こんにちは！アンド・ステディです。
まずは、裸足の自分の足を見てください。
足の指はまっすぐ伸びていますか？
猫の手のように、曲がっていませんか？
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もし曲がっていたら・・・
あなたの足はハンマートゥかもしれません。
ハンマートゥって聞いたことがありますか？
足指がまっすぐ伸びず、関節が曲がってしまうハンマートゥ。
他には屈み指、クロートゥ、マレットトゥ。
ほぼ同じ意味だと考えて間違いありません。
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どうして足指が曲がってしまうのか。
自分でできる対策方法はないのか。
今回は、ハンマートゥについて。
対策方法も、わかりやすく解説しますね。
こちらの動画では、足の幅が広いことでお悩みの相談にお答えしています。
足の指が痛いというご相談ですが、まず具体的にどこが痛むのか。
足指のチェックを通して、痛みの原因を解説します。
どうぞご覧くださいね。
ハンマートゥの症状とその原因
まず、ハンマートゥとは何か。
その症状から説明しますね。
裸足で、自然な状態で立ってみてください。
足指を見て、まっすぐ伸びていたらＯＫ。
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もし、足指の関節が浮いている場合。
料理で包丁を使うとき、指を切らないように
「添える手は猫の手ですよ！」
なんて初心者のころは言われますよね。
その猫の手のようになっていませんか？
無意識にそうなっているなら、ハンマートゥの可能性 大です。
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裸足でも、無意識に指に力が入っている。
それがハンマートゥなのです。
ハンマートゥの原因
ハンマートゥの大きな要因。
それは、サイズが合っていない靴。.
直接的な原因は、足指が靴の中で圧迫されてしまうから。
靴は大きすぎても、小さすぎても、駄目なのです。
大が小を兼ねることはありません。
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例えば・・・
幅広の靴は足に優しい、と言われています。
でも実は、3Eや4Eが足に合う人は希少。
男性ならまだしも、女性はほぼいません。
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足に合わない幅広の靴を履くとどうなるか。
靴の中で、足が前にすべる。
つま先の捨て寸に足指が滑り込む。
そして、足指はどんどん圧迫される。
足が前にすべれば、踵に隙間ができる。
さらに、歩くたび踵が動いて歩きにくい。
だから、靴擦れも起きやすくなる。
無意識に、足指に力が入り続ける。
すると、変に力を入れる癖がついてしまう。
これが、ハンマートゥの原因です。
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足指が長い人もなりやすいですね。
人差し指や中指が一番長い人が、その指だけがハンマートゥになっている。
そうゆう場合もあります。
ハンマートゥの問題点
では、ハンマートゥだと何が問題なのか。.
足指の関節を無意識に曲げる。
当然、関節が靴に当たってこすれますよね。
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すると、皮がむけたり傷がつくようになる。
そして皮膚が厚くなる。
そこにタコやウオノメができる。
また皮がむけて・・・の繰り返し。
何度もタコがつぶれるのは、辛いですよね。
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歩行にも大きく悪影響を及ぼします。
足を上げたら、まず踵から着地。
ローリングして踵からつま先へ重心移動。
これが本来の正しい歩き方です。
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ハンマートゥは、このローリングがうまくできなくなります。
足指をぎゅっと握って、歩いてみて下さい。
つま先に体重がかかると激痛が走ります。
だからペンギンのような、不自然な歩き方しかできないようになってしまうのです。
これがハンマートゥにおける、大きな問題。
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実は足指は、歩行のバランスも取ってくれています。
５本の指で地面をしっかりグリップできていれば、、、
左右の揺れを抑えられる。
それができないと、左へ右へフラフラ。
安定感のない立ち方、歩き方になってしまいます。
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私たちは二足歩行の人間です。
四つ足の動物に比べて、安定が悪い。
足のバランスが崩れれば、違う部位でバランスを調整しようとします。
人間の体は、バランスを目指すからです。
このせいで、膝や腰を痛める人もいます。
そのぐらい歩行のバランスは大事なのです。.
足だけなく歩き方にも影響を与えてしまう。
それがハンマートゥの問題です。
ハンマートゥを防ぐ簡単な方法
では、どうすればハンマートゥを防げるか。
足に合わない靴を履かないこと。
たったこれだけ、です。
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足に合わない靴を履くことが、ハンマートゥを引き起こす最大の原因です。
足より幅広の靴、大きい靴を履かない。
足より小さい靴を無理に履かない。
それが何より大事なのです。
大事なのは、.
歩けている靴 ＝ 足に合う靴
ではないということ。
そもそもここが、間違いの原因なのです。
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足指に力を入れれば歩ける靴。
踵が抜ける、動くけど歩ける靴。
痛いのを我慢すれば歩ける靴。
これらは、足に合う靴ではありません。
でもほとんどの女性が、何かしらの足トラブルを抱えながら、無理して歩いています。
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でもそのままでは、将来歩けなくなってしまうかもしれませんよ！
我慢を続けることは、ダメージを蓄積しているということ。
地味に地味に、歩くたびに、です。
いずれ限界がきても不思議ではありません。
その前に、根本的な解決を目指しましょう。
ハンマートゥを防ぐための注意点
足指に力を入れなくても歩ける。
踵が抜けず、動かず、痛くならない。
そんな靴を選ぶための注意点を、いくつかご紹介しますね。
踵が脱げる靴を試着して判断する
試着のときに、つま先立ちで踵を上げ下げしてみてください。
ハンマートゥで辛いなら、片足ずつ試してみてくださいね。
また、両足とも足を入れて、しっかり歩いてみてください。
この時点で踵が脱げる靴はＮＧ！
やめておきましょう。
つま先クッションは使わない
靴が大きくて足が前すべりする。
そんなときに、つま先に入れるクッションが売っています。
実はこれは、足指がより圧迫されて逆効果！
ハンマートゥだけでなく巻き爪や外反母趾。
足トラブルの悪化しか招きません。
足指を意識する、動かす、仕事させる
ハンマートゥだと足指を使えません。
だから足指の運動が大切です。
人間の体は、使わない部分は硬く動きにくくなります。
普段から動かして、柔軟性を取り戻しましょう。
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足指でタオルをつかむタオルギャザーなど。
指先を意識して動かすストレッチがおすすめです。
足指が自然に伸びるようになれば、ハンマートゥも、少しずつ改善していけるはずです。
足の計測をしてモノサシを持った上で靴を買う
いつまで経っても快適な靴が見つからない。
足に良いと言う靴を試したけど改善しない。
そんなときは、足の計測から始めましょう。.
おそらく、靴のサイズが間違っています。
もしくは市販の靴が足に合わない。
そんな場合もあります。
足の計測をしたことがない人がほとんど。
だからまず、自分の足を知ることが大事です。
ハンマートゥは足に合う靴で改善できます
ハンマートゥの原因。
それは、足に合わない靴を履いているから。
足指の負担が、習慣化、常態化してしまっているのです。
だから足に良い靴とは、足指が動かせる靴。
足指に負担がかからない靴です。
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足に合う靴は歩きやすくて、快適です。
痛みを我慢して歩く必要はありませんよ。
足に合う靴に履き替えることが足トラブル改善のスタートなのです。
監修者：小野崎記子
くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ 代表
株式会社オノザキ・有限会社アクスト 代表取締役
大学卒業後、経営コンサルティング会社勤務。
2005年4月、浅草の靴メーカー代表に就任。カウンセリング重視のオーダーメイドシューズサロンが足トラブルに悩む女性たちから大きな支持を得て、東京、梅田、天神の３直営店を運営、7,861人のフットカウンセリングと26,498足のオーダーメイド実績がある。2020年、着物スニーカーを企画・開発、東京都の支援事業として海外進出を果たし、これまでに累計4,000足を超える大ヒット商品に育てる。
現在、商品・サービス開発・WEB集客・人材採用のコンサルティングを手掛ける傍ら、YouTube・InstagramなどのSNS発信、講演、雑誌の執筆も意欲的に行い、活動の幅を広げ続けている。
