こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。
お客さまから嬉しいお声をいただきました!
まるごと&Steadyで靴だけでなく、歩き方をしっかり学ばれたSさまです。
もともとのご相談は、
「毎朝、駅まで歩くのが辛いくらい、足が痛いのです。
わずか10分ほどの距離なのに、、、
足の痛みが出たのは、ここ1年ほどの話です。
立ち仕事というわけでもありません。
痛いのは、足の指先と足の裏、時にはふくらはぎもです。
しびれも時々、むくみを感じることもあります。
どうしたら足の痛みを改善できるのでしょうか?
靴を変えるだけではダメな気がして、歩き方もお願いしたいのです。」
というもの。
靴だけでなく、足の改善を視野にいれてのご相談はありがたいです。
フットカウンセリングでわかった現状
足もとを拝見すると、ハイヒール特有の三角足。
そして、開張足、浮き指、ハンマートゥ、小指のタコ。
親指の付け根が少し曲がり始めているのが、気になります。
さらに、このままでは外反母趾に発展しそうな、歩き方。
特に内股のクセが非常に強いです。
痛みがあるためか、すり足の歩き方になっていました。
それもそのはず。
足の測定では21.5cmなのに、23cmの靴を履いていたのですから!
小さい足に、大きすぎる靴を履いていたのです。
小さい足に、大きい靴を履くとどうなるか。
靴が脱げないように内股で、靴が脱げないようにすり足で歩くことになります。
靴のかかとの減り方も、引きずり具合が相当なものでした。
これは、
靴に悪い歩き方をさせられていた
という典型例です。
足に痛みが出て当然、足が無理をしているからです。
外反母趾に痛みが出ていないのは不幸中の幸いでした・・・
小さい足の方に向けた足・靴・歩き方の対策
まずは、足にフィットする靴の感覚を体感いただきます。
もう23cmの靴なんて選べなくなりますから。
小さい、細い足に合わせて、試着用の靴を準備します。
さらに、いつも履いているスニーカーに、インソールを製作してセット。
そして、足の正しいポジションを体に覚え込ませるためのウォーキングレッスン。
むくみが流れて、甲が細くなっていく様子に、驚いていました^^
歩くだけで、左右差も整ってきました。
なんとか足に合う靴、正しい歩き方を体感できたようです。
お客さまのご感想
そんなSさまからいただいたメールです。
「幅広だと思っていた自分の足が、小さい、細いと知って、まずびっくりしました。
そして、
「こんなに細い形のパンプスがあるの?」
というくらい細身のパンプスを履いたら、楽に歩けてさらにびっくりしました。
足に靴がついてくる感覚は、初めてでした。
そして、足が全然痛くなくなりました。あんなに小さい細い靴なのに。
足の痛みも痺れも、まったくといっていいほど、でません。
正しい歩き方はこんなに疲れるものか。
インソールはこんなに気持ちがいいものかと、とにかく知らないことばかりでした。
私の質問に対しても、丁寧に教えていただき、本当によかったです。
どうもありがとうございました。
次回は、歩くためのスニーカーのインソールをつくってもらいに伺います。」
アンド・ステディからのアドバイス
自分の足に対して疑問だらけだったSさま。
フットカウンセリングの中で、「疑問が解消した!」と晴々した表情が印象的でした。
今では、おうちにある靴のほどんどにインソールを施していらっしゃいます。
小さい足に対して、すべての靴が大きすぎるそうです。
早くすべての靴の履き替えができるといいですね!
「足は体を司る(つかさどる)」と言われます。
その足を司るのは、実は、靴。
「靴は体を司る」と考えてもいいかもしれませんね。
足の痛みには、必ず原因があるはずです。
原因がわかれば、対策も立てることができるのです。
何ごとも、まずは足の測定から。
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