Scroll Top
19th Ave New York, NY 95822, USA

ハイヒールを履いてつま先や足裏が痛い時の対処法

こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。

久々に7センチハイヒールを履いたら、2日経ってもすねのパンパンが引きません。

会合があったので、パンプスを履いて参加。

駅徒歩5分と書いてあったのですが、迷ってしまい30分近くさまようことに。

これが、いけなかったんでしょう。
予想以上に歩くことになってしまいましたから涙

新品7センチハイヒール、インソールなしの破壊力

甘く見ていました。
インソールなしの新品を履いていってしまいました。

バーゲンで買った某有名靴小売店のパンプスです。

「前すべりするな」
「すねが痛くなってきた」

そう思いながらも歩くしかなくて、もう地獄です涙

途中家に戻り、いつもの靴に履き替えたのでした。

その時間、わずか1時間ほど。

それでも私の足は、外反母趾気味、巻き爪気味、足裏タコがうっすら。
かわいそうな私の足・・・

夜は念入りにマッサージして、足にはしっかりとテーピング。
しかし、ふくらはぎのパンパンはまだ引きません。

ハイヒールとの上手なつきあい方

ヒール靴は、そもそも長時間歩くための履物ではありません。

3~5cmのローヒールならまだしも、です。

ですから、ハイヒールを履きたいなら、うまい付き合い方が必要です。

・時間を区切って
・インソールをいれて
・できるだけ外は歩かず

そんなルールに則って履く必要がある、と改めて思いました。

会社員時代は、9センチヒールを普通に履いて外に出ていました。

すぐに足が痛くなって、よくタクシーに乗っていましたね。

ハイヒールで足が痛くなったらどうする?

ハイヒールが足に合わないと、

・つま先
・足裏
・親指
・爪
・足首

などが痛くなってきます。

私のように、すねやふくらはぎに痛みがでる方もいらっしゃるでしょう。

いったん足が痛くなったら。

対処法としては2段階あると思います。

ハイヒールで足が痛い時の対処法

①インソールをいれてみる

足が痛くなるということは、足とパンプスが合っていないということです。

だから、インソールを持ち歩いた方が安全、ということ。

おおげさなインソールは必要ありません。

今では100均でも、優秀なインソールが売っています。

つま先や足指、足裏が痛いということは、パンプスの中で足が前に滑っています。

だから、ワイズ(足囲)を締める小さなインソールがいいでしょう。

卵型で、高反発クッションで、パイル地のものをよく見かけます。
透明なシリコンタイプも前すべりを防いでくれそうです。

靴の中の容積をつぶせる大きさ、前に滑りにくい素材。

こうした視点でインソールを選び、バッグの中に忍ばせておきましょう。

②ハイヒールを履きかえる

それでももう、どうしても、足が痛い!となったら、、、

履きかえられる靴を持ち歩く

これしかないと思います。

実際、海外には、靴を履き替える文化が根付いています。

外はスニーカーで歩いて、正式な場所ではハイヒールに履き替えています。

日本は、この靴文化が根付いていないことも、また問題だったりします。

荷物にはなりますが、足を守るためには仕方がない側面もあります。

痛くなりにくいハイヒール5つのポイント

実は、ハイヒールでも痛くなりにくいハイヒールがあります。

足の裏が痛い!
どうしても別の靴を履き替えたい!

そんな時は、身近にあるお店で新しい靴を購入するのも、ひとつの手です。
ただ、できるだけ無駄にならないように慎重に選びましょう。

靴選びで重要な、5つのポイントをご紹介します。
履き替え用の靴としてご検討ください。

①ヒールが高すぎない

実は、女性はぺたんこ靴よりも3~5cmヒールの方が歩きやすいのです。

でも、7cmは行きすぎ。
やはり、5cm以下が理想的です。

②ヒールが太い

ピンヒールが不安定なのは、おわかりになると思います。
加えて、横から見た時ではなく、後ろから見た時のヒール幅が太いことが重要です。

理想はチャンキーヒールのように、安定感のあるもの。

③前足ストームがある

靴の前の方、つま先寄りにストームがあると衝撃吸収材として機能してくれます。

そして、7cmヒールでも、ストームが2cmあれば、足の傾きは5cmですみます。
だから、楽に歩けますよ。

④ラウンドトゥ

とがっているトゥはカッコよく見えますね。

しかし、足指の自由度確保のためにはやはりラウンドがおすすめです。

足指が踏ん張れると、それだけでも、体の安定度は増します。

⑤慣らし履きが済んでいる

そもそも新品はNG

革が馴染み、カウンターがほぐれ、足と一体化して歩ける。
そこまで靴を育てましょう。

お外を歩くのは、慣らし履きが済んでから、という靴習慣が大切です。

靴にも、基本的な所作というものがあります。

デザインだけでなく、違う視点で選ぶこともとても重要です。

ハイヒールで足の裏が痛くなる根本原因を考える

そして、もし、いつも靴を履いて、足が痛くなるなら、、、

もしかしたら、あなたは甲薄幅狭細足さんかもしれません。

もしそうなら、市販の靴では、あなたの足に対して太すぎるのです。
だから、靴の中で足が前すべりを起こしてしまう。

あなたの足を支える靴に、出会えていないのかもしれません。

足の痛みはハイヒールのせいではない。
自分の足の細さが原因なのかもしれない。

そこまでいったん引いて、ぜひ考えてみてください。

こちらの動画で、大人の女性のための靴選びの方法をご紹介しています。

自分の足に合う靴選びはもちろんですが、足を支える高品質であることも大切です。

いずれにしても足に合わない靴が、いかによくないか

私自身が、改めて、体感したのでした。

かく言う私も、甲薄幅狭の細足、24.0cmAAAA。
30過ぎまでまったく気づかず過ごしてきた人間なのです。

私も甲薄幅狭細足かも、、、と思い当ったらフットカウンセリングにお越しください。

足の計測や特徴、足に合う靴のアドバイスをさせていただきます。

足が痛い、足に合う靴がない、O脚やむくみを改善したい、とにかく疲れる

そんなお悩みは、きっと靴で解決しますよ!
アンド・ステディで無理なく、足から楽になりましょう。

アンド・ステディ代表小野崎記子

執筆者:小野崎記子

くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ 代表
株式会社オノザキ・有限会社アクスト 代表取締役

大学卒業後、経営コンサルティング会社勤務。

2005年4月、浅草の靴メーカー代表に就任。カウンセリング重視のオーダーメイドシューズサロンが足トラブルに悩む女性たちから大きな支持を得て、東京、梅田、天神の3直営店を運営中。着物スニーカーを企画・開発、東京都の支援事業として2020年、海外進出を果たす。

商品・サービス開発・WEB集客・人材採用のコンサルティングを手掛ける傍ら、YouTube・InstagramなどのSNS発信、講演、雑誌の執筆も意欲的に行い、活動の幅を広げ続けている。

Related Posts