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放っておくとこわい?スネの張る原因と対策

こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。

スネが張る
歩くとすねが痛い
膝下の外側がいつも硬い

そんな膝下のお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

スネとは、弁慶の泣き所とも言われる、前下腿部のこと。

慢性化しやすく、スネの痛みが当たり前になりがちなので注意が必要です。

もしスネの張りがあるならその原因を知り、しっかりと対策をしていきましょう。

スネの張りはなぜ起きる?

たかがスネ張り、されどスネ張り。

そもそもすねの張りはなぜ起こってしまうのでしょうか?

スネの張りは

「ここに負担がかかっているよ」

という体からの合図なのです。

すねの張りは、合わない靴や間違った歩き方で起こります。

合わない靴や間違った歩行方法によって、すねの筋肉に負荷がかかるからです。

本来であれば、分散されて、かからないはずの負荷。

これが集中してすねにかかってしまい、すねの外側が張るという症状を引き起こすのです。

スネの張りの原因

スネが張るその原因は、いくつかあります。
その1つに、左へ右へ、揺れながら歩いていることが上げられます。

例えば、靴底の減り方が左右で違うことはよくありますよね?

本人はいたって、普通に歩いているにも関わらず、です。

それと同じで、人にはそれぞれ、足と脚の動かし方、つまり、歩き方のクセがあるのです。

スネが張る場合には、体の外側、つまり、小指側を使いすぎて歩いている可能性が高いです。

人間は本来、前に進むために骨格が形作られています。
だから、横揺れには弱い。

このクセのために、スネの張りだけではなく、脚が筋肉太りになる方も多いのです。

その他の原因として挙げられるのは、

  • ・浮き指
  • ・合わない靴
  • ・歩き方のクセ

など。

足・脚の使い方、動かし方、歩き方の間違えで、脛を鍛える状態になっているのです。

スネの張りを放置した場合の弊害

スネの張りというのは、放置してしまうと他にもいろいろな体の不調を引き起こしてしまいます。

具体的にどのような弊害が出てくるのか、ご紹介していきたいと思います。

冷え

まず挙げられるのが、冷えです。

もともと体の一番下にある足は、血流が悪くなりやすい部位なのですが、スネが張ることによってより筋肉が緊張し、さらに血流が悪くなってしまいます。

新鮮な血液が行きわたらなくなれば、当然、体は冷えます。

ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるように、足の筋肉は全身に血液を送り込むポンプの役割を担っています。

スネが張ることによってその役割を果たせなくなってしまい、足はもちろん、さまざまなところで冷えを起こしてしまうのです。

むくみ(下半身太り)

むくみは腎臓の問題と思われがちなのですが、血流の悪化からむくみを引き起こすケースはかなり多いです。

繰り返しになりますが、もともと足は、血流が悪くなりやすい部位です。

スネが張ることでさらに血流が悪化し、むくみを引き起こしてしまうこともあります。

血流が滞ることによって、本来排出されるべき水分がたまってしまうからです。

足がむくみやすいのは、仕方がありません。
重力の影響で足に血液がたまりやすいからです。

血管から余分な水分が染みだすと、むくみが起こるのです。

肩こり

足と肩、一見関係ないように見えますね。

でも、実はスネの張りから肩こりが引き起こされることもあるのです。

スネの張りは、血流の悪化に直結しますから、肩こりとは無関係ではないのです。

さらに、問題は血流だけではありません。

スネの張りの原因の1つ、着地の悪いクセは体全体をゆがめる作用もするのです。

ゆがんだ歩き方は、本来かからない負荷が体の特定の部位にかかります。
すると、足にとどまらず、全身に悪い影響が及ぶのです。

そのわかりやすい結果が、肩こりという症状。
腰痛という形で出る人もいます。

歩き方がおかしければ、全身に波及するというお話です。

慢性的な肩こりの方は、スネの張りも併発している可能性が高いでしょう。

さらに足首、足の甲、つま先の痺れや違和感を感じるだけでなく、不眠、めまい、頭痛、猫背などを発生することもあります。

スネの張りを改善する方法

では、スネの張りを改善するためにはどうしたらいいのでしょうか?

スネの張りを改善するには、まずは靴の調整をすることです。

自分の足よりも大きな靴を、ブカブカのまま履いている方が多いです。
自分の足のサイズを間違えて認識している人も少なくありません。

自分の足を知り、自分の足に合う靴に履き替えるようにしましょう。

大きすぎる靴を脱げないように歩くことが、スネの張りの一因でもあります。

また、忘れてはいけないのが正しい歩き方を学ぶことです。

どんなに靴選びにこだわっても、間違った歩き方をしていたのは意味がありません。

足や脚の動かし方によって、使われる筋肉はまったく異なるのです。

スネの無駄な負担を減らすには、正しい筋肉の使い方で、歩くことです。

スネの張りを根本的に改善するには、靴の見直しと歩き方が必須。

靴を調整し、正しい歩き方を身につけて実践していきましょう。

こちらの動画では脛が張る原因や結果としてのO脚、さらにその対策など、いろいろお話させていただいています。

まとめ

「スネが張る」ということで悩んでいる方は意外にも多いものです。

よくあることと流してしまいがちなスネの張りですが、放置しておくと他にもいろいろな症状を引き起こしてしまいます。

スネの張りは、体の使い方の結果の1つ、と見たほうが安全でしょう。

その体の使い方、何かが間違っているのです。

すねとふくらはぎは、双子の兄弟のようなものです。

関連記事:
ふくらはぎがだるい時の対処法まとめ

スネに余計な、たくましい筋肉をつけないためにも。

「すねが張るなぁ・・・」

と思ったら、一呼吸おいて、靴の調整と正しい歩き方で、根本的に解消しましょう。

まずは、脱げない靴に履き替えることからおすすめします。

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