こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。
あなたの小指のタコも、きっとなくなりますよ!
まるごとベーシックプランで靴をつくられたMさま。
「どの靴を履いても足が痛い、小指のタコが特に。歩きやすい靴が欲しい」
というご要望でした。
フットカウンセリングでわかった現状
大きな課題は、歩き方にありました。
立ち姿勢も歩き方も外だおれがひどく、小指のタコは魚の目になりそうな気配が。
このまま歩いたら、小指の痛みが出てしまうだろうな、、、
小指を靴に押し付けて、潰してしまうだろうな、、、
そんな歩き方です。
アーチも落ちていて、足の容積は極めて大きくなっています。
脚だけでなく、足にむくみもあります。
足指はすべて縮こまり、伸びていないハンマートゥでした。
パンプスのオーダーメイドと並行して、足の改善策をご提案しました。
足に合うパンプスへの履き替えだけでは、改善することが難しいと判断したのです。
小指の痛みの原因と足・靴・歩き方の対策
まずは、テーピングケア指導とウォーキングレッスンをしっかり行いました。
立つだけで外に重心が流れてしまう外重心。
そして、歩いても外に重心が流れてしまう外軌道。
いずれも、テーピングで補整します。
「なんだか、真っ直ぐ地面に立ててる気がします!」
そうなんですよね^^
テーピングすると、いかに重心が安定していなかったか、が体感できるのです。
テーピングは毎日行うことを、お約束いただきました。
そして、スニーカーにパーソナルインソールを製作し、セット。
靴があれば、インソールが歩行の軌道を修正することができます。
ただし、「足に合っていること」が必要条件です。
ユルユルの靴にインソールをセットしても、効きません。
このスニーカーで歩き出したとたん、お客さまが笑い出しました。
「・・・(笑)。いつもいかに内ももを使っていないか、わかります。
歩くたびに自分で、自分の小指を、靴に押し付けていたんですね。痛みがでるはずです。
明日は内ももが、筋肉痛になりそうです(笑)」
いつもの脚・足の使い方を自覚いただけて、よかったです。
基本的にはこの靴の履き替えと歩き方の修正のみで、1ヶ月過ごしていただきました。
お客さまのご感想
1ヶ月後のフィッティングでご来店、こんなご感想をいただきました。
「小指のタコが、すっかり消えました!痛みも全然なくなっちゃったんですよ!今までずーっとあったのに、、、
靴と歩き方を変えただけですよ!信じられないくらい!ネイリストさんも驚いてましたよ!ホントすごい!」
こちらが嬉しくなるくらいの喜びようでいらっしゃいました!
よかったですね!
アンド・ステディからのアドバイス
小指がタコや魚の目で痛みがあると、どの靴を履いても痛いものです。
新しいパンプスを履いても、小指脇の革が伸びるまでは痛みますよね^^;
そして、伸びてからも、歩くたびに小指に圧がかかるから痛みます。
つまり、ずーっと小指の痛みは続く、ということ。
外重心と外軌道の歩き方を改善しない限り、です。
単純な話、小指に圧がかからなければ、痛みはでないということなのです。
小指の豆をつぶしたり、削ったりという対処療法で治療したわけではありません。
ただ、靴を履き替えて、正しく歩いただけです。
それでも、小指の痛みは消えていくのです。
小指の豆はどうしてできるのか?
小指はどうゆう時に痛くなるのか?
そこまで引いて、見て、考えれば、打てる手も明確になるのです。
Mさまも、最初は半信半疑だったのです^^
でも、お伝えしたことをしっかりと、確実に行ってくださいました。
だから、結果がでたのですね^^
実は初回カウンセリング後、Mさまからすぐに靴が4足届きました。
4足ともパーソナルインソールを製作して欲しい
というご要望だったのです(笑)
さすがにお足がないと難しいということをお伝えしましたが^^;
今回のご来店で製作しましたが、2足しかできませんでしたね。
理由は、靴の長さが不足しているから、です。
本当は24㎝の長さなのに、23㎝、23.5㎝の靴が含まれていたのです。
捨て寸が不足すると、指がしっかり伸びません。
指が使えなければ、正しく立てません、正しく歩けません。
そして、足裏の荷重バランスが悪いので、グラグラします。
こうした間違えた靴選びも、足に痛みを招く要因なんですね。
でも、ちょっと仕方ないかな、という気もします。
細足さんゆえ、普通の24㎝ではブカブカだから、サイズで調整していたのです。
細足の甲薄幅狭さんたちが陥りがちなお話ですから、是非ご注意くださいね^^
あなたの小指の痛みも、間違えた靴選びと歩き方によるものかもしれません。