今朝の朝イチは、スニーカーを履きこなすための特集。
スニーカーとお洋服のコーディネート術から始まりました。
スニーカーでも外反母趾が痛くなる原因
スニーカーはぶかぶかに緩く履く靴ですか?
私の大本命は、スニーカーでも痛いという外反母趾さんのお話。
お客さまでもよくいらっしゃいます。
どんな感じかな?と見ていると、
・スニーカーに、すぽっと足をいれるだけ。
・靴紐を締めなおしたことなど、1度もない。
・靴がゆるゆるの状態で歩いている。
「そりゃ、痛くなるわ・・・」
そう思いました。
幅広ゆったり靴が足を壊す?!足のメカニズム
足専門のお医者様、内田先生が何度もおっしゃっていました。
「緩い靴はダメ」
「靴が緩いままだから、足が痛くなる」
スニーカーは、本来、足を正常な形に整えてくれる靴なのです。
ですから紐を締めないで履く行為は、とてももったいないということ!
皆さん、足のメカニズムは、あまりご存知ないかもしれません。
でも、足の骨格を適切に締めることで、外反母趾が広がりにくくなるのです。
・足を締めれば、足裏のアーチが復元して、
・体重をかけても、足が広がりにくくなるから、
・広がる骨の末端の関節である外反母趾の痛みも出にくくなる
ということ。
皆さん、スニーカーの中で、無駄に足が動きすぎなのです。
正しいスニーカーの履き方
正しいスニーカーの履き方は、
1.スニーカーに足をいれる
2.つま先を15度ほどあげ、スニーカーの踵に足の踵を収める
3.心地よい程度の力で、紐をきっちり締め上げる
これを履くたび、脱ぐたび行うことが大事。
歯磨きのように習慣化、クセにしてしまえばいいのです。
よく言われることですが、
日本に靴は輸入されたけど、靴文化は輸入されなかった
靴の誤った履き方は、その最たるものだと思います。
お客さまのお話ですが、外国の方に、
「日本人は、どうしてそんなに早くスニーカーが脱げるの?」
と聞かれたそうです。
靴文化を理解し、しっかり実践していたお客さま。
「あっ、このことか、と思いました」
とおっしゃっていました。
外反母趾は、足を締めることに慣れれば、痛みが出にくくなっていきます。
もちろん、これは外反母趾の方だけの話ではありません。
このスニーカーの履き方は万人共通のセオリーです^^