Scroll Top
19th Ave New York, NY 95822, USA

腰痛を予防する靴の正しい選び方、重心を前だけに運ぶ歩き方

こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。

ここのところ札幌、福岡、大阪と、遠方のお客さまのご来店が立て続きました。
本当にありがたい限りです^^

こちらの動画では、体の痛みにお悩みの方の相談に答えています。

病院や整体へ行っても、原因がわからない。
実は、体の痛みの原因は靴だった。

そんな人が増えています。

気付かないうちに、靴で体を壊しているかもしれません。

思い当たることがあるなら、ぜひ一度、ご覧になってくださいね。

腰痛、細足さん、横揺れする歩き方が共通点

遠方から東京までいらした意識の高いお客さまたち3名。

カウンセリングで共通していたことがいくつかありました。

まず、

「私、腰痛持ちなんです」

ひどい方は、首も痛くなるとか。

そして、もう1つの共通点。

足のワイズがA以下の甲低幅狭の細足さん

ということ。

腰痛、細足さん、さらにもう1つの共通点は?

細足さんたちは、そもそも、足と靴がフィットしません。
だから当店にいらっしゃるわけです。

靴に歩かされていることが日常

となっているのです。

体にいいはずないですね・・・

ゆらゆらと内側へ、外側へ。
揺れながら歩く、歩き方。

この歩き方もまた、大きな共通点です。

腰痛の原因となる歩き方

細足さんたちが、合わない靴を履いて、歩くと、腰痛になる。

共通点を追うと、そんな流れになります。
歩くことが腰痛を引き起こしているのですね。

それでは、一体どんな歩き方をしているのでしょうか?

細足さんは、ほぼ90%の確率で、外反足

外反足とは、後ろからみると、踵の骨がハの字に傾いていること。

そもそも、地面に対して、まっすぐ立てていないのです。

だから、

足が外側へ、内側へ、グラグラしながら歩く。

わけです。
これが細足さんたちの腰痛の原因。

そして、このぐらつきを止めれば、腰痛予防になるということなのです。

簡単に言えば、

重心をまっすぐ前だけに運んであげる歩き方

これが腰痛を予防する歩き方ということになります。

腰痛の予防となる靴の選び方

ここでいよいよ、靴の出番です。

足に合う靴は、このぐらつきを靴で止めてあげることができます。

サイズが合っている。
ワイズもそこそこ合っている。

そんな前提でお伝えできるポイントは2つでしょうか。

1.踵は硬いものを選ぶ

踵の歪みを矯正してくれる、高い強度のカウンターが必要。
できればロングカウンターという長めの設計がベスト。

ただし、慣らしは必要です。

「靴擦れが起こりそう・・・」
と、怖がらないでくださいね。

踵を脇から支えてくれる靴を履いてみてください。

足をサポートしてくれる靴は、本当に楽ですよ。

2.ヒールは幅広を選ぶ

踵の内外の揺れを押さえてくれる、横に幅のある太いヒールが理想。

ピンヒールに乗るには、体幹が必要です。
ピンヒールを履くには、ピンヒール用の筋肉が必要ということ。

足に合う靴で腰痛を予防する歩き方に変わった!

足に合う靴を履いた途端、おおげさでなく、3名が3名とも、笑顔になりました。

「なに、この靴!靴の中で、全然足が動かない!」

「私、いつも揺れて歩いていることがわかりました!
 横揺れが止まって初めて、わかりました。」

「本当にヒールの高さ、5cmもあるんですか?
 バレエシューズよりも、全然歩きやすい。
 体が前に進みます。」

こんな体感も必要なのです。

まずは幅広ヒールで、横揺れを自覚していただくことから始めていただきます。

ほとんどの方は、自分の歩き方について自覚がありません。
だから客観的なウォーキングチェックがとても有効です。

ヒールのないペタンコ靴でも、横揺れはするんですよ!

ヒール靴を履かないから安心。
スニーカーしか履かないから安心。

腰痛にはなりません、ということはないのです。

靴とインソールで脚をまっすぐ立てて、ぐらつきを止め、重心位置を整える

→重心軌道がぶれず、前だけに進む歩き方に変わる

→腰痛予防となる

この公式を是非覚えておいてくださいね。

悪い歩き方のクセを止めてくれるのも、靴の役割と知っていただければ幸いです。

腰痛を予防する靴を手に入れるために、足の計測から始めていただきます。

アンド・ステディ代表小野崎記子

執筆者:小野崎記子

くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ 代表
株式会社オノザキ・有限会社アクスト 代表取締役

大学卒業後、経営コンサルティング会社勤務。

2005年4月、浅草の靴メーカー代表に就任。カウンセリング重視のオーダーメイドシューズサロンが足トラブルに悩む女性たちから大きな支持を得て、東京、梅田、天神の3直営店を運営中。着物スニーカーを企画・開発、東京都の支援事業として2020年、海外進出を果たす。

商品・サービス開発・WEB集客・人材採用のコンサルティングを手掛ける傍ら、YouTube・InstagramなどのSNS発信、講演、雑誌の執筆も意欲的に行い、活動の幅を広げ続けている。

Related Posts