こんにちは!アンド・ステディです。
アンド・ステディに来店されるお客さま。
当然、足・靴・歩き方についてお悩みです。
そしてそのうちには、股関節の痛みに悩んでいる、という方もいらっしゃいました。
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股関節の痛みで悩んでいる人。
実は、年齢を問わずにたくさんいるのです。
一番驚いたのは、10代の女性でした。
その方は、スポーツでの怪我が原因で痛めてしまったそうです。
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他にも、日常生活の些細な行動がきっかけで、痛みが出てくることもあります。
股関節は、歩くためにとても大事な部分。
だからこそ負担がかかりやすく、痛めてしまうことが多いのです。
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今回は、その股関節の痛みの原因。
そして、靴との関係について解説します。
股関節の痛みを防ぐための簡単な改善方法もご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
こちらの動画では、股関節痛についても解説しています。
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まず、股関節について知りましょう。
股関節は、体の中で重要な関節のひとつ。
脚の付け根にある関節のことを指します。
骨盤と太ももの骨(大腿骨)をつなぐ役割を果たしています。
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この関節は「球関節」というものです。
大腿骨の丸い部分が骨盤のくぼみに収まることで、さまざまな方向に動かすことができます。
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また、股関節は体全体の重さを支えるという、重要な役割も担っています。
脚を前後に動かして歩く。
股関節を曲げることでしゃがむ。
さらには振り返るときの動作。
そんなときも、脚を外側や内側に回す動きを股関節が支えています。
この部分がスムーズに動くことで、日常の動作が快適に行えているのですね。
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体の中心にある腰。
それと同じように、股関節も体をしっかり支えてくれているのです。
これだけたくさんの動作を支えてくれているからこそ、その負担も計り知れません。
だから、股関節に負担がかかりすぎると、痛みや不調が生じることがあるのです。
股関節の回りにも、当然筋肉があります。
この筋肉が弱くなることで、関節にかかる負担が大きくなるのです。
運動不足や、長時間座りっぱなしの生活。
そんな生活が続くと、筋力がどんどん低下してしまいます。
それが、股関節の痛みにつながることも。
片足にばかり体重をかける立ち方。
猫背の姿勢で長時間過ごすこと。
こんなことも、股関節には悪影響なのです。
体の重心のバランスが崩れ、股関節に不自然な力が加わってしまうこと。
これが痛みを引き起こすことがあります。
体を動かさずにいると、体の筋肉や関節はどんどん硬くなります。
使いすぎも良くないですが、使わなすぎても良くないのです。
そんなとき、急激に体を動かすことで、股関節を痛めてしまうことがあります。
体重が増えると、膝や腰だけでなく、股関節にかかる負荷も増えています。
歩くだけでも股関節に大きな負担がかかることになるのです。
歩くのが辛いから、運動不足になる。
運動不足だから、体重が増える。
そして、歩くのが辛くなる。
そんな負のループに陥らないよう、要注意!
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年齢を重ねるにつれ、体の痛みが増える。
当然、加齢によって起きやすくはなります。
でも、この原因のほとんどは、運動不足にあると考えられています。
なぜなら、80代の人でも、しっかり運動をすれば筋肉はついてくるからです。
筋肉があれば、関節への負担が減らせます。
体の痛みは、減らすことができるのです。
まずは歩くことからでも、運動することを心掛けたいですね。
もうひとつ、股関節の痛みを引き起こす原因があります。
それは、足に合わない靴を履いていること。
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歩いていると、足が痛くなりませんか?
その原因は、靴にあるのかもしれません。
足が痛いからと、痛くないように歩く。
結果、歩き方が崩れてしまうのです。
靴に無理やり歩かされているような状態。
そんな歩き方を続けていると、やがてそれが当たり前になります。
これが、歩き方の癖になります。
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歩いていると、何故か片側に寄ってしまう。
歩いていると、足音がうるさい。
つまづきやすい、ふらふらしてしまう。
こういった状態なら、要注意です。
あなたの歩行バランスは、崩れているのかもしれません。
その崩れが原因で、股関節の痛みを引き起こしていることも考えられるのです。
足が痛いからと、片方の足をかばって歩く。
すると、痛みがある反対側の足ばかり使ってしまう。
このように、歩行バランスが偏ってしまうのです。
すると体は、無理をしてでも、そのバランスを調整しようとします。
足首、膝、腰、股関節。
そういった部分に、負荷が増えるのです。
そして、足は体全体の土台です。
足を痛める靴、足に合わない靴が、その足もとの土台を崩してしまう。
その結果、股関節をはじめとする体の痛みの要因になりうるのです。
歩き方の崩れが、体に影響を及ぼす。
その原因のひとつが、足に合わない靴です。
だから、自分の足にぴったり合う靴を選ぶことが大切なのです。
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まず一番はじめに、足の計測をすること。
「今までこのサイズで大丈夫だったから」
という理由で靴を選ぶ前に、計測です。
実際の足の長さは何cmなのか。
これがわからないと、足に合う靴のサイズもわからないはずです。
それがわかれば、あとは試着するだけです。
両足とも靴を履いて、少し歩きましょう。
そうですね、3分間は歩きたいところです。
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靴下のように、足にフィットする靴。
そんな靴こそが、歩きやすい靴です。
背筋をまっすぐ伸ばして、歩ける靴。
これが、体に負担がかからない靴です。
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股関節の痛みを改善するには、靴を履き替えること。
くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ 代表
株式会社オノザキ・有限会社アクスト 代表取締役
大学卒業後、経営コンサルティング会社勤務。
2005年4月、浅草の靴メーカー代表に就任。カウンセリング重視のオーダーメイドシューズサロンが足トラブルに悩む女性たちから大きな支持を得て、東京、梅田、天神の3直営店を運営、7,861人のフットカウンセリングと26,498足のオーダーメイド実績がある。2020年、着物スニーカーを企画・開発、東京都の支援事業として海外進出を果たし、これまでに累計4,000足を超える大ヒット商品に育てる。
現在、商品・サービス開発・WEB集客・人材採用のコンサルティングを手掛ける傍ら、YouTube・InstagramなどのSNS発信、講演、雑誌の執筆も意欲的に行い、活動の幅を広げ続けている。