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受け継いだ着物・帯が蘇る!伝統を繋ぐリボーンスニーカー受付開始

あなたの大切な着物・帯をスニーカーに甦らせませんか?

日本の伝統・文化を、リボーンの技術で次世代に繋ぎたいと考えています。

着物帯ライン

こんにちは。アンド・ステディ小野崎です。

このたびアンド・ステディでは、お客さまたちの想いが詰まった大切な着物・帯をお預かりして、スニーカーにお仕立てする新サービスを「リボーンスニーカー」としてスタート・受付開始しました。

着物・帯スニーカーをリリースしたのは、2019年冬。

日本の「もったいない」精神に寄り添い、伝統工芸品を伝統の靴製造技術で仕立て、スニーカーにリメイクしたもので、大変好評を博しました。

ところが、想定外のお問い合わせを多くいただいたのです。それは、

「祖母から譲り受けた着物で仕立てていただけますか?」
「妻の形見の帯で作って欲しいのですが」

そこでお客さまたちが復活させたいと願う大切なお着物や帯をお預かりし、1枚の生地に仕上げる解き(ほどき)やプレス、裏貼りから請け負い、靴職人の手釣りによるスニーカーをお仕立てし、お届けすることにしました。

これまでの「リメイク」から一歩進めて、原型にこだわらず、より自由度の高いあらゆるリメイクを想定し、お着物と帯に新たな命を吹き込む「リボーン」としました。

リボーンスニーカーのお仕立てはこちらからご相談の上、お申込いただけます。

日本文化と「Re(リ)」ボーンの社会的意義

着物ビフォアフター2

着物と帯に使われる正絹は、もともと強度が高く、弾性もあり、体の土台である足をサポートする靴に向いた素材です。そして、何度もほどいて、手ぬぐいにしたり、おむつにしたり、鼻緒にしたり、形を変えて、使い続けるという着物文化が日本には土壌としてあります。

まさに今、価値観の大転換が進む中、大量生産・大量消費の時代から、良いものに手を加えて、長く大切に使い続けるという価値観への揺り戻しが起こりかけています。

「Re(リ)」ユース、「Re(リ)」メイク、「Re(リ)」ボーンという文化は決して新しいものではなく、自然との共生を当たり前に捉えてきた、日本の古来からある「もったいない」精神のことであり、まさにサスティナブル、SDGsそのものだと考えます。

日本文化を次世代に繋ぐためにも、タンスに眠る伝統工芸品を現代の職人の手で蘇らせるリボーンは、極めて本質的で、とてもクールで、今後、21世紀のアパレルの形になっていくに違いありません。

断捨離とサスティナブルの複合体となったリボーンスニーカーは、今後もトレンドの一角を担いそうだという記事です。

伝統的な革靴の製法でスニーカーに生まれ変わる

靴の釘

また、このスニーカーはいわゆる”手釣り”と呼ばれる、高級靴の製法で作られているため、踵にはその証拠となる穴が存在します。つまり、「スニーカーという名の革靴」なのです。浅草の本社ファクトリーの靴職人が1足1足、手仕事を施し、お仕立てしています。

特注としてお仕立てするオーダーメイドのため、その歩きやすさは明らかで、履き心地のよさから、この3年半で6,000足以上のオーダー受注をいただく大人気商品に育ちました。

人生100年時代、自分の足で歩き続けるために、きちんと足の機能を発揮させてくれるスニーカーです。

リボーンスニーカーをデザインする

着物帯ライン2

この安定感あるフォーマットに、あなたの受け継いだ大切な着物・帯を載せてお仕立てします。お好みのデザインをお選びください。

デザイン

デザイン(紐、ベルクロ)の2種からお選びください。

ソール色(黒、白)の2種からお選びください。

合わせる革を6カラーからお選びください。

コンビにするレザー全6カラー

正絹に強度があるとは言っても、やはり革には敵いません。補強のためにも革と組み合わせ、着物・帯とのコンビネーションを決めていただきます。

・優雅で絢爛なゴールド(GD)

上品さを醸し出すシルバー(SV)

・神秘的な中に強さもあるブラック(BK)

・知性的でクールな印象のネイビー(NV)

・情熱的で愛情深いレッド(RD)

・高貴と可憐なイメージのパープル(PP)

木型

・サイズ:21.5~27.5cm(26.0cm~は+3,000円)

お届け

オーダーいただいてから、素材加工、スニーカーへのお仕立てを経て、2ヶ月ほどでお届けとなります。

リボーンスニーカー価格

55,000円
21.5~25.5cm価格、26.0cm~は58,000円、税込
*リボーン価格(ほどき・プレス・裏貼り・送料)10,000円含む
*複数足のおあつらえで、1足当たりの価格は割安になります
*柄行によって作れる足数は異なりますので、ご相談ください

ご不明な点がありましたら、いつでもご相談ください。

オーダーからお仕立てまでの流れ

オーダーいただきましたら、着物・帯の状態を確認するためにメールをやりとりし、弊社の浅草本社ファクトリーまで直送いただくか、人形町サロン東京本店までご来店いただきます。

ファクトリーの生産工程をご紹介します。

1.着物または帯を解きます

スニーカーにしたい着物・帯を一枚一枚丁寧にほどき、平面の生地にしていきます。

2.プレス

ほどいた生地には縫い目や折り目、シワがあるので、きれいにプレスします

3.裏貼り

生地の裏に布を貼りこみます。

特に刺繍を施した生地の裏は、たくさんの糸が縦横無尽に走っています。美しい生地を長持ちさせ、足当たりを良くし、強度を高めるために必要な工程です。

4.裁断

生地の柄や色合い、合わせる革の色から、出来上がりの配置のイメージを考えて裁断していきます。

スニーカーにした時にきれいに柄がでるのは、ここで職人のイメージが出来上がっているからです。一緒にスニーカーになる革も裁断していきます。

5.製甲(せいこう・縫製)

裁断した素材を漉いたり、折り込んだら、ミシンで縫い合わせていきます。

オーダーメイド製品も仕立てている製甲職人が、一針一針、縫い進めます。細かく丁寧な手仕事で、強度が必要な箇所には二重、三重にして補強します。

6.底付(そこづけ)

2次元で仕上がった製甲を、3次元にする工程が底付けです。

木型にアッパーをかぶせ、手釣りの証拠、目打ち穴を釘で打ち、素材の性質を見極めながら、革をひいて、叩いて、馴じませます。

7.仕上げ

出来上がった靴をきれいに整えます。ゴミをとったり、シワを伸ばしたり、クリームを入れたり、紐を通したり。1足1足釘の収まりを確認しながら、中敷を敷きこみます。最終段階でお化粧をしてあげます。

8.完成

きれいに箱に収まったら、お客さまのお手もとに素敵に変身した着物・帯スニーカーをお届けします。

ご質問にお答えします

こんなご質問をいただいています。

Q.木型はお任せできますか?着物

A.基本は、オーダーの際にご自身でお選びいただきます。いつも履く靴のサイズと同じ、木型が安心と思います。ご希望があれば、アドバイスをさせていただきます。

もし、靴のお悩みがあったり、お足の計測からご希望の場合は、サロンにてフットカウンセリング(9,000円)も承れますので、ご相談ください。


Q.娘2人と私の3足作りたいのですが、できますか?

A.おそらく、できます。

ただ実際にお着物・帯の現物を確認し、柄行を見てからでないと、言い切れません。ぜひお問い合わせください。事前に写真のやり取りなどで可能です。

また、1足目は、ほどきや裏貼りなどのリボーン料金10,000円をいただいていますので、2足目からのお仕立てはスニーカー価格33,000円~となります。


Q.男性のスニーカーもオーダーできますか?

A.ユニセックスのお作りですので、可能です。

海外展開に向けて、サイズは 29.5cmまで増やしております。(2022年5月30日追記)

日本の伝統文化であり、あなたの大切な人から受け継いだ着物と帯が、伝統の職人技により、華やか、良質、個性的なリボーンスニーカーとして、現代に甦ります。

これまでも、美しい見た目に機能性を兼ね備えた着物・帯スニーカーは、履いて楽しむだけでなく、海外の友人へのお土産品としても喜ばれてきました。

ビジュアルの美しさだけでなく、抜群の履き心地をお約束します。

細部にまでこだわりが詰まった、完全made In Japanスニーカーです。

次世代に繋ぐ価値のある、リボーンスニーカーをお届けします。

ご不明点・ご質問がありましたら、どうぞお問い合わせください。

info@andsteady.com

お待ちしております。

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