こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。
ここのところ札幌、福岡、大阪と、遠方のお客さまのご来店が立て続きました。
本当にありがたい限りです^^
目次
共通点は、腰痛、細足さん、横揺れする歩き方
遠方から東京までいらした意識の高いお客さまたち3名。
カウンセリングで共通していたことがいくつかありました。
まず、
「私、腰痛持ちなんです」
ひどい方は、首も痛くなるとか。
そして、もう1つの共通点。
足のワイズがA以下の甲低幅狭の細足さん
ということ。
腰痛、細足さん、さらにもう1つの共通点は?
細足さんたちは、そもそも、足と靴がフィットしません。
だから当店にいらっしゃるわけです。
靴に歩かされていることが日常
となっているのです。
体にいいはずないですね汗
ゆらゆらと内側へ、外側へ、揺れながら歩く歩き方
この歩き方もまた、大きな共通点です。
腰痛の原因となる歩き方
細足さんたちが、合わない靴を履いて、歩くと、腰痛になる。
共通点を追うと、そんな流れになります。
歩くことが腰痛を引き起こしているのですね。
それでは、一体どんな歩き方をしているのでしょうか?
細足さんは、ほぼ90%の確率で、外反足。
外反足とは、後ろからみると、踵の骨がハの字に傾いていること。
そもそも、地面に対して、まっすぐ立てていないのです。
だから、
足が外側へ、内側へ、グラグラしながら歩く
わけです。
これが細足さんたちの腰痛の原因。
そして、このぐらつきを止めれば、腰痛予防になるということなのです。
簡単に言えば、
重心をまっすぐ前だけに運んであげる歩き方
これが腰痛を予防する歩き方ということになります。
腰痛の予防となる靴の選び方
ここでいよいよ、靴の出番です。
足に合う靴は、このぐらつきを靴で止めてあげることができるからです。
サイズが合っている。
ワイズもそこそこ合っている。
そんな前提でお伝えできるポイントは2つでしょうか。
1.踵は硬いものを選ぶ
踵の歪みを矯正してくれる、高い強度のカウンターが必要。
できればロングカウンターという長めの設計がベスト。
ただし、慣らしは必要です。
靴擦れが起こりそう~と怖がらないでくださいね。
踵を脇から支えてくれる靴を履いてみてください。
足をサポートしてくれる靴は、本当に楽ですよ。
2.ヒールは幅広を選ぶ
踵の内外の揺れを押さえてくれる、横に幅のある太いヒールが理想。
ピンヒールに乗るには、体幹が必要です。
ピンヒールを履くには、ピンヒール用の筋肉が必要ということ。
足に合う靴で腰痛を予防する歩き方に変わった!
足に合う靴を履いた途端、おおげさでなく、3名が3名とも、笑顔になりました。
「なに、この靴!靴の中で、全然足が動かない!」
「私、いつも揺れて歩いていることがわかりました!」
横揺れが止まって初めて、わかりました。」
「本当にヒールの高さ、5cmもあるんですか?
バレエシューズよりも、全然歩きやすい。体が前に進みます。」
こんな体感も必要なのです。
まずは幅広ヒールで、横揺れを自覚していただくことから始めていただきます。
ほとんどの方は、自分の歩き方について自覚がありません。
だから客観的なウォーキングチェックがとても有効です。
ヒールのないペタンコ靴でも、横揺れはするんですよ!
ヒール靴を履かないから安心。
スニーカーしか履かないから安心。
腰痛にはなりません、ということはないのです。
靴とインソールで脚をまっすぐ立てて、ぐらつきを止め、重心位置を整える
→重心軌道がぶれず、前だけに進む歩き方に変わる
→腰痛予防となる
この公式を是非覚えておいてくださいね。
悪い歩き方のクセを止めてくれるのも、靴の役割と知っていただければ幸いです。
腰痛を予防する靴を手に入れるために、足の計測から始めていただきます。