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足のアーチが崩れる?日常に潜む原因について紹介します

足のアーチ崩れによるトラブルについて紹介します

こんにちは!
アンド・ステディです。

さて今回は、足のアーチについての記事をお届けします。

耳にする機会は少ないかもしれませんね。
しかし足のアーチが崩れると、日常生活で不便を感じることも少なくありません。

この記事では、足のアーチ崩れの原因やチェック方法について解説します。

これらのヒントを通じて、足の健康を保ち、快適な日常生活を送る手助けになれば幸いです。
ぜひ、自分の足もとを見つめ直す参考にしてくださいね。

足のアーチとは、人間の足の甲や足の裏にあるアーチ構造のことを指します。

この足のアーチは、実は人間にしかありません。
二足歩行をする中で、長く歩くために獲得した機能だとされています。

内側・縦アーチ
外側・縦アーチ
横アーチ

足にはこの3つのアーチがありますが、大事なのはバランス。
適切なバランスでないと、扁平足外反母趾といった足のトラブルを生じやすくなります。

そこで本記事では、足のアーチ崩れによって生じるトラブルや、崩れる原因となる行動について紹介していきます。
興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

足のアーチが崩れると起こること

それでは、足のアーチが崩れるとどういったことが起きるでしょうか。
まずはそちらについて紹介します。

足のアーチには、さらに2つの機能があります。

「トラス構造」
足が地面についたときの衝撃をやわらげる

「ウィンドラス機構」
歩行時に足底の腱膜をバネのように伸び縮みさせて、安定した歩行を可能にする

足のアーチが崩れるということは、この機能が正常に作動しないということ。
その結果、以下のような様々な症状や病気を引き起こす可能性があります。

・扁平足(偏平足)
・開帳足(開張足)
・ハンマートゥ
・陥入爪
・たこ&魚の目
・足底腱膜炎
・つまずきやすい
・足裏の痛み

これらの足のトラブルは、どれも日常生活をおくるうえで非常に煩わしいものですよね。

こういった症状を引き起こさないためにも、これから紹介する日常で足のアーチが崩れやすい行動をしないことが大切です。

足のアーチが崩れる原因

足のアーチが崩れる原因としては、以下のことが挙げられます。

足裏の筋力低下

足裏の筋肉は日ごろの運動不足によって低下していきます。
普段デスクワークが中心で、あまり運動できていないという方は特に要注意です。

足のアーチを元に戻す方法として、足裏の筋肉を鍛えるエクササイズが推奨されています。
足裏の筋肉があるかどうかが、アーチを保つ重要な要素となります。

腱の異常

足裏の健に異常がある方も足のアーチが崩れやすいです。

腱に異常があるかどうかは、

・遺伝的な要素
・足に負担のかかるヒールなどの靴を履きすぎている

などが関係していきます。

腱に異常があると痛みを伴うことがあります。
常に鈍い痛みがあるのに放置している方は、一度病院で診察してもらうことをおすすめします。

長時間の歩行やランニング

足のアーチ崩れには運動不足が大敵です。
その一方、長時間の歩行やランニングなど、運動のしすぎによる足への負荷も良くありません。

特にNGなのは、足のアーチ構造が崩れている状態で、ハードトレーニングを続けること。

足裏に負荷が増し、足底腱膜に痛みや炎症を起こす「足底筋膜炎」
足裏の神経が圧迫され痛みや痺れが起こる「モートン病」

そういった症状を発症する恐れもあるので注意してください。

過度な体重の増減

過度な体重の増減を繰り返すと、足の靭帯や腱が伸び縮みを繰り返すことになります。

特に注意が必要なのは、1年のうちに10キロ以上の増減を繰り返している方や、肥満体型の方。
靭帯や腱は筋肉とは違い、トレーニングなどで簡単に鍛えることができません。
そのため、一度痛めてしまうと中々症状を改善することは難しいです。

体重による足への負荷を感じるなら、負荷を軽減する機能のある靴が良いでしょう。
日頃からそういった工夫が必要となってきます。

足のサイズに合わない靴の着用

足のサイズや足の形に合わない靴を履くことは、足にとって何一つ良いことがありません。
足のアーチ崩れだけでなく、全身のトラブルを引き起こす原因となります。

足の大きさだけでなく、足には指の長さやアーチのバランスによって、様々な形があります。
自分の足の形を知らないまま、負担のかかる靴を履いている可能性もありますね。

足を健康に保つなら、自分の足のサイズや形について理解をしておくことが大切です。

足の形

・エジプト型・・・足の親指が全ての指の中で最も長いタイプ。
・ギリシャ型・・・足の指の中でも人差し指が最も長いタイプ。
・スクエア型・・・足の指の長さが全体的にそろっていて四角い形に見えるタイプ。
         特に靴選びの際は負担のない靴を選ぶことがおすすめ。

足のアーチによる種類

・ナチュラルアーチ型
 足のアーチ構造が整っていて、扁平足や開張足などになりにくいタイプ。
・ハイアーチ型
 土踏まずが上の方向に急なカーブとなっているタイプ。
・フラット型
 土踏まずが平らになっており、一般的には「扁平足」と呼ばれる足のタイプ。
 足のアーチが崩れているため、自分にあった靴を慎重に選ぶ必要がある。

加齢や女性ホルモンの減少

実は足のアーチは、女性ホルモンが減少する50歳ごろから崩れやすいとされています。
女性ホルモンであるエストロゲンが、筋肉量の維持や骨密度の低下を防ぐ働きがあるためです。

また、加齢による筋力の低下や靭帯や腱のゆるみも影響大。
更年期の女性は特に足のアーチ崩れが起きやすいとされています。

足のアーチが崩れているか確かめる方法

「足のアーチが崩れる生活習慣をしていたけれど、実際に崩れているか確かめる方法はある?」

足のアーチ崩れを正確にチェックしたいなら、病院での診察や、シューフィッターがいる靴屋での計測がおすすめです。

しかし、そんな時間を作るのはなかなか難しい。

そんな方のために、簡易的にではありますが・・・
足のアーチ崩れを判断するチェック方法について紹介します!

足や靴の違和感

これまでは平気だったのに、急に足や靴の違和感が出てきたという場合は要注意。

これらの違和感としては、以下のような症状が考えられます。

・つま先があたるようになってきた
・幅がきつく感じるようになった
・つま先や指の付け根にタコやマメができやすくなった
・くるぶしがあたるようになった
・踵があたる

履き心地の良かった靴を履いていても、急にこれらの症状や違和感が出てくることがあります。
その場合、足のアーチ崩れが起きている可能性大です。

靴底のすり減り方が左右非対称

靴底のすり減り方を見たときに、左右が非対称にすり減っている場合も要注意!

足のアーチが崩れて重心が片方の足に偏っている可能性があります。
または、体のバランス自体が崩れていることも考えられます。

靴のかかと全体がすり減っている

靴のかかと全体がすり減っていませんか?
その場合、前方への体重移動が上手くいっていない可能性があります。
つまり、重心が後ろにかかっているということですね。

足のアーチが崩れているがゆえにこういった歩き方になる方もいます。
歩き癖でついついかかとを引きずってしまう方もいるでしょう。

しかし、かかとを引きずる歩き方は猫背になりやすく、腰痛を引き起こします。
体にもスタイルにも悪影響を及ぼしますよ。

靴底の外側だけがすり減っている

靴底の外側だけがすり減るのは、重心を内側に移動できず、衝撃を十分に吸収出来ていないことが考えられます。
こういった方の中には、扁平足(偏平足)開張足を発症している方もいるでしょう。

扁平足(偏平足)開張足は足のアーチ崩れの典型的な例です。
見た目でも分かりやすいためぜひチェックしてみてください。

靴底の内側だけがすり減っている

靴底の内側だけがすり減るのは、足のアーチがかなり崩れている可能性があります。
かかと自体が傾いていることが原因の場合も多くあります。

足のアーチ崩れによってかかとが内側に傾いてしまう状態を外反足(回内足)と言います。
病院での治療が必要な場合も少なくないため、十分に注意してください。

まとめ

いかがでしたか。
足のアーチ崩れを引き起こす原因は、日常の何気ないところにあります。

扁平足、開張足、ハンマートゥや陥入爪、魚の目など。
足のアーチ崩れを放置してしまうと、困ったトラブルを引き起こしかねません。

日常に潜む足のアーチ崩れの原因を避けるよう、意識して生活してみてください。

もしすでにこういった症状にお悩みなら、今からでも遅くありません。
ぜひ一度、アンド・ステディでフットカウンセリングを受けてみてください。

足もとの問題は複合的に絡み合い、ひとつの足トラブルをとっても、原因は人それぞれ違います。

そのため、いろんな角度からしっかり調べる必要があるのです。

フットカウンセリングと計測を通して、本当に足に合ったサイズの靴を履いてみてください。

もう合わない靴を買えなくなります。
そして、足がぐっと押さえられ、アーチが支えられているという感覚は、一生モノの体験になりますよ。

扁平足も開張足も、改善します。

まず現状を確認して、どこまで改善が目指せるか、目標をしっかり確認することが重要です。

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