女性って、皆さん、本当に忙しいですよね。
仕事に、家事に、子育てに、介護に。
とにかく日々、動き回っていて、走らなきゃ!という機会も多いのではないでしょうか。
忙しい女性には、快適な走れるパンプスが必要!といつも思います。
目次
合わないパンプスで走るのは危険
これは、身をもって経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「急いでいるのに、慌てているのに、走りたくても走れない!」
- 💬 走りたいのに、踵が抜けてしまって、電車に乗り遅れてしまった!
- 💬 走ったら、パンプスが脱げてしまった!
- 💬 歩くのも大変なのに、走るなんて無理!
そんなお声をよく聞きます。
時短のために走っても、靴が脱げてしまったら元も子もありませんね^^;
結局、時間が余計にかかってしまいますから。
そしてそのまま転んで、怪我してしまう可能性もあります。
合わないパンプスで走ることは、とてもリスクがあることです。
走れるパンプスの絶対条件
それでは、走れるパンプスって一体、どんなパンプスなの?と考えてみました。
掘り下げてみると、結局、踵が脱げない安心感があるということなのだと思います。
1.サイズ・ワイズが合っていること
歩きやすいパンプスは、足との相性がすべて。
つまり、自分の足のサイズ・ワイズに合う靴であることが最低条件です。
2.靴としての構造がしっかりしていること
その衝撃をしっかり吸収してくれる、靴の強い構造が必要ですね。
さらに、物理的な側面から言えば、地面との接地面積が大きいほうが安定します。
だから、ヒールの幅は広く、リフトが大きい靴がよいでしょう。
ピンヒールで走るには、それなりの体幹と技術が必要になります。
3.安定感のあるデザインであること
やはり少なくとも、ストラップはついていて欲しいところです。
アンクルストラップやバックストラップでは意味がありません。
甲を上から押さえてくれる場所にこそ、ストラップが必要です。
さらに、甲が深めのカットだといいですね。
足と靴の接触面積が増えてGOODです。
パンプスとは言え、何かしらの形で甲が抑えられる工夫があると安心ですね。
4.馴染ませがしっかりできた靴であること
走る時は、歩く時よりも足指をしっかり使っているはずです。
足を返す、靴の返りがよい、という言葉は聞いたことがありますでしょうか?
足指をしっかり使うということは、「足を返す」という基本動作を行います。
この足の動作に追いつくには、「靴も返りがよい」状態が必要です。
ワイズまわりに、横に入る「履き皺」がはいっていることが目安です。
新品の靴では、なかなか足に馴染んでいませんから、走るのは難しいでしょう。
あなたが靴をどう育ててきたか?
それが如実に現れるのが、靴の馴染ませになります。
これらの条件をクリアしているパンプスこそ、
歩きやすいパンプスであり、走れるパンプスである
ということなのです。
快適な「走れるパンプス」ならオーダーメイドで決まり!
ヒールはかなりの幅太タイプを選び、
甲まわりにはしっかりストラップをつけ、
サイズ・ワイズを足にぴったりと合わせて仕立てていますから!
そして、靴を育てる肝となる「靴の馴染ませ方」も1からお伝えしています。
靴に関わる文化の理解が深まれば、靴に対する意識も変わっていくことでしょう。
どんなに高価な靴でも、自分の足に合わなければ何の価値もありません。
歩きやすい、かつ、走れるパンプスは、足に合っていることが大前提なのです。
これは足とパンプスの相性の話ですから、パンプスだけ見ていても始まりません。