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足のアーチを復活させる方法、決定版!土踏まずの作り方は簡単?

こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。

偏平足でお悩みのあなた。 偏平足は本当に疲れますよね。
でも、大丈夫です。

 

あなたの足にも、必ず、土踏まずが出来ますよ。
足裏のアーチを復活させる方法をご紹介します。

ちなみに、この写真のように、赤ちゃんの足には土踏まずがありません。

これが足裏のアーチ復活のための、大きなヒントとなります^^

親子土踏まず

偏平足の方たちが、足の疲れの理由=土踏まずがないからと理解されると、いちようにご質問されます。

「土踏まずを作るには、どうしたらいいんですか?作り方を教えてください。」

偏平足は遺伝という説もありますが、実際はまだ解明されていません。
大きくは生活習慣によるもの、という見解が、現状では精一杯のようです。

主に、

  • 子ども時代に、土踏まずが形成されなかった方
  • 大人になってから、土踏まずが消失した方

この2パターンかなと思うのですが、共通して言えるのは、

足指を使って歩いていない(正式には趾(ゆび)と書きます)

という可能性が、極めて高いということでしょうか。

子どもの頃なら、大きすぎる靴を履かされていたとか。
大人になってからは、緩い靴を履いたり、指を締めつける靴を履いたりとか。

靴屋さんや、フットケアサロンさんの多くは、足裏アーチばかりを重要視しますが、当店では断然、足指です。

なぜなら、アーチをつくるのは、足指だから!です。

土踏まずなどの足裏アーチは、足指がしっかり動いた結果、作られるものなのです。

足指って地味な存在。でも、こんなに大切

足裏アーチとは、足裏の筋肉です。
筋肉なので、鍛えることができるのです。

足裏の筋肉を鍛えれば、内アーチが復活して偏平足も矯正、となります。

内アーチこそ、通称、土踏まず。

土踏まずがあるということは、足に筋肉があるという証拠なのです。

逆に、土踏まずがないということは、足に筋肉がないということ。

最近は、横アーチのない開張足(かいちょうそく)も市民権を得てきました。

もちろん、横アーチも復活して開張足も改善、となります。

それでは、足裏はどう鍛えればいいんでしょうか?

その答えが、足指に隠されています。

例えば、腕ならマシンを使ったり、ダンベルを使って、鍛えますね。
いろいろな方法があります。

でも、足裏を鍛える方法は、ただひとつ。
足裏は、足指を動かすことでしか鍛えることができないのです。

ほかに動かす方法が、ありません。

これを知らない方が、とても多いです。

足指に力をいれると、足裏に力が入りませんか?

土踏まずがぐっと高くなる、巻き上げ現象が起こります。
足指を使えば使うほど、足裏が動き、鍛えられるのです。

結果、筋肉が育ち、土踏まずが育って、内アーチ・横アーチができ、偏平足・開張足が改善!と相成ります。

さらに、足指~足裏~ふくらはぎの後ろまで、筋肉が繋がっています。
ここから、もも裏(ハムストリングス)~股関節~お尻まで動かして「歩く」のが正解。

下半身の筋肉は1つ1つ単体で動くのではなく、連動して動くよう設計されています。

だから、足指を動かすと、足裏の筋力を鍛えることとなり、アーチができる
さらに、ふくらはぎの筋力が動くこととなり、ミルキング・アクションが起こる
すると、ハムストリングス~お尻が動いて、ヒップアップする

と足・脚にとって、万々歳の状態になるのですね^^

このメカニズムは、二足歩行する人間にしかない素晴らしいものです。

足裏アーチを復活させる方法

でも残念なことに、女性の皆さんは、足指ってほとんど使ってないのです。
使えてない、と言った方がいいかもしれません。

そして、その自覚すらないことが多い。

今まで、足指が地面についた経験がない方も、たくさんいらっしゃいます。

だから、土踏まずがなくなって、偏平足になってしまうのです!

そんな方たちには、まず、足指が地面につく体感からスタートします。

正しい状態を体感してもらうことが、知識を伝えるよりも早いです^^

本来、足指をしっかり使って、歩いていれば、土踏まずはキープできるものなのです。

逆に、男性は、多くの方が足指を使って、歩いています。
だから、土踏まずはしっかりしているし、足トラブルも格段に少ないです。

骨組みがしっかりとしている上に、筋肉がきちんと足についているのです。

足指が足裏を鍛える鍵、ということはおわかりいただきましたね。

それでは、どうやって足指を動かすか?

いろいろやり方はあるのですが、実際に相対しないと危ないものもあります。
ここでは、簡単な足指運動をご紹介しますね^^

①足指じゃんけん

裸足になって、足を前に出してイスに座ります。
左右それぞれの足指でじゃんけんをします。

足指に力をいれて、ギュウッと曲げるのが、グー。
親指だけ上に向けるのが、チョキ。
指を全部広げるのが、パー。

これを10回繰り返してください。

②エアー・タオルギャザー

タオル寄せ運動を、エアーでやりましょう。

椅子に座って、タオルがあると想像します。
指でタオルを手繰り寄せるイメージで、動かします。

左右ともに行い、10回繰り返してください。

最初はつってしまうかもしれませんが、少しずつ繰り返してください。


目安はこの「グー」ができること^^

足指チェック

手みたいでしょう?
足指をしっかり使えている人は、このグーがちゃんとできるのです。

しっかりと「足を返し」ながら、「足指で地面を押して」歩いているからです。

逆に、この関節が出ないということは、足指を使って歩いていない可能性大、です。

当店では、肉球歩きと呼んでいますが、足指のつけ根で歩いている人の多いこと!

足裏のタコの原因は、この歩き方のせいだったりします。

③カーフレイズ

カーフレイズは、足腰、特にふくらはぎを鍛える運動として有名ですが、実は、足指にもかなり効きます。

というより、足指がしっかりしていないとカーフレイズは、できない。

こちらの動画でも、足を鍛える方法をご案内していますのでぜひご確認ください。

人体の大原則に逆らわないで、靴とつき合うことが大切

人間の体は、

  • 使う筋肉はしっかりついて、使う関節はなめらかに動く
  • 使わない筋肉はどんどん落ちて、使わない関節は動かなくなる

この大原則が働いています。

この運動を重ねていけば、使えなかった足指も使えるようになっていきます。

そして、

  1. 横アーチ・内アーチが作られて
  2. ミルキング・アクションも起こり
  3. 血流もよくなって
  4. むくみも冷えもなくなる

とまさにイイことづくめ♪のよいスパイラルにになるのです。

だからこそ!

この大原則を邪魔しない、足指が動くサポートをしてくれる、靴、が必要なのです。

スニーカーならベスト、パンプスでも結果は充分出ています。

アンド・ステディの靴を、わたしがヘビロテする理由

人間は、無理のない、自然な状態になると「気持ちいい」のです。
皆さん、足に合う靴を履くと「気持ちいい!」と、おっしゃいます^^

もし合う靴を手に入れているなら、インソールだけでも効くかもしれません。

もし効かないなら、その靴、本当は合わないのかもしれません。

扁平足のための関連記事:

扁平足対策に効果的なインソールの正しい使い方
扁平足が痛い!疲れる!辛い!ならインソールのオーダーメイドを

偏平足を矯正したいなら、まずは、歩きやすい靴に履き替えること。
そしてできれば、扁平足という足トラブルを補うインソールをセットすること。

すると、自然と指が動くようになって、土踏まずが作られていくのです。

そして、血の巡りがよくなって、全身によい影響を及ぼしていきます。

これぞ、本来の靴の役割。
靴の理想的な、よい効果と言えるでしょう^^

靴が脱げないように歩くなんて、もってのほかなのです。

まさに、歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、です。

体の土台である足から手を入れることは、合理的でもあります。

あなたも無理のない、体づくりをはじめてみませんか?

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