こんにちは!アンド・ステディです。
春から夏にかけて、暖かくなる季節。
そんなときに履きたい靴といえば。
やっぱり、想像するのはサンダルですよね。
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しかしサンダルは、少しカジュアルな印象。
ちょっとフォーマルに、きれいめに。
そんなときは、ミュールも良いですね。
サンダルのような開放感。
なのにパンプスのようなきれいなシルエットと、ヒールのエレガントさが特徴です。
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とはいえ、実は履きこなすのが少し難しい。
そんなアイテムでもあります。
気軽にサンダル感覚で、ミュールを楽しむにはどうすれば良いのでしょうか?
そのポイントを、わかりやすく解説します!
こちらでご紹介するのはセパレートサンダルです。
ミュールに負けず劣らず、とてもエレガント。
さらにダブルのベルクロで、安定感もアップ。
より歩きやすいサンダルを求めるなら、断然おすすめです。
ではミュールとは、どんなサンダルでしょうか。
簡単に言うと、かかとのないパンプスのようなものです。
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パンプスに似た美しいフォルム。
そして甲の部分だけが覆われている。
そんなシンプルなつくりが特徴ですね。
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そして最大のポイント。
それは踵にストラップやベルトがないこと。
だからこそ、サッと履けてサッと脱げる。
その手軽さがミュールの魅力です。
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パンプスは、甲・踵・つま先と足全体がしっかり覆われています。
その分、靴ずれを起こす頻度も増えます。
一方ミュールは、覆う部分が少ない分、靴ずれのリスクは低め。
ただし、とにかく脱げやすい。
これがミュール最大のデメリットでしょう。
足の甲だけで支える構造ですから。
歩き方次第では踵がすべり、転びそうになることも・・・
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それでもやっぱり、暑い季節だからこそ。
開放感のあるミュールが履きたくなるもの。
さらに見た目もおしゃれなら、なおさら魅力的ですよね。
ミュールは、若い女性が履いているイメージが強いですよね。
特に10代〜20代前半の女性。
体の筋肉量が多いから、高いヒールで、ぶかぶかな靴でもうまく履きこなしてしまいます。
ところが、体幹や筋肉は徐々に衰えていきます。
そう、年齢を重ねるにつれて。
すると、足もとが不安定な靴への対応力も下がってしまうのです。
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「昔はピンヒールで颯爽と歩いていたのに。
今はスニーカーばかり・・・」
そんな変化を感じる女性も多いはず。
パンプスとスニーカーの違い。
それは、足を覆う面積。
スニーカーは足全体を包み込むことで、安定感を生み出してくれます。
一方ミュールは、覆われる面積が少ない靴。
体の支えが弱くなると、途端に難易度が上がるのです。
「それでもミュールを履きたい!」
そんなあなたに。
ミュールを上手に履きこなすためのポイントをお伝えします。
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何より大切なこと。
それはサイズ選びです。
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ミュールは甲の部分だけで足を支える構造です。
だから、ここがフィットしていないと、横転や脱げるリスクが一気に高まります。
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ポイントは、甲にぎゅっとフィットするサイズを選ぶこと。
ベルクロで調整できるものもおすすめです。
いつもの靴よりワンサイズ小さめ。
そう選択するのもひとつの方法です。
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試着時には、必ず店内を少し歩きましょう。
しっかり押さえられている感覚があるか?
ここをチェックしてくださいね。
歩いているうちにすべって指先が地面についてしまうようなサイズはNG!
最悪の場合、突き指してしまいますよ。
ミュールはぴったりフィットが基本!
これをぜひ、覚えておいてくださいね。
夏に向けて、開放的なミュールを履きたい!
その気持ちはとてもよくわかります。
でもまずは、足そのもののコンディションもチェックしてみましょう。
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例えば、巻き爪。
爪が巻き込んでしまったり、圧迫されて変形したりしていませんか?
小指の爪がいつも短い。
そんな人も要注意です。
巻き爪の原因は、多くが足に合わない靴による前すべり。
靴の中で足が前にすべり、爪が圧迫される。
それが変形や痛みを引き起こしています。
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まずは、足にぴったり合う靴に履き替えることをおすすめします。
それが、足もとを美しく整える近道です。
実に8割の女性が、足に合わないサイズの靴を履いていると言われています。
足に合わない靴しか履いたことがない。
だから、足に合う靴の快適さを知らない。
その結果日本の女性は、どんどん足もとから体を痛めています。
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足にぴったり合う靴は、前にすべりません。
だから、巻き爪にはならないのです。
その上、足指は自由に動かせます。
だから、自然と足が前へ前へと進んでいく。
そんな感覚が生まれます。
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足のコンディションが整えば、ミュールもぐっと歩きやすくなるはず。
夏に向けて、ぜひ今から足もとを整えて、ミュール美人を目指しましょう!
足もとに少し、背筋を伸ばすような緊張感。
そんな魅力を秘めたミュール。
単なる楽なサンダルとは違いますよね。
だからこそ、足もとに意識を向けるきっかけを与えてくれる。
ミュールを履く自分自身を大切にする。
そんな気持ちで向き合いたいものですね。
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まずはフィット感をしっかり確認すること。
自分の足にぴったり合う一足を選ぶこと。
そして、日々の生活の中で足もとをケアする。
そんな習慣も育てていく。
小さな積み重ねこそが、ミュールを心から楽しめる自分へとつながっていくはずです。
くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ 代表
株式会社オノザキ・有限会社アクスト 代表取締役
大学卒業後、経営コンサルティング会社勤務。
2005年4月、浅草の靴メーカー代表に就任。カウンセリング重視のオーダーメイドシューズサロンが足トラブルに悩む女性たちから大きな支持を得て、東京、梅田、天神の3直営店を運営、8,614人のフットカウンセリングと30,186足のオーダーメイド実績がある。2020年、着物スニーカーを企画・開発、東京都の支援事業として海外進出を果たし、これまでに累計4,000足を超える大ヒット商品に育てる。
現在、商品・サービス開発・WEB集客・人材採用のコンサルティングを手掛ける傍ら、YouTube・InstagramなどのSNS発信、講演、雑誌の執筆も意欲的に行い、活動の幅を広げ続けている。
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