こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。
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先日実家で、ある通販のカタログを何気なく見ていました。
いろいろな商品があるんですねぇ。
家具もあれば、お洋服、チケットなんかも販売してるそうで。
靴のページも4ページほどあり、とても充実していました。
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でも・・・
そのページには、幅広靴ばかりが掲載されていたのです。
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今回はこのカタログを振り返りながら、靴と足のお話をしたいと思います。
こちらの動画では、外反母趾でお悩みのご相談にお答えしています。
外反母趾でお悩みの人ほど、自分の足を幅広だと思い込みやすいのです。
でもそれは、本当でしょうか。
もしかしてその足は、幅広になってしまった足なのかもしれません。
思い当たることがあるなら、ぜひご覧くださいね。
そのカタログでは、婦人靴4ページのうち、ほぼすべてが3Eでした。
そして、4Eもある。
・・・という具合の商品構成でした。
パンプスも、サンダルも。
ローファーも、スニーカーも。
幅広靴の証、3Eの刻印がされています。
うーん・・・
日本人の足って、そんなに幅広くないですよ?
いったい誰が履くのだろう・・・というのが、単純な疑問です。
皆さんも聞いたことがあるかもしれません。
日本人の足は、甲が高くて、幅が広い。
甲高幅広だ。
・・・でも。
そんな神話はとっくの昔に崩壊しています。
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日本人の身長は伸びていっています。
食生活も生活習慣も、欧米化しているからです。
環境変化の中で体が変わっていく。
なのに足だけ変わらない。
なんてことは、ないのです。
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足も欧米化して当然。
甲高幅広足の持ち主は、団塊の世代くらいまでだと思います。
特に最近の若い世代には、ワイズB以下の細い足が主流。
そう言っていいかもしれません。
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ワイズBって、聞いたことありますか?
3Eや4Eより細くて、さらに細いEEやEよりもっと細い。
かなり細いワイズのことです。
甲高幅広とは真逆の、甲薄幅細(甲低幅狭)の細足。
さらに言えば、こんにゃく足。
こんにゃくのように柔らかいお足のことです。
ギュッと足を握ると、どこまでも締まっていく。
柔らかくて、弱い足。
「むっちりしていらっしゃるなぁ」
そう感じる方でも、たいていEEで収まります。
そして、細足さんに幅広靴を履かせると、何が起きるか?
それは・・・
靴の踵が脱げないように歩く
足が前にすべらないように指に力を入れて歩く
これがすべての、足トラブルの始まり。
そう言っても過言ではありません。
先日もご紹介した、NHKの「アインシュタインの眼」。
その放送でも、
履きやすさと歩きやすさは違う
と結論付けていました。
まさにその通り。
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ワイズの大きいゆるい靴を履いてしまうと、横アーチがつくられません。
そして横アーチが低下した開張足のまま、足が靴に収まることになってしまうのです。
地面をつかんで踏ん張るという、足の大事な機能。
その足指の機能は失われたまま。
それが、幅広靴、EEEやEEEE靴の大きな、大きな罪なのです。
幅広の靴は、足と靴がピッタリとは合いません。
だから、足が靴の中で、いつも動いてしまいます。
そして、これが外反母趾になる原因の1つ。
幅広靴は動く足を止めてくれません。
だから、足は内側へ、外側へ、グラグラ動きます。
結果、歩くたびに、母趾ばかり使う歩き方を誘発してしまうのです。
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足は体の土台です。
体が不安定だったら、体も不安定になります。
外側に向かおうとする体を、内側に戻そうと、脚の外側に無駄な筋肉がつきます。
それが、O脚・XO脚の原因。
O脚になったら最後。
重心はより外側へ、外側へ、流れていくことになるのです。
怖いのは、足トラブルだけで収まらないこと。
全身へのトラブルを引き起こすのが、足、なのです。
足は体の土台です。
だから体すべてに影響は派生します。
むくみなどのふくらはぎ問題だけに留まりません。
腰痛、肩こりまで引き起こします。
歩くと、なんだか、とにかく疲れる
この状態になる前に、靴の見直しをおすすめします。
もう一度、問います。
皆さん、本当にそんなに幅広足なのでしょうか?
皆さん、ご自分のサイズ・ワイズ、本当に知っていますか?
皆さん、自分の足のことを実はよく知りません。
自分の足より大きいサイズを履いている。
そんな女性が、実に80%以上!
というお話をしていますが、 ワイズでも同様のことが言えるのだと思います。
ぜひご家族やお友達に協力してもらいながら、自分の足を採寸してみてください。
きっと1ワイズ、2ワイズ小さいと思いますよ。
自分の足を守るためには、幅広靴を捨てる勇気も必要です。
ご自分だけで自信が持てなければ、ぜひ当店までお越しください。
フットプリント、お足の計測、歩き方のチェックから始めさせていただきます。
自分の足のことを知ること。
これが、足を守る、最初のステップなのです。
くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ 代表
株式会社オノザキ・有限会社アクスト 代表取締役
大学卒業後、経営コンサルティング会社勤務。
2005年4月、浅草の靴メーカー代表に就任。カウンセリング重視のオーダーメイドシューズサロンが足トラブルに悩む女性たちから大きな支持を得て、東京、梅田、天神の3直営店を運営中。着物スニーカーを企画・開発、東京都の支援事業として2020年、海外進出を果たす。
商品・サービス開発・WEB集客・人材採用のコンサルティングを手掛ける傍ら、YouTube・InstagramなどのSNS発信、講演、雑誌の執筆も意欲的に行い、活動の幅を広げ続けている。
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