自分の足の裏を、まじまじと見つめる機会はないかもしれません。
でも実はそこに、進化の中で人間が獲得した、ものすごい機能が備わっているのです。
こちらの動画では、足裏のアーチについて詳しくご紹介しています!
実は知られていない、足裏のアーチ。
土踏まずと偏平足の関係とは?
足トラブルが増えてきたなと感じたら、足裏のアーチが原因かもしれません。
足裏の表面積はわずか2%。
普通に考えたら、何かの仕掛けがなくては、足は潰れてしまうと思いませんか?
その仕掛けこそが、足裏の3つのアーチなのです。
人間の足裏にある「内アーチ」「外アーチ」「横アーチ」を知っていますか?
内アーチは通称つちふまず(土踏まず)とも呼ばれ、有名ですね。
その名の通り、地面につかない場所として知られています。
生まれたての赤ちゃんの足裏にはアーチがありません。
歩いたり走ったりして、成長とともに足裏が鍛えられ、アーチが発達していくのです。
生まれ持った骨格的なアーチはありますが、いわゆるアーチとはつまり、足裏の筋肉と考えてください。
最近は外遊びの減少により、アーチが未発達の子どもが増え、足の弱体化が問題視されるようになっています。
この3つのアーチが果たす役割は極めて重要です。
まず、アーチがドーム状に構成することで、足裏の筋肉や血管を守るクッションとなり、伸び縮みするポンプとなり、足を前にローリングさせる役割を果たしています。
さらに、多くの橋にも使われているアーチ構造は、重力を分散し、強度を保つという力学的効果があります。
そして、3本のアーチを3点で支えるという三脚構造は、接地面に対して最も安定性を高める構造なのです。
片足ずつの裏に、強度の高い橋が3つずつついているのですから、それはそれは、安定しますよね。
・血管のポンプとなり、
・足を前進させ、
・衝撃を分散しつつ、
・ものすごく強くて、
・ものすごく安定する
歩くために存在し、心臓から一番遠くに位置し、もっとも重力がかかる足ならではの機能と言えます。
それでは、この3つのアーチがなくなったら・・・?
アーチを失った足はグラグラと不安定になり、衝撃をダイレクトに受けて、ちょっと歩くだけでとても疲れるようになります。
そして、体の基礎・土台である足の崩れの影響は、足だけにとどまりません。
膝痛、腰痛、肩こり、偏頭痛など、全身の不調を引き起こしていきます。
最近は偏平足だけでなく、横アーチが潰れた開張足(かいちょうそく)が非常に増えています。
・タコや魚の目ができた
・足の横幅が広がってきた
・靴が合わなくなってきた
・すこし歩いただけで足が疲れる
・すぐに足が痛くなる・・・
これらのお悩みはすべて、アーチが低下していることによって起こる現象です。
思い当たることが1つや2つあるのが、現代人ではないかと思います。
足トラブルは、足だけでなく、姿勢や歩き方までも変えてしまう破壊力があります。
3つのアーチを疑似的につくってくれるセルフテーピングケアを施して、ぜひ疲れにくい足を体験してください。
こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイド…
目次1 正しい歩行も、デトックスも、足指…
目次1 歩くだけで健康になれるは本当2 …
ミルキング・アクションとは、体のゴミ出し…
目次1 靴を買っても、成功率はわずか10…
こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイド…
目次1 美脚ってどんな脚?2 足裏アーチ…