こんにちは!アンド・ステディです。
世の中にはたくさんの靴が売られています。
安いものから、高級なものまでさまざま。
実際、お店には多くの安い靴が並び、手軽に買えるのも魅力的。
でも・・・
「安い靴は足に悪い」
「すぐに壊れるから結局損をする」
そんな話を聞いたことがないでしょうか。
.
それなら、安い靴は履かない方がいいでしょうか?
実はそうとも限りません。
大切なのは「靴の値段」ではありません。
自分の足に合っているかどうか。
安い靴でも、高級な靴でも。
自分の足にピッタリのものを選べば、快適に履くことができます。
逆に、高級でもサイズが合っていない靴なら。
それが足の痛みや体の不調の原因になることもしばしば。
.
今回は、安い靴は本当に体に悪いのか?
という疑問に答えます。
足に合う靴を選ぶための大切なポイントも、詳しく解説していきますね!
こちらの動画では、いかに歩くことが健康につながるか。
そんな内容について解説しています。
すぐ疲れてしまうから、車や自転車で移動する。
膝や腰が痛くなるから、歩きたくない。
そんな人ほど、歩くことが大事だったりします。
ぜひこの機会に、歩いてみませんか?
「私は安い靴を買うほど裕福ではない。」
これは、イギリスのことわざです。
日本で言うところの「安物買いの銭失い」と似たような意味ですね。
安い靴ばかり履きつぶしていると、結果的に高級な靴を買うよりも高くついてしまう。
といった考え方なのだそうです。
安い靴を履くと、体を壊す。
体を痛めたら、病院に通う費用がかさみます。
これも、結果的に高くつく原因と言えますね。
.
しかし、安い靴は本当に体を壊してしまうのか?
と言うと、そこまで問題はありません。
問題なのは、足に合わない靴を履いていること。
.
ぶかぶかで歩きづらい靴。
すぐに足が疲れてしまう靴。
そんな靴を長年履いていれば、それこそ本当に体を壊してしまうかもしれません。
安いから、どんな靴でも歩ければOK!
この考え方が、危険なのです。
では、安くても快適に履ける靴を選ぶためには?
どんなことに気をつければいいのでしょうか。
安い靴は体を壊す。
どうしてそう言われるようになったのでしょうか。
.
まず、値段が安い靴の問題とは。
コストを抑えるため、必要な部分を削っていることが多いのです。
例えば、 足を支える構造が不十分であること。
靴の内側で足をしっかりと支える構造がない。
これが、安い靴に見られる問題です。
靴には、足のアーチを支えたり、かかとをしっかり安定させたりする構造が必要なのです。
しかし、価格を抑えるために、このようなサポート機能が削られていることがあります。
それが、靴の機能や快適さに悪影響を与えていることも。
だから、歩行時に足が前すべりしてしまう。
歩くたびに足首や膝に無理な力がかかる。
その結果、姿勢が崩れ、膝や腰にも負担がかかることがあります。
.
特に、長時間歩いたり、立仕事が多い方は要注意。
これが原因で、痛みが悪化することもあります。
.
とは言え・・・
安い靴がすべてダメ!
というわけではありません。
大切なのは、自分の足に合ったサイズを選ぶこと。
たとえ安価でも、足に合う靴なら、比較的快適に歩けるでしょう。
逆に言えば、高価な靴でも、足に合わないものはNG。
結局のところ。
安くても高くても、慎重なサイズ選びが大切ということですね。
靴を選ぶときに、最も大切なこと。
それは、自分の足のサイズを正しく把握すること。
これが何より、大切です。
.
足のサイズは、年齢とともに変わります。
例えば、土踏まずの高さは変化します。
足の筋肉が弱れば、低下してしまいます。
足幅が広がることもあります。
開帳足(かいちょうそく)の状態です。
その他にも、外反母趾の悪化や、筋力の低下でも変化します。
.
それに気づかず、昔と同じサイズを履き続けている人が少なくありません。
まずは、適切なサイズを選ぶこと。
これだけでも、足への負担が減り、快適に歩けるようになりますよ。
.
足のサイズを正確に測るためには、計測してもらうのが一番です。
それから、自分に合ったサイズを選ぶようにしましょう。
次に、試し履きをしっかり行うことも大切です。
歩いているうちに、かかとが浮かないか。
つま先には適度な余裕があるか。
その余裕につま先がすべり込まないか。
指が自由に動くか。
この点を確かめてみましょう。
そのためには、しっかりと歩くことです。
.
パンプスなら、ストラップをちゃんと留める。
スニーカーなら、紐をちゃんと締める。
これも重要です。
このポイントを抑えておけば、安い靴でも快適に履くことができますよ。
それでも、足に合う靴が見つからない。
そんな場合もあります。
特に、足幅が狭い人。
いわゆる細足さんのことですね。
3Eや4Eなど、幅広靴では間違いなく合わない。
そんなお足の人です。
.
量販店などで売られている靴は、多くの人に合いやすい靴。
そのため、幅が広めの設計が多いのです。
そんな幅広靴を、細足さんが履いてしまうと・・・
歩くたびに足が前へすべり、足指を痛めてしまう。
かかとが浮いて、靴ずれを起してしまう。
足トラブルだらけになってしまうのです。
.
「いろんな靴を試してみたけど、どれもしっくりこない」
「すぐに足が痛くなる」
「結局、どの靴も合わないんだ!」
なんて、悲観的になっていませんか?
そんなときは、まず専門店で足のサイズを正確に測ってもらいましょう。
足の長さだけでなく、足の幅、甲の高さ。
詳しくチェックしてくれますよ。
足に合う靴の特徴が分かれば、もっと快適に靴選びができるようになります。
最近では、細足さん向けの靴を扱うお店も増えてきていますから。
足に合う靴がなかなか見つからない。
そんなときは、そうした専門的な靴を探してみるのも一つの方法です。
一般的な靴屋さんでは、幅広の靴が人気です。
だから、細足さんの存在が認識されていない。
そんなこともあります。
市販のリーズナブルな靴の中から、自分に合うものを見つけるのが難しいこともあるでしょう。
.
しかし、冒頭のことわざを思い出してください。
「私は安い靴を買うほど裕福ではない。」
安い靴を何度も買い直すより、はじめから質の良い靴を選ぶ。
その方が、結果的にお金も無駄にならず、足にも優しいということです。
.
「安かろう悪かろう」なんて言葉もありますね。
とは言え、靴もどんどん進化しています。
手頃でも履きやすく、歩きやすい靴も増えています。
工夫次第で、予算を抑えながら良い靴を選ぶことも可能です。
.
大切にしてほしいのは、足に合う靴を見つけること。
普段はコストを意識して選ぶのも良いでしょう。
くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ 代表
株式会社オノザキ・有限会社アクスト 代表取締役
大学卒業後、経営コンサルティング会社勤務。
2005年4月、浅草の靴メーカー代表に就任。カウンセリング重視のオーダーメイドシューズサロンが足トラブルに悩む女性たちから大きな支持を得て、東京、梅田、天神の3直営店を運営、7,861人のフットカウンセリングと26,498足のオーダーメイド実績がある。2020年、着物スニーカーを企画・開発、東京都の支援事業として海外進出を果たし、これまでに累計4,000足を超える大ヒット商品に育てる。
現在、商品・サービス開発・WEB集客・人材採用のコンサルティングを手掛ける傍ら、YouTube・InstagramなどのSNS発信、講演、雑誌の執筆も意欲的に行い、活動の幅を広げ続けている。
こんにちは!アンド・ステディです。 長時…
こんにちは。歩きやすい靴のオーダーメイド…