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【足のアーチとは?】タイプ別の特徴やセルフチェック方法について解説します

足のアーチ崩れによるトラブルについて紹介します

こんにちは!
アンド・ステディです。

さて今回は、足のアーチについての記事をお届けします。

アーチというのは、いわゆるのような弓なりの形のこと。
土踏まずを見ていただくのが一番わかりやすいですね。

しかし、このアーチというものは、人それぞれ形が違うのです。

勿論アーチだけではなく、足というものは千差万別。
誰一人として全く同じ形をしている人はいません。

今回は、その足のアーチを含む、足の形からその特徴を解説しています。

まさに足を理解するための、基礎の基礎。
ぜひ、自分の足もとを見つめ直す参考にしてくださいね。

皆さんは自分の足の形について、どれほど理解しているでしょうか?
足の大きさや形は人それぞれですが、実はいくつかの種類に分類することができます。

足の形について知っておけば、足に負担の少ない靴や靴下など、より足に合うものを選べるようになりますよ!

基本的な足の形の特徴や、自分の足がどのタイプに属するか、などなど。
本記事では、詳しくチェックする方法まで解説していきます。

「もっと自分の足に合った靴を選びたい!」

と感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。

エジプト型

はじめに、エジプト型と呼ばれる足の形について紹介します。

エジプト型の足は、親指が全ての指の中で最も長いタイプ
日本人の約70%がこのタイプに属するとされています。

親指が長いということは、他の指に比べて親指の根本に負担がかかりやすいということ。
生活習慣によっては外反母趾になりやすいタイプとされています。

ギリシャ型

ギリシャ型の足は、足の指の中でも人差し指が最も長いタイプの足です。

ギリシャ型の足は欧米人に多く、日本人だと約20%未満がこのタイプに属するとされています。

中指が長いこと以外にも、中指から小指にかけて指が短いといった特徴があります。
また、他のタイプの足に比べると外反母趾になりにくいタイプとされています。

しかし、合わない靴による負担が大きいと、指先がくの字に曲がって固まってしまうことがあります。
いわゆる、ハンマートゥになりやすいといった意見もあります。

スクエア型

スクエア型の足は、指の長さが全体的にそろっていて四角い形に見えるタイプの足です。

日本人では約1割もいないとされる珍しい形で、靴選びにも少し工夫が必要となります。

スクエア型の場合、靴の捨て寸が足に対して大きすぎる靴は注意が必要です。
指先と靴幅のバランスがとりづらく、指同士を圧迫しやすい可能性があります。

そのためスクエア型の場合はより慎重に、足に負担なく履ける靴選びをすることが重要とされています。

アンド・ステディでもスクエア型のお足の場合、かなり注意しながら試着をすすめます。

足のアーチについて

続いて、足のアーチについて紹介します。

足のアーチとは、人間のみにあるとされる足の部分的な湾曲のこと。

「土踏まず」は聞いたことがあるのではないでしょうか。
土踏まずがこのアーチにあたります。

以下で紹介する足のアーチが弱ってしまうと、様々な足のトラブルに繋がるとされています。

内側・縦アーチ

内側・縦アーチは、足の内側にある縦方向の大きなアーチのこと。
一般的には「土踏まず」と呼ばれ、これは足の内側・縦方向の最も大きなアーチです。

内側・縦アーチは主に、体重の分散、着地時の衝撃の吸収といった重要な役割をになっています。

内側・縦アーチが崩れると「扁平足」と呼ばれる状態になります。
足の裏が痛かったり、足が疲れやすいなど様々なトラブルが生じやすくなります。

外側・縦アーチ

外側・縦アーチは、足の外側にある縦方向のアーチです。

見た目では分かりにくいアーチですが、歩行時に姿勢の安定を保つという重要な機能があります。

また、外側・縦アーチがしっかりしていれば、足の小指に力が入りやすくなります。

足の小指は一見地味で存在感が薄いですが、足のアクセルとして重要な機能を果たしています。

横アーチ

横アーチとは、足の甲にある親指の付け根と小指の付け根を結ぶアーチのことです。

足裏にある血管や神経などを圧迫から守り、足の指を支える重要な役割を果たしています。

この横アーチが崩れると、足がベタっと開いたような形になります。
この状態のことを「開張足」と呼びます。

開張足になると足指が使えなくなり、足指の付け根で無理やり身体を支えている、という方が多いですね。

そのため、タコや魚の目、浮き指など、様々な足のトラブルを引き起こす可能性があります。

足のアーチによる足の形状

足のアーチには

内アーチ
外アーチ
横アーチ

の3つがありましたね。

それに加えて、アーチのバランスによって、足は以下の3つのタイプに分類することができます。

最初に紹介した足の指の形による分類とは異なり、足のアーチのバランスによる分類です。

ナチュラルアーチ型

ナチュラルアーチ型とはハイアーチ型フラット型の中間であり、正常のタイプです。

足のアーチ構造が整っていて、扁平足や開張足などになりにくい状態ですね。

ハイアーチ型

ハイアーチ型とは、土踏まずが上の方向へ急なカーブがついているタイプです。
足の甲が高い人にはこのタイプに属している方も多いでしょう。

立っている状態で土踏まずが地面から浮いてしまう。
それほどアーチがきつい人は「凹足(おうそく)」と呼ばれることも。

足裏からふくらはぎにかけての筋緊張が高い傾向があります。
そのため、足や姿勢のトラブルが起こりやすいとされています。

しかし、適度に足の甲が高いハイアーチなら、瞬発力に優れスポーツに適した足の形状となります。

フラット型

フラット型とは土踏まずが平らになっているタイプのこと。
一般的には「扁平足(偏平足)」と呼ばれる足の形です。

フラット型の足は、その他のナチュラルアーチ型やハイアーチ型よりも注意が必要です。
アーチの衝撃を吸収する機能が低下しているとされているからです。

フラット型の足の方は、走る飛ぶなどの運動が苦手だったり、足裏の痛みを感じる方も多いでしょう。

少し歩くだけで疲れる、という方は、扁平足を疑った方がいいかもしれません。

足のアーチのセルフチェック方法

さて、ここからは自分の足のアーチがどのタイプに属するか、チェックする方法を紹介します。

靴底のすり減り方からある程度推測することも可能です。
今回は、より正確に足のアーチを診断する方法を解説していきますよ。

準備するもの:
足全体がはいる大きめの紙とペン
30センチ以上の定規

はじめに、内くるぶしを触ってみてください。
そして、そこから指二本くらい斜め下前方に少し出っ張っている骨を探してください。

これを舟状骨(しゅうじょうこつ)といいます。
まずはここにペンで印をつけましょう。

次に、かかとを壁につけて、足の下に紙をおきます。

壁の面と足の人差し指が垂直になるように立って、一番長い指の下に、ペンで線を引いて下さい。

続いて、定規を使って、足の下から先ほどチェックを付けた舟状骨までの長さを測ります。

そして
「足の長さ ÷ 床から舟状骨までの長さ」
を計算してみてください。

この時の計算で、「6.7407」と比べて・・・

 大幅に大きい数値⇒偏平足
 小さい数値⇒ハイアーチ
 近い数値⇒ナチュラルアーチ型

と大体のチェックをすることが出来ます。
自分の足のアーチが気になる方は、ぜひ一度計測してみてくださいね。

これはあくまでも目安になりますので、専門家にチェックしてもらうのが一番確実です。

足の種類やアーチを知れば靴選びが簡単に!

足の形やアーチについて、自分がどのタイプに属するか、おわかりになりましたか?
おおまかにでも知っておくと、より自分の足に負担のない靴選びができるようになります。

最も良いのは、もちろん足の専門家、靴の専門家に計測してもらうことです。

でもとりあえずは、自分で簡単に、より足に合う靴を探してみたい。

そういうことであれば、これらの足のタイプについて知っておいて損はありません。

まとめ

足の指の長さによる3つの種類

・エジプト型
・ギリシャ型
・スクエア型

足アーチのバランスによる分類

・ナチュラルアーチ型
・ハイアーチ型
・フラット型

これらの足の形については、普段あまり意識することはないでしょう。
しかし、足タイプについて知っておけば、より足に合った靴と出会えるチャンスが広がります。

これまでデザインや価格で靴を選んでいたという方は、ぜひ一度考えてみてください。

足に合った靴を履くことが、扁平足や外反母趾、O脚などのトラブルを防ぐことにもつながります。

自分の足についてより理解を深めてみると、足トラブルの解決の手がかりになるかもしれませんよ。


そしてさらに

もっと足のことを理解したい!
足のトラブルを根本的に改善したい!

そんな時は、ぜひアンド・ステディに相談してみてください。

過去から現在を通して、あなたの足トラブルの原因を見つけることから始めます。
これまでどういう状態で、どういう靴を履いていたのか。

その結果、今はどういう靴を履き、足の状態はどうなったのか。

ハイアーチでも、扁平足でも改善する可能性は十分あります。
その判断ができます。

お悩みを教えていただくことから、わかることはたくさんあります。
そのうえで、お足を20箇所以上、綿密に計測します。

大事なのはこのカウンセリングと、計測、そして、足に合う正しいサイズの靴を履くこと

そして、一人で思い悩まないこと。
解決策はきっとあります。

ぜひ一度、体験・体感してみてください。

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