こんにちは!アンド・ステディです。
パッと見は同じように見える、人の足。
でも実は、足の形は人それぞれ。
本当に、全然違うものなのです。
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指が長い人、短い人。
人差し指が特に長い人、中指が長い人。
四角ばった足の人。
扇型のような足の人。
そして土踏まずが高い人、低い人。
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この足の形状は
・生まれ持った先天的なもの
・足トラブルなどの後天的なもの
それらによって形成されています。
今回のお話は、土踏まずが高い人について。
いわゆる「ハイアーチ」さんのことですね。
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簡単な判定方法もご紹介しています。
「私ってもしかして甲が高めかも?」
そう思われている人も、ぜひご覧ください!
ハイアーチさんは、足が疲れやすいのです。
足トラブルが少しでもあれば、疲れやすいということではありますが^^;
ハイアーチだけでなく偏平足など。
足が疲れやすい人のご相談に答える動画です。
日ごろ足が疲れやすいことでお悩みなら、必見の内容となっています!
まず、ハイアーチとは何か。
判定の仕方についてもご紹介しますね。
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ハイアーチとは・・・
例えば偏平足なら、土踏まずがない状態。
ですがハイアーチは、土踏まずの高さが通常よりも高い状態のことを指します。
少し高め、ではなく、高すぎるのです。
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問題は、足にかかる圧力が偏りやすいこと。
土踏まずの空洞が大きすぎるため、踵とつま先の2点だけで立っているような状態。
つまりバランスが悪いということなのです。
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だから、歩いていて左右にふらふら。
左右の揺れを止めるように力みやすい。
そしてすぐに疲れてしまうのです。
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扁平足は、足裏全体で歩いてしまうから衝撃が伝わりやすい。
ハイアーチは支える部分が少なくて不安定。
なにごとも、多すぎても少なすぎても良くないものです。
体はバランスを求めるものですから。
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次に、ハイアーチの簡易的な判定方法。
これについてもご紹介しますね。
まず先に、
甲が高い = ハイアーチ
とは限りません。
生まれつき骨格の甲が高い人、低い人。
そういった違いも考えられるからです。
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では、何をもってしてハイアーチなのか。
一番簡単な判定方法。
まずは、パンプスを履いてみることです。
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パンプスを履いたとき、土踏まずの隙間がパンプスの内側から見えていませんか?
もし見えているなら、あなたはハイアーチかもしれません。
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本来、パンプスを履いたときに土踏まずのへこみは見えません。
ハイアーチが強い人なら、隙間に指が入っちゃう人もいます。
そこまでいくと、かなり悪い状態ですね。
足が疲れやすいのも、納得です。
言葉通りアーチが高い、ハイアーチ。
残念ながら、さまざまなトラブルの原因にもなりやすいのです。
ハイアーチの人がなりやすい足のトラブル。
そしてその理由もご紹介しますね。
先にお伝えした通り、足裏の2点だけで体重を支えることになります。
だから、長時間立ちっぱなしや歩くだけでもすぐに足が疲れて、痛みやすくなります。
足の痛みは、特に小指が多くなりがちです。
土踏まずが高い分、足の外側に圧がかかりやすいからです。
ハイアーチは地面との接地面が少なく、ふらついてバランスが保ちにくい。
だから、足をくじきやすいのです。
特にスポーツをしている場合、捻挫などのリスクも高くなるので要注意です。
足底筋膜とは、足の裏を支える筋肉の膜。
これが体重を支えてくれています。
しかしハイアーチだと、この筋膜に通常よりも負担がかかりやすいのです。
そして、その筋膜が炎症を起こします。
結果、足の裏が痛む足底筋膜炎になりやすい傾向にあります。
朝起きたときや、長時間歩いた後に強い痛みを感じやすくなります。
これまでの内容から、
「やっぱり私って、ハイアーチかも?」
と不安になった人もいるかもしれませんね。
では、ハイアーチは改善できるでしょうか。
もちろん、可能です!
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改善するには、原因を知ることが大事。
ハイアーチになりやすい原因があるのです。
それは・・・
足より大きい靴を履いている。
という場合がほとんどです。
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また、仕事でサンダルを履くことが多い。
そんなパターンも考えられます。
医療関係者の方に多いですね。
サンダルは力を入れても歩きにくい履き物。
それでもつい、力んでしまいがちです。
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この「力んでしまう」のが問題なのです。
サイズはもちろん、幅も大きい靴。
踵が抜けないように、足が痛まないように。
足全体にぐっと力を入れて、歩いてしまう癖はありませんかか?
実はこれが、ハイアーチになりやすい原因。
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足に力を入れないと歩けない靴。
それは、足に合っていない靴なのです。
足に力を入れなくても歩ける靴。
そんな靴に履き替えることがおすすめです。
そしてそれが、ハイアーチを改善する一番の近道なのです。
ハイアーチはバランスが悪く不安定な足。
だから足にぐっと力を入れて歩くのです。
足に力を入れるのが当たり前になっている。
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ですが、足に力を入れなくても良い靴。
そんな靴を履けば、少しずつ変化します。
足と体が
「力を入れなくても大丈夫なんだ!」
と理解すれば、慣れてくれるからです。
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でもこの感覚は、実際に履かないとわかりません。
まずは足に合う靴を履いてみること。
それが大事です。
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足は、ちゃんと変わってくれます。
悪化するなら、当然、好転もするからです。
ただ、足のダメージが長い間蓄積したその結果が、今ということ。
この点も意識する必要があります。
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長い目で見て、ゆっくり経過を見守ること。
この気持ちが大切です。
くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ 代表
株式会社オノザキ・有限会社アクスト 代表取締役
大学卒業後、経営コンサルティング会社勤務。
2005年4月、浅草の靴メーカー代表に就任。カウンセリング重視のオーダーメイドシューズサロンが足トラブルに悩む女性たちから大きな支持を得て、東京、梅田、天神の3直営店を運営、7,861人のフットカウンセリングと26,498足のオーダーメイド実績がある。2020年、着物スニーカーを企画・開発、東京都の支援事業として海外進出を果たし、これまでに累計4,000足を超える大ヒット商品に育てる。
現在、商品・サービス開発・WEB集客・人材採用のコンサルティングを手掛ける傍ら、YouTube・InstagramなどのSNS発信、講演、雑誌の執筆も意欲的に行い、活動の幅を広げ続けている。
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