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疲れないパンプスと疲れないサンダルを手に入れる8つのポイント

疲れないサンダル

こんにちは。歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。

 

「ヒールのあるパンプスやサンダルを履くと、足が疲れる!足が痛くなる!」

そんなお悩みを抱えて、当店にお越しになるお客さまがとても多いです。

世間でも、外反母趾の原因はパンプスだ!とレッテルを貼られていますが、果たしてそうでしょうか?

フットカウンセリングを行う婦人靴メーカーの立場としては、

「疲れないパンプスもありますよ!」

と声を大にして申し上げます。

パンプスだけが悪者なのではありません。

そうは言っても、疲れるパンプスは履き続けたくないですよね。

足が痛くなったり、疲れたり、そんなパンプスやサンダルを履き続けることで起こりうるリスクは、こんなにたくさんあります。

 ・外反母趾が進
 ・魚の目ができる
 ・脚のむくみがひどくなる
 ・扁平足になってしまう
 ・ハイアーチになってしまう
 ・開張足になってしまう
 ・足裏にタコができる
 ・浮き指で正しく歩けない
 ・巻爪が痛くなる
 ・O脚がひどくなる

足が疲れるということは、つまり、足にとってよい靴ではないので、すぐに履き替えを検討しましょう。

足が疲れる本当の原因は、弱った足

ここで一度考えていただきたいことが、

足が疲れる原因は、靴だけが原因なのだろうか?

ということです。

足に無理をさせる靴は確かにあります。

でも、足が疲れるのは、靴だけの問題ではないケースの方が大多数です。

それは、そもそも足自体が弱っているという事実があるということ。

 

最近はホームステイ、リモートワークで歩く機会が激減し、弱くなってしまった足をよく見ます。

通勤時間が、足にとっての運動時間だったのですね。

弱った足にはどんな靴を履いても、疲れるし、痛くなるということなのです。

 

そして、朝から晩まで歩き続けたら、どんな健康な足の人でも疲れますし、痛くなります。

こうした物理的な問題があることも多いです。

 

選んでいるパンプスやサンダルと共に、ご自身の足の状態、歩行量を合わせて振り返ってみてください。

疲れないパンプスの選び方5つのポイント

それではいよいよ、疲れないパンプスの選び方を5つの視点からご紹介します。

1.構造のよい靴を選ぶこと

靴は、歩くと体重の3倍もの圧がかかる足を支える相棒であり、全体重を支えるお道具です。

この過酷な足をサポートして、楽にしてくれるのが、本来の靴の役割なのです。

でも、弱い構造の靴では、この過酷な環境に耐えられず、自分の筋肉だけで体を立たせなくてはいけません。

 

良い靴は、硬いところは硬く、柔らかいところは柔らかく仕上がっているものです。

そうでなければ、体重を支えれないからです。

つま先と踵はしっかり硬く、ワイズは曲がるよう柔らかい靴が、良い靴です。

ところが、大切な芯が抜かれていたり、廉価な素材を使われていたり、スリッパのような構造の靴が大量に流通しています。

こうした靴が、足が疲れる原因となっているのです。

2.ヒールは太め3cm~5cm

女性は、ぺたんこヒールよりも、5cmヒールの方が歩きやすい可能性が高いです。

なぜなら、重心が前にスライドするので、足が前に進みやすいのです。

男性に比べて筋肉量の少ない女性は、自前の筋肉だけで前進する力が弱いです。

そこで、ヒールの力を借りるのです。

バレエシューズのようなぺたんこ靴は、モデルが足を休めるための靴。

実は、一般女子には履きこなしに難しい靴なのです。

4.5cm程度が、前足部と後足部のバランスがベスト。

6cmヒール以上は、前足部に体重がかかりすぎるため、足指のつけ根に痛みがでやすくなります。


ピンヒールもやめておきましょう。

体のぐらつきを自分で調整できる体幹がある人はOKです。

3.本革の靴であること

本革は、動物の皮膚ですから、私たちの皮膚と同じく汗腺(かんせん)があり、呼吸をしています。

だから、蒸れにくいです。

そして、生きていますから、私たちの足にも馴染み、自分の足の形の靴に仕上げっていってくれます。

一度伸びても戻ろうとする力が働くのが、本革の真骨頂。

 

合皮もピンキリですが、安いものは通気性が悪く、馴染みにくく、一度伸びたら戻らないことが多いです。

ビーガンレザーと呼ばれる素材も間もなく日本に上陸予定で、本革よりも高価格だと聞いています。(2022年2月時点)

素材は、日進月歩の世界ですから、注目していきつつも、現時点では本革に軍配があがります。

4.すべらない中敷であること

中敷にも色々な素材があり、すべりやすいものが使われているパンプスもよく見かけます。

それが1番廉価なのですよね。

ヒール靴を履いていると、前にすべる力が働きますから、中敷でグリップしてもらえると、格段に疲れません。

足裏と靴の接触面である中敷、意外と肝なパーツだったりします。

5.自分の足に合うパンプスであること

これが一番大事なポイントかもしれません。

なぜなら、皆さん、大きすぎるパンプスを選んでいるからです

自分の足のサイズ、わかっていますか?
靴のサイズではないですよ。

自分サイズより大きいパンプスを履くと、怖いのが、

無意識に、脱げないように歩く

ようになることです。

すると、足が疲れる。足が痛くなる。

足をサポートするはずの靴が、足トラブルを招いてしまっているという、とても残念な現状になってしまっているのです。

必要な機能を備えている靴を選ぶこと、そして、自分の足を知ること

この5つのポイントを押さえていただければ、足の疲れは激減することでしょう。

疲れないサンダルさらに+3つのポイント

パンプスのポイントをご紹介してきましたが、サンダルはさらに合わせる難易度が高まります。

なぜなら、足とサンダルの接触面積が小さいから!です^^;

足が疲れる原因が増えますから、チェックポイントも増えるということ。

それでは、さらに見ていきましょう!

6.革・素材の量ができるだけ大きくたっぷりしていること

上記の通り、サンダルの鬼門は、足がむき出しになってしまう素材の小ささ、です。

そこを理解した上で、できるだけ足を覆ってくれるサンダルが、疲れないサンダルということになります。

例えば、紐だけで構成された華奢なサンダルよりも、グラディエーターサンダルのようなブーツ系の方が、格段に足は疲れなくなるということです。

7.甲まわりか踵のストラップで調整が効くこと

靴はすべからく調整が効いた方が、足にとってよい、疲れにくい靴になります。

サンダルでも、甲ストラップが安定しますね。

アンクルストラップは、前すべりには何の効能もありません。

紐でもよいですが、サンダルなので種類が少ないでしょう。

8.パンプスサイズより1~2サイズ小さいサンダルも試着してみよう!

少しだけ踵がソールよりも後ろにはみ出すのが、サンダルのベストフィッティングです。

踵があまっていると、ちょっと美しくありませんね。
大きすぎますし、歩きづらくなります。

例えば普段、23.5cmを履いている人は、ぜひ23.0cmや22.5cmにトライを。

メーカーにもよりますが、意外とちょうどよく履けたりするものです。

サンダル選びは、思い込みを取っ払った方がうまくいくケースが多いです。

ぜひチャレンジしてみてくださいね。

疲れないパンプスと疲れないサンダル選びのまとめ

いかがでしたか?

疲れないパンプスとサンダルを選ぶためには、靴の目利きが必要であること。

そして、弱すぎる足では疲れてしまうこと、多すぎる歩行量でも疲れてしまうこと。

1番のハードルになるのが、おそらく、

自分サイズを知って、自分の足に合うパンプスを選ぶこと

ではないでしょうか。

いずれも、当たり前のことですが、意外と実行できてないことが多いです。

 

足が痛いからと整形外科に駆け込む方も多いですが、何も問題は発見されないと思います。

なぜなら、足が疲れる原因はレントゲンには映らないからです。

パンプスを履いてると疲れるな~と思ったら、そのパンプスのサイズ、疑ってみてください。

あなたの足、本当はもっと小さいのかもしれませんよ。


疲れないパンプスを買うのではなくて、疲れないパンプスにあなたが仕上げる

そんな心づもりで取り組んでみてください。

1番の目的は、パンプスやサンダルを履いても疲れない足に整えるということなのです。

まずは自分サイズを知るために、足の計測と足に合う靴の体感をして、準備を整えましょう。