こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。
足が大きいことで悩む女性が増えています。
「市販の店で、足に合う大きいサイズの靴が見つからない」
「女性用の大きい靴で、かわいい靴、オシャレな靴がない」
そんな風にお困りではないですか?
今回はいろいろな角度から、女性の足と靴に関する実態をみてまいります。
こちらの動画でも、足が大きいから靴が見つからない、そんな女性のために解説しています。
ぜひこちらもご覧ください!
最近、足の大きい子が多いですね。
芸能人では深田恭子さんが26センチある、というのは有名ですよね。
モデル出身の人たちは、皆、総じて大きいのではないでしょうか。
言わない、というだけで。
フルオーダーシューズがメインの会社の社長さんも、お客様はモデルさんが多いそうです。
必ずリピーターになってくれる、と仰ってました。
当社でもコレクションで女性モデルさんが履く靴は、25cmと26cmを用意します。
ちょっとデータでも調べてみました。
女性で足サイズが25cm以上は、10代で13%、20代で7%
24.5cmの人も増えてるみたいで、10代で17%、20代で14%とのこと。
24.5cm以上でくくると、
女性で足サイズが24.5cm以上は、10代で30%、20代で21%
ということになるそうです。
やはり、大きい足の持ち主さんが明らかに増えてますね。
色々なアンケート調査結果でも、世代の違いがクッキリ。
身長も伸び、体重も増え、体型は確実に西洋化しています。
足だけ昔の形のまま、のわけがありませんよね。
街を見渡しても、これだけ平均身長が伸びているわけですから。
体を支える足も大きくなって当然です。
食事や生活の欧米化が、足が大きい原因の1つであることは間違いないでしょう。
高校の頃の友達に 、
「本当は25.0センチだけど、24.5センチを無理して履いてる。痛いけど」
という女の子がいました。
特に思春期には、なかなか言えなかったのだと思います。
25cmのレディースシューズなんて、当時、ありませんでしたしね。
今は選択肢が増えつつある、良い時代だと思います。
足サイズが大きいメリットは、年齢を重ねてから十二分に味わえると思います。
土台がしっかりしていれば、体はもちろん、心が安定しますから。
背が高くてかっこいい、メンタルも懐深い。
という部分が、足が大きい女性の特徴ではないでしょうか。
当店も、女性の皆さんの選択肢を増やす方向に舵を切りました。
未来永劫、23センチがボリュームゾーンというわけではありません。
実際に今は、23.5cmの足の方が多いという感覚があります。
「23センチでサンプルをつくることをやめる」
というところから、当店は変えました。
私は、24.0センチのワイズAA。
ファーストサンプルは私自身がテストしますから、24.0AAでつくります。
「女性の大きい靴は可愛くないから、23cmでサンプルを作るのがいい」
そんな男性目線のパンプスづくりは、もう不要でしょう。
そしてそして、靴の購入に関するデータもあります。
女性が1年間に買う靴は平均3.5足
先日、日経に掲載されてました。この統計はユニクロ調べ。
10~30代の女性450人対象に行った調査なのだそうです。
平均11.7足の靴を所有し、3年で全部を買い替える計算。
着こなしの中で気を使うものでも「靴」が62.9%とトップ。
バッグやアクセサリーを大きく引き離しています。
そのためか、 出費は抑えても足元のおしゃれは欠かさない。
と結論付けられてました。
ユニクロはこのデータを持って、靴業界に進出したのでしょうね。
とても現実的な数字かなとも感じます。
でも、女性の靴は ファッションの一部でありながら、 ファッションだけではないのです。
お洋服とは、根本が違います。
なぜなら靴は、全体重を支える土台であり、釘を使うほどの強度を求められるからです。
靴は物理的には、ファッションというよりも建築物に近い、と言えるでしょう。
ここを理解しないと、足を壊す靴をつくり続けることになります。
ユニクロのスタンスを見ていると、靴に手は伸ばさない方がいいんじゃ?
個人的には、そう思っています。
安いだけでなく、本当に足のことを考えた商品を世に出して欲しいと切に願うところです。
ユニクロというビッグメジャーブランドだからこそ、ですね。
アンド・ステディではパンプスなら25.5cmサイズ、スニーカーは27.5cmまでご用意しています。
もちろんそれ以上のサイズでも、ご相談に応じてお仕立てしています。
アンド・ステディは靴のメーカーなので、その辺りは自由自在です^^
・サイズが26cm以上ある
・幅が太い
・幅が細い
・左右差がある
・脚長差がある
・足指が縮こまっている
・扁平足だ
・外反母趾が痛い
・O脚を改善したい
・歩くのが遅い
これらは、足が大きい女性が、無理をして小さい靴を履くことで起こるだろう足トラブル。
様々ありますが、すべて連動していることです。
是非お悩みまるごと、ご相談くださいね。
くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ 代表
株式会社オノザキ・有限会社アクスト 代表取締役
大学卒業後、コンサルティング会社にて約12年間に渡り勤務。
2005年4月、浅草の靴メーカー代表に就任。カウンセリング重視のオーダーメイドシューズサロンが足トラブルに悩む女性たちから大きな支持を得て、東京本店、梅田サロン、天神サロンを運営中。着物スニーカーを企画・開発、東京都の支援事業として2020年、海外進出を果たす。
YouTube・Instagram等のSNS発信、ワークショップや講演、各種媒体の執筆も意欲的に行い、活動の幅を広げ続けている。