美脚の天敵、ふくらはぎのむくみ。
美しい足づくりのためには、徹底排除したいお悩みです。
「ふくらはぎがむくんで仕方がない」
「上半身のわりに、ふくらはぎがたくましい」
「万年むくみっぱなしで、すっきりしたふくらはぎは見たことない」
そんなお悩みはありませんか?
ふくらはぎのむくみを流す解消法は、実はとっても簡単。
その方法を理解して、実践するだけで、むくみだけでなく、冷え解消や脚やせまでも期待できるのです。
それではまず、ふくらはぎがむくんでしまう原因から紐解いていきましょう。
ふくらはぎがむくむのはナゼ?
むくみは、余分な水分や老廃物が溜まっている状態です。
本来ふくらはぎが持つ血流を心臓へと戻すポンプ機能があらゆる理由で弱くなってしまい、その結果心臓に戻れなくなった静脈血が静脈内で圧を高めてしまうので、毛細血管から水分が滲みでてしまっているのです。
ふくらはぎのポンプ機能は、第2の心臓と呼ばれているくらい重要。
二足歩行の人間が血行不良を起こさないのは、ふくらはぎのお陰 だからです。
そして、ふくらはぎのむくみの9割がこのポンプ機能の低下だと言われているのです。
体にとって不要物を排出する機能という意味では、ふくらはぎと腎臓は一緒。
腎臓が弱ると、尿がでにくくなりますね。
ふくらはぎのポンプが弱っているのは、それと同じ状態ということです。
おしっこがふくらはぎに溜まっている と表現すると、わかりやすいかもしれません。
マッサージやツボ押しは根本解決にならない?
ふくらはぎのむくみを流す解消法はいろいろあります。
よく知られているのが、マッサージやツボ押しなど。
このむくみを改善する方法は、確かにその直後は足が軽くなったような気がして、なんとなくむくみも改善されたような気がしているかと思います。
しかし、実はそれは、その場しのぎに過ぎません。
リンパを流してむくみを取ること自体は、とても身体には良い事なのですが、そのむくみは翌日から数日後にまた復活しているという方が多いようです。
毎日のケアとして、マッサージやツボ押しをするのはとても良いことです。
でも、それだけは根本的な解決には至らないことをぜひ覚えておいて下さい。
ふくらはぎのむくみ改善には歩き方の見直しが必要
では、根本的に解決するにはどうしたら良いのか。
それは「歩き方を見直す」という事がとても有効なのです。
ふくらはぎをしっかり使って、歩く。
ふくらはぎの筋肉を使う歩き方をのためには、意識がとても大切。手順として、
- ・足を前に出した時に、膝を伸ばして踵から地面に着地するようにする
- この時につま先は15度をキープ、上に向け過ぎないのがポイントです。
- ・後ろ足は足指で地面を押して、体を前に進めるイメージで体重移動する
- 地面を蹴って歩くのではなく、地面を押すことを意識しましょう。
本当に少しの意識だけでも、ふくらはぎはしっかり動いてくれます。
ふくらはぎの筋肉を使えば、ポンプ機能の改善にも繋がる。
きちんと、正しく歩くことは、足のむくみにはとても効果的なのです。
人間は本来、歩くだけで足のむくみを流せる仕組を体に持っているからです。
まずは靴から見直そう
ハイヒールやピンヒール、厚底靴はNG。
ふくらはぎを動かす歩き方には、適しません。
重心のバランスが取りにくい靴や足に合わない靴など難しいでしょう。
荷重がバランスよく分散し、足裏全体を使って歩行できるような靴を選びましょう。
自分にあった靴を履くと、背筋も伸びて姿勢も良くなります。
結果、全身の血流もよくなり、足のむくみも改善されていくのです。
足のむくみを流すには、正しい靴を選び、正しい姿勢で歩くことが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
ふくらはぎを動かすことの大切さをご理解いただけたのではないでしょうか。
一見地味に見えますが、ふくらはぎのむくみ解消のためには、
・むくんでからの対症療法ではなく、根本療法を目指すこと
・足がむくまないように、正しく歩くこと
・正しく歩くために、無理なく、無駄なく、足を動かせる靴が必要
この3ステップを実行することが、むくみ改善の大きなポイントとなります。