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親指や小指が痛いなら、前すべりで浮き指になっているのかも

幅広靴でも足が痛い、足が痛くならない靴が見つからない理由

こんにちは!アンド・ステディです。

梅雨になって、雨が降ったり止んだり。
高温多湿でじめじめして、外出がイヤになってしまう季節ですね。

しかしそんな時こそ大切なのが、水分補給!

空気中にある水分も多いですが、体から出ていく水分もかなり多いのです。

こまめに水分を取って、この暑さを乗り越えていきましょう。

さて、「浮き指」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

「浮き指」または「浮き足」と呼ばれることもあります。

 

「浮き指」とは言葉の通り、足の指が浮いている状態のことを指します。

そして実は、「浮き指」は気付かないうちになっている方がほとんどなのです。
自分の足の指が浮いているかどうかなんて、普通は気にすることもないですからね。

でも、だからこそ。
皆さまに知っていただきたいお話です。

お悩みコラムで何度も取り上げてきたテーマではありますが、改めて解説していきますね。

まずはじめに、なんのために足の指があるのか、ということから考えてみましょう。

手の指は、何かを持ったり掴んだりするためにありますよね。

では、足の指で何かを持ったり、掴んだりすることはあるでしょうか?
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実は、あります。

足の指も、持ったり掴んだりするためにあるのです。

皆さまおわかりでしょうか?

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そう、地面です!

正確に言いますと、靴の底や、床、地面のことです。

足の指が地面をぐっと掴むことによって、踏ん張ったり、体のバランスを取っているのです。

本当かなあ?と疑ってしまう方は、ぜひ次のことを試してみてください。

①足指を浮かせた状態
②足指を地面につけて、ぐっと力を入れた状態

①と②で片足立ちをしてみて、どちらの方が長く立ち続けられるでしょうか?
1分間を目安にやってみてくださいね!
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ちなみに自分でもやってみたところ、足指を浮かせた状態だと20秒でギブアップでした^^;

何より、足全体に余計な力が入ってしまい、ものすごく疲れてしまいました・・・。
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もしこれで、②の方が長く立ち続けられた、という結果になった場合。
すでに足指が浮いている状態に慣れてしまっている、ということも考えられます。

本来、足の指で地面をぐっと掴むことで、立つことや歩行を楽にしてくれているのです。

足の指がいかに大事なパーツなのか、わかっていただけたでしょうか。

パンプスでもスニーカーでも小指が痛い

さて、パンプスやスニーカー、それ以外でも構いません。

どんな靴を履いても、歩いていると親指や小指が痛くなる。
そんなことはありませんか?
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その原因は、ズバリ。
足に合った靴を履いていないから、です。
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靴屋さんで足を入れて、試しに数歩だけ歩いて「自分の足に合っている」と判断していませんか?

買ったその日に履ける靴は緩い靴、なのです。
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はじめはちょうど良いサイズだと思っていても、実際に履いて歩いているうちに、どんどん緩くなっていきますよ。

そして靴が緩くなると、靴の中で足が動いてしまいます。

踵は靴擦れを起こし、歩くたびにパカパカ。
足指はつま先にぎゅっと押し込まれ、親指も小指も靴の内側に当たり、動くたびにこすれます。

「親指と小指が当たるということは、靴が小さいんだ!」と思われるかもしれません。

でもそれは大間違い!

ゆるいから、大きいから、足指がつま先に押し込まれるのです。
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当然これは、パンプスでもスニーカーでも、合わない靴を履いていれば同じこと。

そして、足指が動かない状態で歩き続けるから、足指を使わない歩き方に慣れてしまうのです。

足指を使わない歩き方に慣れてしまうと、逆に足指をうまく使うことができなくなります。

使わない、から、使えない、に変わってしまうのです。

これが、「浮き指」になってしまうメカニズムです。

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確かに、足指を使わなくても歩くことはできます。

でも踏ん張ったり、体のバランスを取ることが難しくなるから、体がふらふら、とても不安定になります。

「最近、電車に乗っていると、立っていられなくなるんです」

そう言われるお客さまが本当に多いです。
実際足を拝見してみると、ほとんどの方が浮き指になっていますね。

歩いていると、右に左に、ふらふら。

そんな方も、浮き指を疑った方が良いかもしれません。

自分では意外と気付けない浮き指

足の指の大切さ、わかっていただけたでしょうか。

浮き指の恐ろしいところは、「自分だけでは気付きにくい」というところにあります。

自分の中で当たり前になっていると、違和感がなくなってしまうからです。


さてそこで、アンド・ステディのまるごとベーシックプランについてさらっとご紹介します。

まるごとベーシックプランでは、テーピングとウォーキングレッスンを行っています。
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テーピングの前に、いつも通り歩いていただきます。

「足の指は地面についてますか?」と聞いてみると・・・

「えーと、わかりません^^;」

ほとんどの方がそう言われます。
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普段から足の指が地面についていないから、踏ん張ったりする感覚がそもそもわからないのです。

でも、そんな足にテーピングを行い、再度歩いていただくと・・

「あっ!さっきと全然違う!足の指が地面についてます!
足指が地面を掴むって、こういうことなんですね!」

これも、ほとんどの方が言われることです^^
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感覚がわからないなら、それを知ってもらえばいいのです。

浮き指かどうかわかっていただくためには、実はこれが一番近道なんですね。
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そしてこれは、靴の試着も同じこと。

自分の足に合った靴の感覚がわからない、知らないなら、実際に履いてもらって体感・体験してもらうことが大事
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人間、実際に自分で体験してみないとなかなか信じられないものですからね!


もしかしたら、自分の足も浮き指かも?

不安に思っているなら、ぜひ一度、まるごとベーシックプランを受けてみてくださいね。

浮き指は改善できる?対策は?

さて、浮き指の症状についてざっくり説明させていただきました。

もっと詳しく浮き指のことについて知りたいなら、ぜひ他の記事もご覧になってみてください。

浮き指疑惑がある方に、ぜひ読んでいただきたい記事がこちら。

「浮き指は改善できます」

なぜなら、足は変わるものだから、です。
どうすれば足を変えることが出来るのか、詳しく説明しています。

こちらの記事では、浮き指のお客さまが実際にテーピングを行って、どういう変化が起きたのか、さらに詳しく説明していますよ。

足の指を地面につけてくれるだけでなく、歩き方を矯正してくれたり、幅広い効果があるテーピング。
ぜひ一度お試しくださいね。

幅広靴は浮き指、扁平足、開張足から外反母趾を育てるダメ靴

さてこちらでは、動画で浮き指のことについてお話しています。

最近リリースしたばかりの、andsteadyWalkingソールを使ったローファーのご紹介もしています♪

いろんな情報がぎっしり詰まった内容になっています。
リラックスしてくつろげるタイミングで、ゆっくりご覧くださいね。

浮き指を予防するために必要なこと

いかがでしたでしょうか?

正しく立てない、歩けない背景には、浮き指があるかもしれません。

もし浮き指かもしれないと思ったら、早めに対策を取ることが大事です。

1.自分に合った靴に履き替える
2.正しい姿勢で、正しく歩く

これが、最善策と言えるでしょう。
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足は、良くも悪くも、歩けば歩くほど変化します。

正しい靴、正しい歩き方をすれば、足指もしっかり伸びていきます。

この機会に、靴・足・歩き方をまとめて見直してみませんか?
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足の計測と、フットプリントで自分の足の状態を知ることから始めましょう。

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