置き、機械でプレスして裁断します。
革は天然素材ですから、一枚一枚の品質が違うばかりではなく、キズや血筋、繊維の走り方などを考慮に入れて、慎重に裁断を行います。

1枚の革をムダなく裁断しなければなりませんから、革の知識と技術、これまでの経験値が必要となるステップ。様々なパーツが靴になっていきます。

裁断~製甲

裁断されてパーツとなった革を機械で漉く、革漉きの工程。
本革は布とは違って、厚みがあります。美しく縫製するための技術です。折り込んでも厚みが出ないよう、革が均等にまとまるように調整して、全体の美しいシルエットを目指します。

熟練した製甲職人の繊細な作業によって、パーツごとに厚みを調整していきます。

裁断~製甲

革を折り込みながら、強度を足したり、曲線をつけるために芯を入れていきます。

切り込みをいれ、優しくひとつひとつ丁寧にたたきながら、滑らかな曲線に折り込んでいきます。

裁断~製甲

出来上がった靴のパーツを縫い合わせ、足を包み込むアッパーへと仕上げていきます。
靴は非常に複雑な曲線でできており、またとても小さいので、ゆっくりゆっくり一針一針進ませます。

足踏みミシンは60年もの。経験50年の熟練の職人の頼りになる相棒です。

手釣りによる底付
手釣りによる底付

アッパーとソール(本底)を結合させることを底付と言います。
機械で行うことが多くなったこの釣込(つりこみ)作業を、すべて手釣り(てづり)で行うのが、アンド・ステディの靴の特徴の1つ。

靴の持つ複雑な曲線に対応でき、生きている革のよさを活かし、革に無理をさせない手釣りは、高級靴の代名詞と言えるでしょう。人間の手による手釣りの価値はどんどん高まっています。均一に力がかかる機械では、革本来のよさを引き出すには、どうしても限界があります。

手釣りによる底付

アッパーのつま先に先芯を、かかと部分に月型(カウンター)をいれて、中底を釘で仮留めし、ワニと呼ばれる道具でアッパーを引っ張りながら、木型に釘で留めていきます。革のクセを見ながら、必要な力で、正しい方向に引っ張ることで、型くずれしにくくなります。
そして、生きている革を念入りにたたくことで、革がどんどん締まり、しっかりした靴になっていきます。底付職人の腕の見せ所、もっとも手間のかかる作業であり、東京浅草の靴の真骨頂です。

最後に本底を貼りつけて、馴染ませるため、アッパーに木型をいれたまま、2日以上寝かせます。

仕上げ
仕上げ

底材を接着したら完成間近です。
粉塵の出やすい工場内でアッパーについたゴミや汚れをしっかり落とし、熱風機やコテを使ってしわをしっかり伸ばします。
1足1足、釘の収まりを確認しながら中敷きを敷き込みます。

デザインごとに違うチェックポイントがありますから、細やかで繊細な心配りで最終検品を行います。

そして お届けへ

東京浅草、ひとつとして同じものはない、手釣りの靴職人による本物の靴。
たくさんの職人たちが向上心や探求心、そして心意気と気配りを繋ぎ、andsteadyの靴を完成させ、
皆さまのもとにお届けいたします。