こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。
パーソナルインソールのためのパーツをいろいろと取り寄せ、研究しています。
目次
パーソナルインソールって、何?
インソールパーツを組み合わせてオーダーメイドできます
パーソナルインソールは、歩き方を矯正してくれる当店で製作するインソール。
基本は、足に合う靴にセットするもので、緩い靴に入れても効果が半減します。
インソールの役割は、足と歩き方を矯正することにあります。
・外反母趾やタコ・魚の目、外反足などの弱点を補正する
・正しい足の骨格の状態に復元する
・立ち方・歩き方のバランスを整える
結果として、体のバランスまで整えてくれる技術です。
「歩くこと」=「フットケア」
とするための、必須の施術です。
当店の持つインソール技術は、細かなパーツを組み合わせていくものです。
だから、O脚用、偏平足用ということなく、人によって必要なパーツを足せますし、土踏まずに左右差もつけられます。
ここは硬めに、ここは柔らかく、ということもできるのです。
1枚ものインソールのメリット・デメリット
一方で、機械が1枚の板から削り出す手法もあります。
カップインソールタイプが多いでしょうか。
スポーツ用は、ほぼこちらですね。
パンプスではなく、スニーカーに入れるタイプをよく見かけます。
いろいろな靴に、入れ替えできるのが、1枚もののメリット。
一方、1枚ものインソールのデメリット。
それは足の変化に追いつけないこと。
足裏の状態って、すぐに変わってしまうもの。
お客さまの中には、1ヶ月でアーチが復活する人もいます。
アーチがつくられたら、それまでのインソールは合わなくなるということです。
だから、アーチができたらパーツを加え、またアーチができたらパーツを加え、と、細かく調整できる組み合わせ方式の方が現実的と考えています。
安いですしね。
華奢な靴代表、パンプスにもセットできます。
おすすめは、やはり細かなパーツを組み合わせたインソールですね。
インソールのパーツとして適切な素材
このオーダーインソール、置く位置が1ミリ違っても歩行が変わってしまいます。
足に、体に大きく作用する、とても大事なものなのです。
体の土台である足、体の表面積のわずか2%しかない足裏に、全体重がかかります。
だからそのパーツには、へたりにくくて、強度ある素材が必要です。
硬すぎてもいけないし、柔らかすぎてもいけません。
大きすぎてもいけないし、小さすぎてもいけません。
人工筋肉といわれるパーツや低反発・高反発、さらにはMIXものなど。
研究所や靴関連会社さんからお声掛けいただいたものを、まず自分で試しています。
様々なテストをしながら、日々、新しいパーソナルインソールを製作しています。
インソールパーツの進化、日本の台頭
技術の進歩はすごいですね~
10年ひと昔とよくいいますが、今は1年ひと昔、でしょうか。
2年前のものよりも、確実に効果の高い素材がつくられていると感じます。
そして、足、特にFOOTに関する技術はドイツ式が有名ですね。
伴いインソールパーツ素材もヨーロッパ製が牽引してきましたが、それも今は昔。
昨今の日本メーカーのアウトプットは、すごい、の一言です。
さすがの日本製、かゆいところに手が届く!素材がたくさんあります。
それを見る限り、追いつき、追い越した、と言ってもいいかもしれません。
やっぱり日本は、すごいです。
実は、今現在使用しているインソールは、当店オリジナルのものが80%ほど。
よい要素を組み合わせて、型から作ってしまいました。
今現在、歩行矯正のためには、ベストなインソールパーツになっていると思います。
そして、この素材から開発したインソールパーツは、とても好評。
海外に販売するということ、考えてもいいかもしれませんね。
パーソナルインソールをお仕立てするためには、フットプリントが必要。