こんにちは!
アンド・ステディです。
今回は、足の痛みについての記事をお届けします。
靴擦れや、足指の痛み、さらには膝の痛みなど。
女性なら一度は、靴を履くことによる痛みに悩まされたことがあるのでは。
例えば・・・
新品の靴を履いて外出したら、靴擦れが痛くて歩けなくなってしまったり。
お気に入りのパンプスを履くと、何故かいつも膝が痛くなってしまったり。
ちょっとぐらいの痛みなら・・・
と我慢して、痛い目をみたことがある人も多いのではないでしょうか。
痛みがあるということは、体のどこかが悲鳴を上げている、ということです。
いつも同じところが痛むようなら、一度原因について調べてみませんか?
今回の記事では、足の痛みによる特徴や症状について解説しています。
ぜひ、自分の足もとを見つめ直す参考にしてくださいね。
足の痛みを感じる症状は数多くあります。
軽く考えているうちに、深刻な足の病気やその他の症状を引き起こしてしまうことも。
そこで本記事では、足の痛みを感じた時に疑うべき、代表的な症状について紹介していきます。
一般にはあまり知られていない症状についてもご紹介します。
「最近足に違和感がではじめた・・・」
「ずっと慢性的に足に痛みがある」
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
扁平足とは、足の裏にある土踏まずが潰れ、足裏が平らになった状態のこと。
足の変形の中でも特に代表的な症状です。
年齢による腱の変性や体重の負荷によって、高齢の方は特に発症していることが多いです。
症状としては、立ったり歩いたりする時に体が安定しにくいことがあります。
また、足が疲れやすいという特徴もありますね。
足の衝撃を吸収する力が弱くなっていることが原因と考えられます。
【チェック方法】
椅子などに座った状態で、土踏まずの下に指やボールペンが入るか試してみましょう。
このとき、ボールペンや指が入る隙間がない場合、扁平足になっている可能性があります。
外反母趾とは、足の親指が小指側に「くの字」に変形する状態を指します。
合わない靴や過度な運動といった足への負担が主な原因です。
酷くなると手術が必要となる場合があります。
症状としては、変形した親指が靴との接触で炎症を起こし、歩行時に痛みを感じるようになります。
【チェック方法】
・親指が人差し指の方に曲がってきている
・親指の付け根が靴に当たって痛む
このような場合、外反母趾を発症している可能性があります。
内反小趾とは、小指が内側に曲がってしまった状態を指します。
外反母趾の小指版ですね。
足のアーチ崩れによって発症しやすくなります。
歩くと小指の付け根が痛んだり、O脚やX脚などの症状がでることもあります。
【チェック方法】
・小指が親指の方に曲がっている
・小指の付け根が外側に出っぱっている
・小指の付け根が腫れて赤くなっている
このような場合、内反小趾を発症している可能性があります。
外反足(回内足)とは、踵が内側へ向いている状態のことを指します。
本来、足裏の内側に体重がかかることで、地面からの衝撃を吸収し体を守ってくれています。
しかし外反足になると過度に足が内側に入ってしまい、膝や股関節周囲に大きな負担がかかってしまうことがあります。
そのため症状としては、歩行時の痛みなどがあります。
【チェック方法】
・足を揃えて真直ぐ立った時に膝が内側を向いている
・靴のかかとの部分が内側に型崩れしやすい
・歩行中に膝が内側に折れる癖がある
このような場合は、外反足を発症している可能性があります。
腱鞘炎といえば手のイメージがありますが、足も腱鞘炎になることがあります。
激しい運動や足に合わない靴の着用などにより、足に強い負担がかかってしまうことが原因です。
症状としては、普段から足の甲が痛くなったり、歩く、走る、跳ぶの動作で足の甲に痛みが出ます。また、足の親指に力が入らないといったものがあります。
【チェック方法】
・親指を伸ばしたり曲げたりすると痛む
・足の甲に痛みや腫れがある
このような場合は、足に腱鞘炎を発症している可能性があります。
骨組織の同一部位に、軽微な外力が繰り返し加えられた結果、生じる骨折の総称です。
ほとんどの場合、長時間の運動や激しい運動を行った後に足の前部に痛みが生じます。
また、運動をやめるとすぐに治まるという特徴があります。
そのまま運動を続けてしまうと、痛みが現れるタイミングがどんどん早くなっていきます。
場合によっては、運動できなくなるほど強い痛みが生じることも。
【チェック方法】
・継続的に運動をしていて、運動時・動作時のみに痛みを感じる
また、その後安静にしていても痛みを感じる
このような場合は、疲労骨折している可能性があります。
股関節を形成している関節軟骨や骨が傷み、股関節痛や機能障害を引き起こす病態です。
主な症状として、股関節(脚の付け根)の痛みと機能の障害があります。
股関節の動く範囲が狭まると、日常生活に支障をきたすことも。
特に、長い時間立ったり歩いたりすることが困難になるという特徴があります。
【チェック方法】
・足の爪を切ると痛みが出る
・靴下を履こうとすると痛みが出る
・歩き出すとき股関節に違和感がある
・股関節が痛くて歩くことができない
このような場合は、形性股関節症を発症している可能性があります。
足底腱膜炎とは、足の裏にある足底腱膜と呼ばれる組織に炎症が起こることを指します。
足底腱膜やかかとなどの足の裏に負担がかかると炎症が起こるとされています。
主に陸上競技・球技などのスポーツをする方に多い症状ですね。
足底筋膜炎の代表的な症状としては、朝起きてから、あるいはしばらく休んでからの第一歩目に強い痛みが出やすいことが挙げられます。
【チェック方法】
いすに座り、片足をひざの上にのせ足の親指を反らせてみてください。
足の裏や、とくにかかとの骨の前を指で押すと痛みを感じる場合は、足底腱膜炎の可能性があります。
足指へと向かう神経が、足指の付け根の部位で圧迫を受けることで生じる神経障害です。
神経が圧迫される原因は、つま先が細くヒールが高い靴を履くことや、外反母趾などがあります。
しびれ、疼痛、灼熱痛など、人によって様々な神経症状が現れることが特徴です。
【チェック方法】
足指の付け根の部位で、足を横から挟むように圧迫して疼痛が生じるならば、モートン病を発症している可能性があります。
坐骨神経痛は、お尻から足につながる坐骨神経に沿って起こる痛みやしびれのことです。
特に中高年の方に多くみられる症状です。
お尻や太もも、すね、ふくらはぎ、脚にかけて、鋭くしびれるような痛みがあります。
またふくらはぎの張り、冷感や灼熱感、締めつけ感などが現れることも。
【チェック方法】
・腰が痛いだけでなくお尻や足にしびれを感じる
・前屈すると腰痛がひどくなる
・腰を後ろに反らせると痛みがひどくなる
このような場合は、坐骨神経痛になっている可能性があります。
今回紹介したのは足の痛みを生じる症状のごく一部です。
多くの場合、足への過度な負担が原因となっています。
こういった症状を発症し悩まされないためには、痛みやしびれを放置しないこと。
特に「足への負担をかけない」ことを意識することがとても大切です。
足に負担をかける行動としては
・足に合わない靴を履く
・足に負担のかかる過度なトレーニングをする
・肥満
・運動不足
などの原因があります。
これらは日常生活で意識することで改善できることばかりです。
これからも元気に歩き続けるために、できるだけ足には問題を抱えたくないですよね。
そのためには、まずこれらの生活習慣を見直すことが大事です。
そして、足に負担を掛けない靴を履くためには、まず足を知ること。
そのためには、足の計測が必要です。
日本人は足の計測をしたことがない人がほとんどだと言われています。
一度は正しい足の状態を知っておくべきでしょう。
そして、スポーツをされている方なら、日常的にトレーニングを行うこともあるかもしれません。
しかし、肥満状態だったり、運動不足の方が急にトレーニングを始めると、逆に痛めてしまうことになりかねません。
それを防ぐためには、毎日、徐々に、運動量を増やしていくことをおすすめします。
軽くストレッチを行いつつ、負担の少ないウォーキングから始めるのが良いでしょう。
足に合った正しいサイズの靴を履いて、質の良い運動を行えば、体も足も健康に近づきます。
だから、足の計測、正しいサイズの靴、ウォーキングレッスンがセットになったプランが理にかなっているのです。
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