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足に優しい靴の誤解を紐解く!本当に足に優しい靴とは

足に優しい靴の間違いを紐解く!本当に足に優しい靴とは

こんにちは!アンド・ステディです。

外反母趾が痛い。
足の裏が痛い。
パンプスを履くと足が疲れる。
歩いていると膝や腰が痛い。

そんなときに探すのが「足に優しい靴」
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でも・・・
それは本当に「足に優しい靴」でしょうか。

足に優しいから、と信じて選んだ靴。
でも実は、その靴が足に悪影響を与えているかもしれません。
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本質を理解していないと、逆に足を痛めてしまうこともあるのです。

今回は、その「足に優しい靴」にまつわる誤解や勘違いを、紐解いていこうと思います。
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本当に足に良い靴とは何か。
どんな靴を選べばいいのか。

分かりやすく説明していきますね。

こちらの動画では、「足に良いと言われる靴を履くと、靴擦れしたり足を痛めてしまう」

そんなお客さまのご相談に回答しています。

意外と思い当たるところがある人が多いのではないでしょうか^^
気になったら、ぜひご覧になってくださいね!

足に優しい靴のイメージとは

「足に優しい靴」の特徴とは。
まず、こんなイメージがありますよね。

柔らかい素材で作られている
・3Eや4Eなど幅が広め
・とにかく軽い

確かに、履き心地が良い靴の要素ですよね。
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でもこれが「足に優しい」とは限りません
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靴の選び方を間違えてしまうと、足を支えられず、逆に足への負担になることがあります。

ここでは、足に優しい靴と言われる靴にありがちな、3つの誤解について説明しますね。

誤解1:柔らかい靴は足に優しい

初めて履いたときに、ふわっと快適に感じる。
それが柔らかい靴です。

でも、柔らかすぎることもあります。
そして柔らかすぎる靴は、伸びやすい

だから靴の中で足が動くようになります。
それが前すべりや靴擦れの原因になることも。
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また、柔らかいと足を支える力が足りません。

足を支えてくれる靴は、歩行時の揺れをぐっと抑えてくれます。
だから、安定感があります。

左右にふらつかず、足首もぐらぐらしない。
そのためには、適度な強度が必要です。
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でもその前に、最低限。
足全体をしっかり支えられる硬さが必要なのです。

勿論しなやかな柔らかさも大切です。

だから、柔らかくあるべき部分は柔らかく、硬くあるべき部分は硬く。
それが良い靴の条件と言えるでしょう。
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踵や靴底に適度な硬さと、柔軟に曲がる靴。
そういったものを選べば安心ですね。

誤解2:軽い靴は足に優しい

足が疲れやすいのは、靴が重いから。
軽い靴なら、足が疲れず長時間歩ける。
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特にスポーツをしている方は、軽い靴を好むイメージがあります。

しかし必ずしも、軽い靴が歩きやすいというわけではありません。
足にちゃんと合った靴でないと、どちらにせよ歩きにくいものだからです。
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足に合わないぶかぶかの靴は、スリッパのようなもの。

踵は動くし、脱げてしまう。
走ろうとしても力は入れにくいし、靴が飛んでいってしまいそう。

少し大げさでしょうか。

違いは、軽い靴でもスリッパよりは重い
その点です。
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ぴったりフィットした、足に合う靴。
それなら、少し重みがあっても歩きやすい。

むしろ自動的に足を前に出してくれて、長時間でも歩きやすいですよ。
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軽いから歩きやすい。
重いから足が疲れやすい。

その点で靴を選ばず、フィット感で選ぶ。

それが、良い靴選びのコツです。

誤解3:3Eや4Eなど幅が広い方が足に優しい

サイズ通りの靴を選んだはずなのに、なぜか歩いていると足が痛くなる。

そこで、試してみたくなるのが幅広の靴
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足に優しい!と、3Eや4Eの靴がありますね。

足に靴が当たらないから、痛くない。
幅が広いから、足を優しく包んでくれる。

そんな文言で、よく販売されています。
でも、それは本当でしょうか?
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自分の足は幅広だと思い込んでいる。
だから、幅広靴が足に良いと信じてしまう。

でも実は、幅広靴が合う人はほぼいません。
特に、女性は。
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男性なら合う人もいるかもしれませんね。
足や筋肉ががっしりして、骨太ですから。

しかし女性の場合は・・・
男性とは逆で、骨格は華奢、筋肉も細い。

そんな足で幅広の靴を履けば、もっと歩きにくくなる可能性 大です。

これもスリッパと同じ感覚ですね。
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さらに、もうひとつ。

「幅広の靴を履いたら、足が楽になった!」
なんて、ほぼ聞いたことがありません・・・

「足に優しい靴だって聞いて購入したのに、足が痛くなるんです」
むしろ、こっちの方が多い印象です。

まずは、足の計測をおすすめします。
そうすれば、ぴったりサイズがわかりますよ。

足に優しい靴とは、足に負担をかけない靴のこと

「足に優しい靴」

靴で悩んでいたら、ついこの言葉に引き寄せられてしまいますよね。

足に優しい靴だったら大丈夫だ!
という考え方はこの際に、やめてしまいましょう。
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「どうして足に優しいのか」
その理屈を考えることが大事です。
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柔らかい靴、軽い靴、幅広の靴。
足に合う靴なら問題なく履けるでしょう。

問題は、ほとんどの人が足に合う靴のサイズを知らない、ということ。

だから、足に優しいとされる靴でもサイズが合わず、より負担がかかってしまうのです。
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まず、自分の足のサイズを把握しましょう。
そして特徴もわかればもっと良いですね。

そこで初めて、足に合う靴がわかります。
靴選びのモノサシがわかるようになります。
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最近では足の計測をしてくれるお店も増えているようです。
ぜひチェックしてみてくださいね。

足の計測に、足に合う靴や正しい歩き方をまとめて知りたいなら、ぜひご相談ください。

アンド・ステディ代表小野崎記子

監修者:小野崎記子

くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ 代表
株式会社オノザキ・有限会社アクスト 代表取締役

大学卒業後、経営コンサルティング会社勤務。

2005年4月、浅草の靴メーカー代表に就任。カウンセリング重視のオーダーメイドシューズサロンが足トラブルに悩む女性たちから大きな支持を得て、東京、梅田、天神の3直営店を運営、7,861人のフットカウンセリングと26,498足のオーダーメイド実績がある。2020年、着物スニーカーを企画・開発、東京都の支援事業として海外進出を果たし、これまでに累計4,000足を超える大ヒット商品に育てる。

現在、商品・サービス開発・WEB集客・人材採用のコンサルティングを手掛ける傍ら、YouTube・InstagramなどのSNS発信、講演、雑誌の執筆も意欲的に行い、活動の幅を広げ続けている。

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