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残念な話~老舗靴メーカーの倒産と大手の下請法違反

こんにちは。歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。

緊急事態宣言の延長が決まりました。
ますます気を引き締めて事に当たらなくはいけませんね。

このところ、サロンよりも本社にいる時間が多いです。

社長の仕事が増えたからです。

お蔭さまで、靴業界の話も早いです、今後の噂も。

今日はそこから残念なお知らせを2つ。

歴史ある仕事の美しい靴メーカーエースが倒産

1つめ、エースさんが倒産しました。

エースさんは、抜群に美しい靴を作る上手な靴メーカーさん。

20年以上に渡り、当社のお取引先さんでもありました。

でも、幸いにして、うちは1円もひっかかりませんでした。

それほど取引が薄くなっていたということで・・・切ない話です。

細靴の走り「A&T」を作っていました。
エース(ACE)&髙島屋(T)として、名前を冠していました。

重ね重ね、残念です。

あの技術力はどこへ行ってしまうのでしょう。

もしかしたら、後半はもう、なかったのかもしれませんね。

靴メーカーの雄リーガル、下請法違反で公取から勧告

2つ目、これは黙っておれない。

リーガルさんが下請法違反で公正取引委員会から勧告を受けました。

見事、刺されました。

靴の製造と販売を行うリーガルコーポレーションが、下請け業者26社に納入製品を不当に返品していたと公正取引委員会が発表した。返品した商品の下請代金相当額は総額1,147万4,218円。

1100万とか、、、金額、小さくありません?
リーガルさんほどの大手が。

構造としては、リーガルさんはたくさん靴を作るので、その靴を作る下請けの靴メーカーをたくさんかかえているということ。

その靴メーカーさんからの靴の納品をさせなかったということ。

おいおい・・・協力してくれてるメーカー、潰れてもいいんか?

しかも、やり口が汚いです。

検品もしてないのに、不良品として靴メーカーに返品
・一部、返品の送料も靴メーカーに負担させる。

検品しないで返品なんて、靴への冒涜です。絶対やってはいけない。

しかも、送料も持たせるなんて、、、せこすぎて涙がでます。
普段から送料は、下請けの靴メーカー負担のことが多いです。

それもこれも、リーガルさんほどの会社でも、ここまでしないと厳しくなってきているということなのでしょう。

リーガルさんは紳士が強くて、しかも、ビジネス用。

震災以降、カジュアル化が進んでいた中で、今回、

在宅でも仕事ができちゃうことが判明。

これ、どうなります?

3月決算で、3億円赤字予定とのこと。
アフターコロナはもっと大変な数字になるでしょうね。

他人事ではありません。そして、

悪いことすると、ばれて、制裁を受ける

そうゆう時代にシフトする象徴にも感じられました。

無利子無担保融資、補助金、助成金、やれることは山ほど!

最近はすっかり社長脳です。

コンサルタント時代の仕事が役に立っています。
WEBと補助金取得が専門です。

会社と雇用を守る方法、いろいろありますよ。

今はとにかく現金です。

借りられるだけ借りておくことをおすすめします。

補助金、助成金もいろいろありますから、会社の規模感によって使えるかどうか、研究した方がいいです。

返済不要の現金なのですから。

金策の話は、同じ経営者の皆さんとぜひ共有したいところですし、悩まれている方がいらっしゃれば是非ご相談ください。

私の経験でお役に立つことがあれば、お話させていただきます。

お問い合わせはこちらまで
info@andsteady.com