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アクティブシニアが知っておきたい靴選びのコツ

こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。

日本橋あたりを昼間歩いていると、元気なお年寄りをよくお見かけします。

自分の足で歩いているだけでも、すごいな!と思います。

そして、もう少し靴を見直せば、もっと元気に歩けるのに、とも思うのです。

人生100年時代。

自分の足で歩き続けるためのアクティブシニアの靴選びをご紹介します。

アクティブシニアとは

この言葉は、2007年に団塊世代が定年を迎えた頃から使われるようになりました。

イメージするのは自分の価値観をもち、定年退職後や還暦後も、趣味やさまざまな活動に意欲的で元気なシニア層ですね。

アクティブシニアを前期高齢者(65~75歳)と定義するところもあります。

身近なシニア・高齢者の方を思い返してみて、

「若々しい」
「元気に活動している」
「仕事や趣味を楽しんでいる」

という人がアクティブシニアといっていいと思います。

アクティブシニアのライフスタイル

アクティブシニアは、その名の通りとにかくアクティブ、行動的。
そしてゆとりがあります。

仕事や家事、育児などの忙しさから解放され、自分のために生きることができる。

これがアクティブシニアのライフスタイルと言えるでしょう。

自分の足で歩いて出かけることができなければ、アクティブシニアのライフスタイルを送ることは難しいですね。

アクティブシニアであるには、自分の足で動き回れる健康が必要です。

「健康で、時間・気持ち・経済のすべてにおいてゆとりある生活を送れる。」

こうしたアクティブシニアのライフスタイルを下支えするのが、まさになのです。

高齢者の歩行と負担

ところが年齢を重ねると、昔のように歩くことが難しくなってきます。

高齢者の歩行の特徴を挙げていきます。

・歩くことのがゆっくりになる
・歩くときの両足の幅が大きくなる
・歩いているとき、足が地面についている時間が多くなる
・歩いているときに体が左右に揺れるようになる
・一歩で進む距離が小さくなる
・一定時間での歩数が少なくなる
・股関節やひざ関節、足関節の運動範囲が狭くなる

これらは、「正しい歩き方が実践できなくなる」ということです。

歩くということは、

健康の土台、人生100年時代の基本、アクティブシニアの前提条件

となるものです。

こうした年齢を重ねることで起こるデメリットを、足に合う靴でカバーしてあげる必要があると前向きに考えましょう。

アクティブシニアが知っておきたい靴選びのコツ

それでは、アクティブシニアにとっての理想の靴選びはどんなものなのでしょうか。

アンド・ステディでは、靴を選ぶことだけでなく、体との対話も必要になってくると考えます。

基本的な動きができるか、稼動域がどこくらいあるか。

場合によっては、ストレッチが必要になることもあるのです。

靴選びの前に確認したいこと

まずは、下記3点を確認します。

1.足の感覚は生きていますか?

足指は本来、地面についているものですが、浮き指(うきゆび)が増えています。

足に合わない靴を履き続けることが大きな原因の1つと考えられています。

怖いのは、足指が浮き続けると足指の感覚が失われること。

地面に触れても、それが「わからない」「感じない」となるのです。

足指が死んでしまえば、正しい歩き方はできなくなるということです。

あなたは、足指に地面を感じることはできますか?

まずはお足を握らせていただきます。

足の跳ね返しの強さや、足指の感覚の有無を確認する必要があるからです。

2.手の力はありますか?

体に良いのは紐のスニーカーですが、手に力が入らないと紐を締められません。

自分で靴下を履くのが辛くなってきている人は、要注意です。

手の握る力、引く力、細かい作業の可否の確認が必要です。

難しければファスナー付のスニーカーや紐をキャタピランに変えましょう。

3.かがめますか?

玄関先で靴を履くときの姿勢を確認します。
かがめても、立ち上がれなくてはなりません。

血圧と股関節の硬さを確認する必要があります。

無理な体勢にならないよう、玄関先にイスを用意しましょう。

座って靴を履く習慣を身につけることは、体にとってよいことです。

これらを確認し、クリアした上での靴選びです。

靴選び3つのポイント

若い世代の靴選びと、基本、大きくは変わりません。

ただ、「年齢を重ねて生まれた弱点を補うために」という視点に切り替わります。

ポイント1:つま先がやや上に反っている靴

年齢を重ねると、すり足気味になります。
股関節の稼動域が小さくなり、足が上がりにくくなるためです。

そのため、靴底が真っすぐなものだとつまづきやすいのです。

つま先がやや上に反っている靴を選べば、それだけでつまづき防止になります。

ポイント2:踵がしっかりしている靴

靴の踵はカウンターと呼ばれ、踵だけでなく、足首をも支えてくれます。
筋力の衰えを靴がカバーするイメージです。

踵や足首が支えられるようになれば、歩きやすい靴となります。

正しい歩き方に導いてくれるでしょう。

ポイント3:調整がきく靴

これは年代に関わらず、ですが、やはり紐靴がベスト。

靴をきちんと調整すれば、足の骨格をサポートし、歩きやすい靴となります。

靴のオーダーメイドもおすすめ

当店でおすすめしているのは、ご来店いただいての靴のオーダーメイド。

なぜなら、靴は履く薬だからです。

身長や体重も違えば、足の形だって異なります。

自分の足に合う木型で、フィットする靴を作れるのがオーダーメイドの魅力です。
しかも、好きなレザーで、好きにデザインができます。

そして、靴は買って終了、ではありませんね。

靴の慣らし方正しい履き方を知らなくては、効果がありません。

加えて、正しい歩き方もきちんと理解し、実践したほうがいいでしょう。

ここまできちんとやってはじめて、靴は履く薬となってくれます。

私たちがおすすめするのは、単なる靴選びで終えるのではなく、ここまでトータルで学び、実践いただくこと。

靴のオーダー ~ 歩き方指導まで行える「オーダーシューズ」をおすすめしています。

オーダーメイド靴店の当店でももちろん実践・提供していますよ。

本当のオーダーシューズは、履くと気持ちいいですよ!

アクティブシニアの皆さんの日々の生活を、より快適にしてくれるはずです。

まとめ

アクティブシニアの靴選びのコツ、いかがでしたか。

加齢による弱点を、足に合う靴はしっかりカバーしてくれます。

靴の選び方ひとつで、健康寿命を大きく伸ばすことも可能でしょう。

もちろん、お若い方も基本は同じ靴選びでOKです^^

ぜひあなたの靴選びの参考になさってください。

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