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立ち仕事がつらい人へ。靴選びで変わる、足の疲れ

立ち仕事がつらい人へ。靴選びで変わる、足の疲れ

こんにちは!アンド・ステディです。

長時間の立ち仕事や、歩き仕事。
足や体にかかる負担が大きくて、本当に大変ですよね。

「夕方になると足がパンパンにむくむ」
「帰る頃には足が棒のようになっている」

そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。


足にマッサージをする。
ストレッチを取り入れる。

いろんなアフターフォローがあります。

でも、ケアをしても、疲れが取れない。

そんなことがありませんか?
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もしそうなら、一度見直していただきたい。
それが、今履いている、靴のことです。

その足の疲れは、もしかしたら。
靴の選び方に原因があるのかもしれません。


そしてさらに深く見ていくと・・・

足の筋力や足のアーチ。
これらが関係していることがあるのです。

今回は、立ち仕事の疲れと靴の選び方。
そして足の筋肉との関係について、解説していきますね。

実は知られていない、靴の常識。

幅広の靴だから足に優しい。
足が疲れにくい、歩きやすい。

その常識は本当でしょうか?

目からウロコの新常識を、ぜひ動画でご覧ください。

立ち仕事をするなら幅広の靴はおすすめできません

長時間の立ち仕事や歩き仕事で、足の疲れが取れない。
そんなとき、どんな対策をしていますか?

足のマッサージやストレッチ。
こういったケアももちろん大切です。

でも、根本的な原因を取り除くこと
そこを見直さないと、どんどん疲れがたまってしまうのも事実なのです。
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そこで注目してほしいのが靴選び

「足にやさしい」
「痛くなりにくい」
「ゆったりしていて楽」

そんな理由で、幅広の靴を選ぶのが当たり前になっていますよね。
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たしかに、足に当たりにくいから痛くなりにくく、楽に感じるかもしれません。

でも実は、幅広の靴は足にかかる負担が増えてしまうのです。
なぜなら、靴に足を支える力がないからです。
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たとえるなら、ガードルのような補正下着。

身体にぴったりフィットしますよね。
だからこそ、胸や骨格を支えてくれる。

実はそれは、靴も同じなのです。
靴が足にちゃんとフィットしてこそ、その役割を果たすことができるのです。
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つまり、幅広すぎる靴では、足にフィットしないのです。

私の足は甲高幅広だから。
だから幅広の靴が合うんだ。

そう思っている人が多いのは事実です。

でも、実際に足の計測をしてみると・・・

幅広ではなく、むしろ幅が狭い。
そんな人が圧倒的に増えているのです。

だから、歩くたびに靴の中で足が動いてしまうのです。
そして結局、足に痛みが出てしまいます。

これでは、足の骨格や筋肉を支えることができません。
そして知らず知らずのうちに、自分の筋力だけで体を支えることになってしまいます。

その結果、疲れがたまりやすくなるのです。

立ち仕事で重要なのは足のアーチと筋力

足のアーチと筋力の関係を知っていますか?
ここで少し、足の構造について説明します。

足には、アーチと呼ばれるカーブ状の構造があります。

歩いたり立つときに体のバランスをとる。
歩く時の足からの衝撃を吸収する。

そんな風に、大事な役割を担っています。
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一番有名なのは土踏まずですね。

文字通り、土に踏まない。
浮いている部分のことです。

実はこの土踏まずの他にも、足の裏には3つのアーチがあります。

縦の内側アーチ(土踏まず)
縦の外側アーチ(小指側のカーブ)
横アーチ(足の指のつけ根を結ぶ部分)

この3つのアーチ。
それぞれがまるで橋のような構造で、バランスよく機能しています。
そして地面からの衝撃を吸収しながら、体全体の重さを支えてくれています。
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しかし、このアーチをしっかり保つためには、足の筋肉の力がとても重要なのです。

この筋力が弱いと、アーチが崩れます。
そしてクッション性まで弱くなるのです。

結果、足の疲れだけではありません。
膝・腰・肩など、全身に悪影響を及ぼすことがあるのです。

立ち仕事だからこそ、足にピッタリ合う靴

足にぴったり合う靴。

そう聞くと、不安に思うかもしれません。

「足にフィットした靴って、靴擦れしそうでこわい」
「外反母趾だから、当たると痛くなりそう」
「きつくて苦しそうだから、ゆったりした靴のほうが安心」

たしかに、幅広の靴やゆるい靴は、はじめは楽に感じることもあります。

しかし、その結果・・・
足の筋肉がうまく使えず、かえって疲れやすくなってしまうことがあるのです。
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足にぴったり合う靴は、その反対。
最初は少し違和感があるかもしれません。

履いているうちに自分の足と一体化する。
そんな感覚に変わっていきます。

また、自然と足の筋肉が鍛えられる。
そんなメリットもありますよ!

それだけで足のトレーニングになり、疲れにくい体をつくることにつながります。
それは、立ちっぱなし、歩きっぱなしの仕事が多い方こそ、効果的なのです。

靴を履き替えることで、足はもっとラクになる

足にぴったり合う靴。

この感覚は、想像しにくいかもしれません。
一度履いてみないと、この快適さはわかりづらいかもしれません。

けれど、毎日の疲れ方が少しずつ変わっていく。
足が軽く感じるようになっていく。
そんな変化が、じわじわと出てきます。

それはまるで、自分の足が本来持っている力を、少しずつ取り戻していくような感覚

「靴を変えら夕方の足のむくみが減った」
「帰宅後の疲れ方が違う」

実際にそんな声も少なくありません。

つらい長時間の立ち仕事や歩き仕事。

だからこそ・・・
疲れないように休ませるだけでなく、疲れにくい足をつくることも意識してみませんか?
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まずは自分の足の正しいサイズを知ること
そこから始めてみませんか?

専門店で足を測ってもらってみる。
靴のフィッティングをしてもらうのもおすすめですね。

そして、より足にフィットする靴を選んでみてください。

まるで自分の足と一体化したような、優しく包み込む安心感。
そんな靴が見つかるかもしれません。

「歩くことがつらい」から「歩くことが気持ちいい」へ。

そんな変化を感じられる毎日を、靴からはじめてみましょう。

アンド・ステディ代表小野崎記子

監修者:小野崎記子

くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ 代表
株式会社オノザキ・有限会社アクスト 代表取締役

大学卒業後、経営コンサルティング会社勤務。

2005年4月、浅草の靴メーカー代表に就任。カウンセリング重視のオーダーメイドシューズサロンが足トラブルに悩む女性たちから大きな支持を得て、東京、梅田、天神の3直営店を運営、7,861人のフットカウンセリングと26,498足のオーダーメイド実績がある。2020年、着物スニーカーを企画・開発、東京都の支援事業として海外進出を果たし、これまでに累計4,000足を超える大ヒット商品に育てる。

現在、商品・サービス開発・WEB集客・人材採用のコンサルティングを手掛ける傍ら、YouTube・InstagramなどのSNS発信、講演、雑誌の執筆も意欲的に行い、活動の幅を広げ続けている。

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