こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。
足が痛くないパンプス
そうゆうキャッチで、よく靴を売っています。
「6時間歩き続けても、大丈夫ですか?」
「ハイヒールでも、大丈夫ですか?」
どこまで求めるか、によって、回答は変わってくるのかもしれません。
目次
足が痛くないパンプスの選び方
足が痛くないパンプスの定義
おそらく皆さん、オフィスで、通勤で、パンプスを履く必要があるのでしょう。
または、冠婚葬祭などフォーマルな場で、黒のパンプスを履かざるを得ないなど。
そう考えると、
ヒールのあるパンプスを履いてまずは、4時間は足が痛くないこと
時間的には最低限これくらいかな、と思います。
丸1日痛くならないのは理想ですが、朝と晩では足も変化します。
ですから、靴だけに頼るのは少し難しいかなと思います。
足が痛くないパンプスは足と靴の相性、歩き方が大事
どんなによい靴でも、足と相性が良くなければ、足は痛くなります。
また、どんなによい靴でも、歩き方が良くなければ、足は痛くなります。
だから、最低限、あなたの足と歩き方を確認する必要があるでしょう。
足と歩き方の弱点があるのであれば、それを補ってあげればよいのです。
足を計測して、サイズ(足長)だけでなく、ワイズ(足囲)も出します。
ワイズは足のウエストとお考えください。
サイズとワイズの掛けあわせで、靴の「太さ」が決まります。
ワイズが「細い」「普通」「太い」。
それぞれ、選ぶブランドも変わってくることでしょう。
足が痛くならないパンプス、と謳われている靴でも、あなたの足と相性が合わなければ、それは痛いパンプスになってしまいます。
足と靴との相性、とはそうゆうことを指しています。
足が痛くならないパンプスのためには、あなたの足と歩き方が大事
これを是非覚えておいてくださいね。
足が痛くないパンプスには、オーダーメイドインソールも
もし、あなたの足と歩き方の弱点があれば、
足と歩き方を矯正するために、オーダーメイドインソールを製作する
というステップが必要かもしれません。
そして、足の左右差、歩き方の左右差、ほとんどの方がある弱点です。
左右差のない方は10%もいらっしゃいません。
左右同じお足は、800人に1名と言われているくらい希少。
少なくともこの左右差を埋めなくては、足が痛くないパンプスにはなりません。
人ぞれぞれ、足や歩き方のクセや左右差は微妙に違います。
そのポイントを探して、調整するのがインソールに必要な技術です。
24時間365日、足は常に変化し続ける
さらに、靴もインソールも、足に合わせたとしても、足の大きさは、
季節でも変わりますし、
朝夕で変わりますし、
食事でも変わりますし、
体調でも変わりますし、
運動量でも変わります。
まさに生き物。
それが、心地良いフィット感が長続きしない理由でもあります。
それでも、痛くないパンプスを手に入れることはできます。
この、足の変化率を小さくする=足を強くする=足に筋肉をつければいいのです。
脱げない靴に履き替えて、しっかり足指を使って歩くことで、足は強くなります。
足に合う靴を履くことで、足はどんどん強くなる
そんなに足って変わるの?という質問をいただきそうですが、答えは、
はい!足は1ヶ月あれば、変わります!
と申し上げておきます。
あまり知られていないことですが、
合う靴に履き替えるだけでも、足はどんどん締まります。
ですから当店では、1足目はストラップ付パンプスかレースアップ。
できればスニーカーをおすすめしています。
足が細くなって、靴は革が馴染んだら、すぐに緩い靴になってしまいます。
靴が脱げないためのストラップ、紐といった、調整機能のある靴だと理想です。
緩い靴は、足が痛くないパンプスには絶対にならないからです。
足が痛くないパンプスの前に、足を作る靴で歩くことが理想
繰り返しになりますが、足が痛くないパンプスを手に入れるためには、
1.足と歩き方をチェック
2.足のサイズ・ワイズを計測して、足に合う靴ブランドから靴を選ぶ
3.足と歩き方に弱点があればインソールで矯正、左右差も補整
わずかこの3ステップです。
そして、靴メーカーの立場、フットケアサロンを運営する立場からのおすすめは、
0.足に筋肉をつけるための歩きやすい靴に履き替えて、足を鍛える
本当はこのステップがあると、ありがたいな、と思うのです。
自分の足が強くなるのは、良いことだらけです。
痛みなく履ける靴の幅が、格段に広がります。
歩いても、疲れなくなります。
いろいろな体の不調が解消されます。
足は体の土台、足は全身を支配すると言われています。
少し整えてあげるだけで、これだけの効果・威力があることを是非ご理解ください。
足をつくるための靴と足が痛くないおしゃれパンプス。
目的によって、靴の履き分けがしっかりできることが、靴の文化なのだと思います。
残念ながら、日本にはまだ根付いていません。
まずは足に合う、歩きやすい靴に履き替えて、しっかり、強い、筋肉のある足を作るのがおすすめです。痛くないパンプスはそれからでも、遅くないと思います。