こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。
黒レースをあしらった革に一目惚れされたOさまからのオーダー。
とても上品な佇まいの靴に仕上がりました。
オーダーメイドされた靴
コンビパンプス+ストラップ:GJエナメル*黒レース
サイズ:23.5cm
ワイズ:B
アンド・ステディからのアドバイス
Oさまのお仕事はパンプスがマスト。
そして、スーツも多く着られるそう。
「このレースを使って、大正解でした!
本当に素敵!うわー、本当にかわいい!」
こうしたちょっと変わり革は、再入荷はほとんどありません。
革屋さんが、次のシーズンも染めてくれるかわからないからです。
出会ったタイミングで使うのがベストですね。
黒系も茶系もOKの、黒とグレージュのコンビはベストチョイスだったと思います。
もともとのご相談は、
「とにかく、靴が合わないんです。
外反母趾も内反小趾も痛くなってきました。
靴屋さんで測定してもらったら、開張足だとも言われました。
靴が合わないから、歩くのも嫌いです。」
自分ではどうしたらよいかわからず、ご来店くださったのです。
お足を拝見すると、親指も小指も赤く腫れていました。
そして、あまりにもブカブカの緩い靴。
24.5cmEEEのパンプスです。
靴が合わないと判断する前に、足と靴が合う体感をする必要がありました。
合わない靴を、脱げないように歩いているに違いないと判断しました。
ワイズ違いの靴の履き比べして、徐々に幅狭靴に慣れていただきます。
DワイズからCワイズ、そしてBワイズへ。
「こんな細い靴、絶対入りません!うわっ!キツイです!」
と最初は、引き気味でした^^
でもでも、、、歩き始めると・・・
「あれ?とっても歩きやすいです!」
そうなんです。
ワイズの合う靴は、歩きやすいのです。
合わない靴を選んでいたのは、他ならぬ、自分自身の間違えた感覚。
その感覚を上書きする作業が、ワイズ違いの靴の履き比べなのです。
正しくワイズを選ぶことがとても、とても大切。
そして、足に合う靴の体感をすることもとても、とても大切。
どの靴も合わないとお悩みの方、とても多いです。
足に合う靴が幅狭の細靴である可能性が、極めて高いといえます。
そして外反母趾の方にこそ、恐れずに、幅狭靴をトライいただきたいのです。
本当は、あなたの足、細いのかもしれませんよ。
幅の狭い靴を履いてみる
それだけでも、外反母趾の進行を止めることが十分可能なのです。
さらに外だおれ、外反母趾、内反小趾、アーチを整える矯正を行います。
「まっすぐ脚が前にでます!うわ!すごい。
私、どれだけ横に揺れていたんでしょうか?(笑)
指が地面についている感覚もわかります。
あー、これが安定するっていうことなんですねー・・・」
インソールでこれだけの体感ができたら、あとのテーピングケアは本当に簡単です。
足指と足裏を整える、という目的が同じなのですから。
テーピングで足もとを整えて、しっかりとウォーキングレッスンを行いました。
外反母趾傾向の方は、1にも、2にも、歩き方!
これしかありません。
靴が合わないとお悩みの方は、まずワイズを測定することからはじめてくださいね。
そして、その靴が合わない原因をしっかり見つめて、紐解きましょう。
・あなたは本当に、幅広足なのでしょうか?
・靴のサイズが大きすぎませんか?
・靴のワイズが広すぎませんか?
・地面にまっすぐ立てていますか?
・ちゃんと脚がまっすぐ前にでていますか?
いろいろや要素が絡み合って、靴が合わない状態になっているはずです。
原因がわかれば、対策を打てばいいのです。
もし不安に感じるようでしたら、フットカウンセリングにお越しください。