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足が痛くならない靴の選び方とお勧めシューズ3選

こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。

「痛くならないようにしっかりと吟味した」
「試し履きもちゃんと行った」
「でも、実際に購入して履いてみると痛くなってしまう」

こういった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

痛みを感じるようになると、靴を目にするのも嫌になってしまうかもしれませんね。

今回は、辛くならない、痛くならない靴の選び方をご紹介していきます。

足が痛くなるメカニズム

足が痛くなるメカニズムですが、一言で言えばサイズの間違いがほとんどです。

小さすぎる靴だけでなく、大きすぎる靴も足を痛くするという事実がポイント。

小さくてきつい靴であれば言うまでもなく、足が圧迫されますし、いろいろなところが当たったりこすれたりすることでしょう。

足指が伸びずに、ハンマートゥになることもあるでしょう。

また逆に、大きい緩い靴であっても、悪いことしか起こらないのです。

靴の中で起こる前すべりも、足指が伸びずにハンマートゥを引き起こします。

結果は一緒でも、原因がまったく真逆のことも多々あるのです。

最近では明らかにサイズの合っていない靴を履いているような方をよく見かけますが、実際に靴擦れなどで痛々しい状態になっていることがほとんどです。

もちろん靴の問題だけでなく、痛くなる歩き方をしているケースも多いです。

ガマンして履き続けるとどうなる?

痛い靴でも、

「気に入って買ったんだし……」
「もったいないし……」

と無理をして履き続ける方も少なくありません。

ただ、我慢して履き続けても何もいいことはありません。

なぜなら、足にとって、体にとって、デメリットしかないからです。

足は痛みをよけようと、無意識におかしな歩き方をするようになります。

そして、ハンマートゥや浮き指、タコ、外反母趾などの足トラブルに導きます。

足に痛みがあるのであれば、すぐに自分の足に合う靴を見つけるべきです。

そのトラブルは足だけにとどまらないのが、足は体の土台たるゆえんです。

痛くならない靴の選び方

足が痛くない、辛くない靴選びのためにはポイントがあります。

チェックポイント①靴で使用されるパーツに注目する

まずは靴のパーツに注目しましょう。

・ヒールが太い
・シャンクが強い
・カウンターが硬い

本来、足を守り、サポートするのが靴の役割です。

足にとって必要なよい材料が使われ、手抜きのない構造であることは、痛くならない靴選びにおいて大前提となってくる部分です。

デザインは二の次なのですね。

靴としての構造にもしっかりと目を向ける習慣を身につけましょう。

チェックポイント②靴だけでなく、足と靴の相性をみる

次に、足と靴の相性がいいことです。

例えば、フェラガモは確かによいパーツを使った、よい構造の靴です。

でも、あなたの足との相性は?

どんなに質のよい靴でも、あなたの足に悪い作用をすれば、よくない靴なのです。

ポイントはサイズだけでなく、足のウエストであるワイズも合っていること。

自分の足の計測数値を知らない方は、なかなか判断しにくいかもしれません。

そうした場合には、甲と靴の隙間に指が入らないことをひとつの目安にしておくことです。

チェックポイント③靴を傷める歩き方をしないこと

最後のポイントとなってくるのが、あなた自身の歩き方です。

靴のパーツや構造に注目し、その上で自分の足と相性のいい靴を選んだとしても、あなたの歩き方に問題があれば、また足が痛くなってしまうことでしょう。

靴を傷める、壊す、靴に足をぶつけ続ける歩き方は、確かにあります。

残念ながら、今の時代は正しい歩き方を実践できている方のほうが少ないくらいですから、「靴を履いていて足が痛い」と感じたなら、それをきっかけに歩き方を意識して、改善していくようにしましょう。

靴のタイプ別に注意すること

靴はデザインによって、止める場所が異なります。

そして、革の使用量調整の可否ヒールの高さでも注意点が異なります。

パンプス

パンプスは、女性靴ならではの、甲がまるっと開いた靴と定義します。
男性の靴で甲が開いたものは、なかなか見かけませんね。

パンプスの場合は、革の量はとても少なく、調整機能もほぼないですね。

ですから、パーツであるシャンクの強さやヒールの太さに注意しましょう。

シャンクは靴の背骨である中底に仕込まれた鉄板のこと。
硬いシャンクであれば、しっかり体を支えてくれるのです。

ヒールは太いほうが、当然ながら体は安定します。

身近なパンプスですが、痛くない靴選びにおいては難易度が一番高い靴なのです。

ブーツ

ブーツは革がたっぷりとして体を安定させます。
紐付ブーツなら調整も効いて、尚よし。

冬は足トラブルが少ないのは、ブーツのお陰といっていいでしょう。

ただ、だからといって油断はしないように。

緩んできたブーツは、靴下を厚めにするなどして対策してください。

ローファー

ローファーはヒールが低いですから、前すべりが起きにくい傾向にあります。
そして調整機能はありませんが、パンプスよりも革の量が多く、体が安定します。

脱ぎ履きのしやすさと安定感が両立した、とてもいい選択といえるでしょう。

甲でしっかり止まっていることを確認した上で、選んでいきたいところです。

スニーカー

一番体に無理のない靴、普段はスニーカーで過ごすのが理想です。

革の量が多く、ヒールも低く、紐調整が効きます。

もっとも足が痛くなりにくい靴のデザインがスニーカー、といえるでしょう。

ただ、問題が2点あります。

1点目、太い幅が基本ということ。
2点目、22.5cmからの生産が基本ということ。

細足さん、小さい足さんからは、

「スニーカーは足が楽、の意味がわからない」

というお声も聞きます。

足にピタッとした、細身のスニーカーをおすすめします。

おすすめの靴3選

革の量がたっぷりしていて、調整機能がついている靴をおすすめします。

デザイン①:ブーティ

NVミリタリーBTY

ネイビーと白系のレリーフ柄の1足。

ブーティは、革が多く、足をしっかり包み込んでくれます。
そして、ファスナーで着脱できますから、脱ぎ履きもしやすい。

踵さえ収まってしまえば、とても歩きやすい靴がブーティです。

オールシーズン活躍してくれるのも魅力です。

甲でとめてくれるので、前すべりせず、足も痛くなりにくいデザインです。

デザイン②:ローファー

WHエナメルローファー

ホワイトエナメルとGYクロコのコンビネーションです。

ローファーは革の量が多いことに加え、エナメルなのでより足を支えてくれる1足。
甲のベルトで足を止めて、ヒールも2cmなので、前すべりの心配もありません。

明るいカラーで見た目にも軽やかな印象を与えられます。

デザイン③:ウォーキングパンプス

ウォーキングパンプス

ヒールは低く、甲が開き、ストラップがついたウォーキングパンプス。

旅行に履いていくパンプスが欲しい、という声から出来ました。

難易度の高いパンプスも、これなら痛くなりにくいですね。
ストラップをがっちり止めてあげましょう。

名前の通り、すぐに歩いていける、どのようなシーンにもマッチするラフなパンプスに仕上がっています。

まとめ

痛い靴を我慢して履いていても、いいことはひとつもありません。

だからこそ、少しでも痛いと感じたら履くのをやめる。
そして、痛くならない靴を選ぶようにしましょう。

ポイントさえ抑えておけば、自分の足に合う1足を見つけることができるでしょう。

失敗を防ぐには、まず自分の足を知っておくこと。

モノサシがなければ、何にあわせたらいいのか?基準が曖昧なままだからです。

足に合う靴の感覚を育てるためにも、まずはカウンセリングで試着をたくさん繰り返しておきましょう。

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