こんにちは！歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。
「私の足は幅が広くて・・・
いつも3Eの靴を履いてますが、フィットしません。
甲高ですし、足がいつも痛いのは当たり前。
小指は爪がない状態です。
本当に自分の足に合ういい靴が欲しいんです。
もうオーダーメイドしかないと思って、伺いました。」
足もとセルフケアをご予約いただいたM様です。
こちらの動画では、2Eのパンプスと、AAAAAのパンプスを比較しています。
おそらく、見たことがない人がほとんどでしょう。
全然違うことがわかると思います。
ぜひご覧ください。
フットカウンセリングでわかった足のワイズ
まず、フットカウンセリングで、足の状態を見ていきます。
足の測定をすると、足の幅、ワイズ（足囲）は、3Eもありません。
せいぜいＢ～Ｃといったところ。
甲高ということもありません。
ワイズＢだから、EEEの靴が合わないのは当然です。
このギャップが、合う靴がない理由の１つです。
そして足の筋力が落ちているので、ワイズＤから始めた方がよさそうなお足です。
偏平足・外反母趾も併発していました。
大きい靴の弊害です。
足と靴のフィット感がないから、靴の中で足が動き続けてきたのでしょう。
甲が高い靴は逆効果です。
大きすぎる靴を履いていたから、フィット感が得られなかったのです。
そして、足トラブルを引き起こしてしまっていたのです。
自分の足が甲高で、幅が広いと思っている方の8割は、残念ながら思い込みです。
たいていの方は、ワイズD以下のお足です。
幅広足さんに向けた足・靴・歩き方の対策
試しに当店でつくっている靴を２足、履いていただきました。
ワイズB～Cのものと、ワイズC～Dのもの。
若干きつく感じるかも知れませんが、ワイズは締めてこそ、です。
ゆとりがあり過ぎる靴を履くよりも、よほど足に良いです。
「わ～こんな細いパンプスが履けるんですか？」
と最初はおっかなびっくり。
今回のパンプスはヒールが高すぎるので、 おすすめしませんでした。
「早く良い靴を買いに行きたい！」
良い靴の選び方を、事細かくお伝えさせていただきました。
「靴の構造をもっと知りたい！」
というご要望もあり、靴を分解してしまいました。
ヒールのクギ隠しとか、シャンクという鉄板とか。
普段は目に触れない部分までしっかり説明させていただきました。
さらに、筋力がなくなってしまった足を鍛えるために、テーピング。
そして、ウォーキングレッスンで筋肉の使い方を体感いただきました。
足に合う靴を試着した、お客さまのご感想
そして、、、１週間後。
靴選び、大成功されたそうです！
本当によかった！
３足もお気に入りの靴が見つかったと、嬉しさ溢れるメールをいただきました。
「次回はこの靴に、パーソナルインソールを作ってください。
自分の足にピッタリの靴に仕上げたいと思います。」
かしこまりました！
いつでも出来るよう準備してお待ちしていますね。
足に合うワイズの靴をみつけるためのアドバイス
自分は甲高で幅が広い足だ。
そう思ってる方の９割は、細足さんです。
当店にご来店される時点で、甲高幅広足さんではない確率が高いでしょう。
なぜなら、市販の靴は、幅広靴が多いからです。
市販の靴で問題なければ、足や靴の問題を調べませんよね＾＾
ましてや、靴をオーダーメイドするなんて、発想が生まれません。
靴のお悩みがあるということは、細足さんの可能性が高いということ。
執筆者：小野崎記子
くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ 代表
株式会社オノザキ・有限会社アクスト 代表取締役
大学卒業後、経営コンサルティング会社勤務。
2005年4月、浅草の靴メーカー代表に就任。カウンセリング重視のオーダーメイドシューズサロンが足トラブルに悩む女性たちから大きな支持を得て、東京、梅田、天神の３直営店を運営中。着物スニーカーを企画・開発、東京都の支援事業として2020年、海外進出を果たす。
商品・サービス開発・WEB集客・人材採用のコンサルティングを手掛ける傍ら、YouTube・InstagramなどのSNS発信、講演、雑誌の執筆も意欲的に行い、活動の幅を広げ続けている。
