こんにちは!アンド・ステディです。
夏の真っただ中。
灼熱の日々が続いています^^;
でも最近は、カラッとした暑さ。
少しだけ過ごしやすくなりましたね。
さて、この暑い季節にスニーカー。
さすがに暑苦しいでしょうか。
しかしその快適さは捨てがたいもの。
意外と、年中スニーカーです!という方もいらっしゃいますよね。
そこで、スニーカーについてご注意を。
皆様、スニーカーの紐は締めていますか?
最近は、紐を締めずにスニーカーを履いている人がほとんど。
テレビCMでも、足をスポッと入れるだけで履けるスニーカー。
なんてものもありますね。
はじめから紐をゆるめに締めている方。
指を靴べら代わりにして靴を履く方。
そもそも、靴紐を締め直したことがない方。
実は、危ない履き方になっているかも。
その履き方を続けていると、足を痛めてしまうかもしれませんよ。
ぜひ、紐を締めてみてください。
ぐっと歩きやすくなるはずです。
さて今回は、ほどけない靴紐の結び方をご紹介しますね。
この機会に、靴紐を締め直してみましょう。
本来靴とは、足を保護してくれるもの。
そして、足を支えてくれる役割もあります。
足のサポーターとも言えるでしょう。
特にスニーカーは、靴紐をぐっと締めることで、快適に履けるもの。
足の甲を押さえ、踵を包み込むことで、歩行が安定します。
長時間歩くときは、紐を締めてください。
楽に歩けるようになりますよ。
これが、靴紐を締めるメリットです。
でも、靴紐を締めずにゆるく履く方が多いですね。
確かに脱ぎ履きが早いかもしれません。
圧迫感がなく楽かもしれません。
でもそれでは、スリッパと変わりません。
スリッパでは長時間歩けないですよね。
20分も歩けば、足は疲れるでしょう。
試しに走ってみると、よくわかるはず。
力まないと脱げそうになるし、踵も踏ん張れません。
おそらく裸足で走った方が、まだましです。
スニーカーの紐を締めないということ。
それは、スリッパと同じぐらい、足に負担をかけることになるのです。
さらに、足は体の土台です。
足への負担は、いずれ体への負担になるかもしれません。
これが、靴紐を締めないことによるデメリットです。
靴を脱ぎ履きするたびに、紐を結び直す。
確かに面倒かもしれません。
でも手間をかけた分だけ、足は快適になりますよ。
スニーカーで足が疲れやすい、という方。
まずは靴紐を締めることがおすすめです。
靴紐を結ぶメリットがわかったところで、お次は靴紐の締め方です。
気が付いたら靴紐が緩んでいた。
誰しもそんな経験があると思います。
これも、靴紐が緩いから起きることです。
頻繁にほどけているなら、要注意。
やはり紐を結ぶ習慣をつけた方が安全ですよ。
靴紐を結ぶなら、蝶結びでもOK。
でもやはり、時間は短縮したいもの。
そんな方にご紹介したいのが、「イアンノット」という結び方です。
はじめは慣れないかもしれません。
でも一度覚えてしまえばとても簡単ですよ!
手軽に結べて、よりしっかり固定できます。
長時間歩いても、靴紐が緩みにくいのです。
まずは靴紐を締め直すこと。
はじめは蝶結びから。
慣れてきたら、イアンノット結び。
そうなれば、スニーカーがもっと快適になりますよ。
では実際にやってみましょう!
手順を、5つの工程に分けて説明します。
1.まず、止め結びをする
通常の蝶結びと同じように、左右の紐を交差して通し、締めます。
これを「止め結び」と言います。
2.紐の両端を持つ
紐の両端を、中指、薬指、小指で握ります。
そして、親指と人差し指をV字にします。
紐の両端を掴んだまま、左手はV字を紐の上部からくぐらせ、親指と人差し指にかけます。
右手はV字を紐の下部からくぐらせ、親指と人差し指にかけます。
すると、紐が横にしたZのような形になります。
3.両手を交差し、互いの紐を掴む
ここが少し難しいところ。
V字の親指と人差し指の間にかかる紐を、互いの親指と人差し指で引っ掛けます。
4.そのまま両手で紐を引っ張る
紐の両端はしっかり掴んだままです。
そのまま、3で引っ掛けた紐を引き、締めます。
これで、イアンノット結びの完成です。
できたでしょうか?
・・・おそらく、一度でできる人は少ないかもしれません(笑)
蝶結びと比べるとややこしいですよね。
イアンノット結びの動画もあります!
上記の文章を見ながら、ぜひご覧ください。
慣れるまでは時間がかかるかもしれません。
でも一度慣れると、本当に楽です!
まずは試しにやってみてください。
何度かやれば、指が覚えてくれますよ^^
最初はとっつきにくいかもしれません。
靴紐を締めるのも、イアンノット結びも。
でも一度やってみれば、快適さがわかるようになりますよ。
そのぐらい、変化があるのです。
でも、紐を締めたのにやっぱり歩きにくい。
そんな場合も当然あります。
それはもしかして、靴が足に合っていないのかもしれません。
スニーカーは紐を締めて、調節できる靴。
とは言え、限度があります。
3Eや4Eなどの幅広の靴。
小さいサイズがなく、大きめの靴を選ぶ。
緩すぎれば、紐を締めても変わらないかもしれません。
つまり、そもそも足に合う靴が選べていないということです。
まずは、足に合うスニーカーを選ぶこと。
それが何より、快適に歩けるようになる方法です。
スニーカーでも足が痛くなる。
スニーカーでも足が疲れる。
そんな方が増えているのも本当です。
足に合う靴を見つけるには、自分の足を知ることが大事です。
自分の足の正確なサイズを知っていますか?
足に合う靴を履いたことがありますか?
足の計測を行い、実際に試着もできる。
それが一度にできる方法がありますよ。
今や人生100年時代。
快適に歩くために、スニーカーの紐はしっかり締めましょう。
くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ 代表
株式会社オノザキ・有限会社アクスト 代表取締役
大学卒業後、経営コンサルティング会社勤務。
2005年4月、浅草の靴メーカー代表に就任。カウンセリング重視のオーダーメイドシューズサロンが足トラブルに悩む女性たちから大きな支持を得て、東京、梅田、天神の3直営店を運営、7,861人のフットカウンセリングと26,498足のオーダーメイド実績がある。2020年、着物スニーカーを企画・開発、東京都の支援事業として海外進出を果たし、これまでに累計4,000足を超える大ヒット商品に育てる。
現在、商品・サービス開発・WEB集客・人材採用のコンサルティングを手掛ける傍ら、YouTube・InstagramなどのSNS発信、講演、雑誌の執筆も意欲的に行い、活動の幅を広げ続けている。
こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイド…
こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイド…
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