こんにちは!アンド・ステディです。
6月で梅雨も目前ですね。
なのにもう、蒸し暑い日々が続いています。
そろそろ、涼しい足もとに切り替えたい時期。
夏はやっぱりサンダルですね!
つま先も踵も出ている、裸足に近い履きもの。
それがサンダルです。
踵の角質の処理をする。
ペディキュアを塗る。
そんな準備をする人も多いでしょう。
でも、サンダルだと気になることがひとつ。
それは、足の形が目立ってしまうこと。
特に目につきやすいのが外反母趾。
今のうちに、本格的な夏が来る前に、なんとかする方法はないか?
そんな時に気軽に試せるもの。
それが外反母趾用サポーターです。
調べてみると、いろんな種類がありますね。
甲に巻くタイプ
指の間に挟むタイプ
テープを使うタイプ
などなど、選択肢は豊富です。
でも、どれを選べば1番効果的なのか・・・
調べるほどにわからなくなりそうです。
本当にいいものを見つけるのは難しいですね。
そんなとき、見直して欲しい点があります。
今回の解説は、外反母趾用サポーターについて。
ぜひ購入の参考にしてくださいね。
外反母趾の原因について、こちらの動画でもわかりやすく解説しています。
ぜひご覧ください!
外反母趾とは・・・
親指が人差し指側に曲がり、親指の付け根が外側に出っ張る、骨格の歪みのこと。
痛みがない場合もあれば、触れなくても痛い場合もある。
女性は外反母趾になりやすい。
そういうイメージがありますよね。
なぜなら、ヒールの高いパンプスを履くから。
でも、少し考えてみてください。
なぜパンプスを履くと、外反母趾になるのか?
正解は・・・
足が靴のつま先に押し込まれるから。
ヒールのあるパンプスを履くと足が前に滑ります。
そして細いつま先に、足指が押し込まれます。
歩くたび、親指は人差し指側へ、小指は薬指側へ。
グッ、グッ、と繰り返し圧迫されます。
10分歩けば、1,000回。
30分歩けば、3,000回。
想像するだけで痛々しいですね・・・
足の形が変わってしまうのも納得です。
しかし、これはあくまでも結果論。
大元の原因は、そこではありません。
なぜなら。
男性や子どもでも外反母趾になるからです。
当然、男性や子どもはパンプスを履きません。
なのに何故、外反母趾になるのでしょうか。
それは、パンプス以外でも、足は前にすべるから。
革靴や、なんとスニーカーも該当します。
外反母趾になってしまう可能性があるのです。
これはつまり、
外反母趾の原因はパンプスではない
ということになります。
外反母趾になる大元の原因。
それは、靴が足に合っていないから。
靴が足に合っていれば、足は前へ滑りません。
パンプスが悪いわけではないのです。
足に合わない靴を履くことが足に悪いのです。
次は外反母趾用サポーターの効果について。
詳しく解説していきますね。
足首のすぐ下から足指まで、長さはさまざま。
マジックテープタイプのもの
靴下のように履くもの
本当にいろいろありますね。
多いのが、足のアーチをサポートするタイプ。
外反母趾用サポーターの重要なポイントです。
さてここで、足のアーチについて解説します。
まず、足には3つのアーチがあります。
いわゆる土踏まずもその1つ。
言葉の通り、橋のように湾曲しているアーチ。
ここがしなって、衝撃を吸収します。
そして、親指のつけ根から小指のつけ根をつなぐ骨格が、横アーチです。
この横アーチを抑えて支えてくれるのが、アーチサポートタイプのサポーター。
横アーチの低下も、外反母趾につながります。
横アーチが低下すると、足指が浮いてきます。
これを浮き指(うきゆび)と言います。
足指が浮くと、当然のことながら、足指に力が入りにくくなるのです。
指に力が入らないと、バランスが悪くなります。
歩いていても、右に左にふらふら。
体のバランスを取るには、足指を踏ん張ります。
でも、足指に力が入らない人が多いのが事実。
だから、ふらふらした歩き方になるのです。
体のバランスが取れない。
すると親指や小指が靴に圧迫されてしまう。
特に親指が押されて、外反母趾が悪化する。
だから、横アーチのサポートが効果的なのです。
外反母趾を防ぐには、アーチサポートタイプがおすすめですね。
親指が曲がってしまうのが、外反母趾。
だったら、親指と人差し指の間を広げよう、とするのが、指に挟めるタイプです。
でも、このタイプは要注意。
外反母趾を悪化させてしまう可能性があります。
横アーチをサポートして、外反母趾を改善する。
「甲に巻くタイプ」で解説したことですね。
実は、この指の間に挟むタイプ。
横アーチをもっと広げてしまう可能性を否定しきれません。
指の間が広がれば、骨格も広がります。
さらに、指が動かしにくくなることも。
大きさや素材の硬さにもよりますが・・・
指に力を入れると、痛みが出る可能性もあります。
根本的解決を目指すなら、慎重に利用すべきですね。
整体、整骨院、整形外科など。
テーピングを使って外反母趾を矯正することもあります。
その矯正方法は千差万別。
いろいろな流派があり。
いろいろな考え方があります。
テーピング用テープはキネシオがおすすめ。
伸び縮みするから、安心です。
身近なところで手に入ります。
ドラッグストアにも売っています。
すぐにでも何か始めたい!
早く外反母趾を改善したい!
思い立ったその日に行動できるのがテーピングの手軽さ、よさです。
動画で紹介しているところも多いです。
ピンからキリまでいろいろありますから、自分の外反母趾に合った方法で試してみましょう。
合わない方法だと逆効果になりかねません。
少しずつわかってきましたか?
外反母趾を改善する方法はシンプルです。
足のアーチをサポートすること
足指を使えるようにすること
大事なのは、この2つ。
実は、サポーター以外でも足を整える方法があります。
それは、靴です。
普段なにげなく履いている靴。
その靴は、足にフィットしていますか?
合っていれば、外反母趾は悪化しません。
靴が足に合わないなら、それが大元の原因。
即、靴を見直しましょう。
いくらサポーターで補助しても、外反母趾の改善は目指せません。
それほど、靴が与える影響は大きいのです。
良くも、悪くも。
・長時間歩くと靴ずれすることがある
・短時間歩くだけでも足が疲れる
・足より大きいサイズを履いている
・幅広EEEタイプの靴を履いている
・そもそも、自分の足のサイズを知らない
上記に当てはまる部分はありませんか?
そんなときは、まずは靴から見直すことを強くおすすめします。
靴屋さんで、決まったサイズの靴を試着する。
きついと感じたら大きめを。
ゆるいと感じたら小さめを。
でも、そもそも。
「足に合う感覚」
その感覚自体を、間違えている可能性が高いのが事実です。
踵がパカパカする
指が靴のつま先に当たっている
これは、靴が足に合っていない証拠です。
外反母趾が痛いから、幅広の靴を履く。
すると、足が前に滑る。
踵が脱げる。
足指が靴のつま先に当たる。
これでは、悪化していく一方です。
その感覚や思い込みを刷新してみませんか?
まず、自分の足のサイズを把握しましょう。
アンド・ステディでは、細かく足を計測して、正しい足のサイズを割り出します。
そして、たくさんの靴の試着をします。
何度も何度も、靴を履き比べて、足に合う感覚を磨きます。
外反母趾でも快適に歩ける靴はありますよ!
くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ 代表
株式会社オノザキ・有限会社アクスト 代表取締役
大学卒業後、経営コンサルティング会社勤務。
2005年4月、浅草の靴メーカー代表に就任。カウンセリング重視のオーダーメイドシューズサロンが足トラブルに悩む女性たちから大きな支持を得て、東京、梅田、天神の3直営店を運営中。着物スニーカーを企画・開発、東京都の支援事業として2020年、海外進出を果たす。
商品・サービス開発・WEB集客・人材採用のコンサルティングを手掛ける傍ら、YouTube・InstagramなどのSNS発信、講演、雑誌の執筆も意欲的に行い、活動の幅を広げ続けている。
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