プライマリーステップ

かかとが脱げないパンプスを探し続ける女性たち

こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。

最近、 パンプスの正しい選び方について、質問を多くいただいてます。
皆さん、足に合わないパンプス、に悩まされているようですね。

特に多いのが、「パンプスのかかとが脱げる」というご相談。

かかとが脱げないパンプスを探し続ける女性たちが、たくさんいらっしゃいます。

でも、大丈夫です。
あなたもかかとが脱げないパンプス、きっと手に入れられますよ。

それでは、ひとつひとつ紐解いていきましょう。

「足に合わないパンプス」って、どうゆう状態のこと?

この「靴が足に合わない」という状態、例えば歩くと、

・タコや魚の目の痛みがでたり、
・偏平足が目立ったり、
・外反母趾に痛みがでたり、
・小指に痛みがでたり、
・甲が当たって痛みがでたり、

こうした足に痛みが起きる時や、

・かかとに靴擦れが起きたり、
・足が前にすべっていったり、

足と靴のフィット感が感じられない時や、そもそも

・21.0や25.5センチのパンプスが見つからない

足に合うサイズを探せない時に、靴が足に合わないと感じているようです。


口を揃えておっしゃるのは、「かかとがパカパカしない靴が欲しい」ということ。

歩くと、どうしてもかかとが脱げる
だから、靴が足に合わないと感じるのです。

足トラブルを引き起こして、痛みが出る上に、かかとも脱げる。

確かにこれでは、靴が足に合わないと感じるのも当然ですね。

ただ、それぞれに、それぞれの、かかとが脱げる原因があるのです。

かかとが脱げるパンプスに共通する原因①靴が大きすぎる

共通しているのは、大きすぎる靴を履いているということ。
80%以上の皆さんが、1~3サイズ大きな靴を選んでいます。

皆さん、そんな意識がないので、とても驚かれます。

でも足を計測すると22.5cm、パンプスは23.5cmを履いているというようなことが、本当によくあるのです。

かかとがパカパカする、かかとが脱げるパンプスというのは、小さい足が、大きいパンプスの中で動いて、足トラブルを引き起こしているという可能性があるのです。


パンプスと足は、踵とワイズで、しっかり留めておく必要があります。
でも、大きすぎるパンプスだと、留まりませんよね。

特にヒールの靴は、足が前に滑りやすく、かかとが脱げる確率が高まります。

靴の中で足が動いて、歩くたび靴に足を押し付けて、タコができていきます。
靴擦れの原因にもなりますね。

・サイズ選びの間違えが原因
・足トラブルが結果

ということになります。


そして、最近はワイズAAAとかBなど、細足さんたちが、とても多いです。
ですから、ワイズが大きすぎるということも共通原因として加えたいと思います。

かかとが脱げるパンプスに共通する原因②自分の足を知らない

そして、これはそもそもですが、皆さん、ご自分の足のこと、知っていますか?
パンプスのサイズではなく、自分の足のサイズを、知っていますか?


合わせるパンプスにばかり目が行きがちですが、基軸となるのは自分の足です。

基軸がないまま、靴を合わせるのは至難の業です。

靴選びが極めて難しいものになってしまうことは、想像できますよね。

自分の足を知らないまま、合う靴が選べていないから、靴のかかとが脱げるのです。


もっと厳しい言い方をすると、現段階では、自分の本当の足のサイズ・ワイズを知らないのに、靴を選んでいる、とも言えるのです。

ここには、靴小売店では足の計測スキームがない、ワイズ展開された靴を置いていない、というような外的環境の問題も絡んできますので、なかなか難しい課題です。

かかとが脱げるパンプスに共通する原因③複合的な問題

中には、「サイズも、ワイズも合っているのに、合わないの!」という方もいらっしゃいます。

そこには足・靴・歩き方、それぞれの要因が複雑に絡み合っている可能性が。

・足の指が長い、外反母趾、アーチが落ちている等の自分の足によるもの
・中底がしっかりしてない、ヒールが高すぎる、かかとが柔らかい等の靴によるもの
・靴を壊す歩き方、靴の機能を使えない歩き方等の歩き方によるもの

これらがミックスして発生していることが多いです。

足が原因で、歩き方が原因で「かかとが脱げる」のです。

例えば外反足というお足は、残念ながら踵のフィット感を得られにくい骨格です。
例えば横揺れする歩き方は、歩くたびに外へ、外へ、踵を広げ、ゆがめます。


かかとが脱げる問題。

靴単体の問題でないことが、おわかりいただけるのではないでしょうか。

靴は、足に履いて、歩くためにある道具だからです。


靴が脱げる原因が、特定できないなら、わからないなら。
プロの判断を仰いだ方が早いでしょう。

足はともかく、歩き方だけは、自分ではわからないからです。

かかとが脱げないパンプスはオーダーメイドでつくれるの?

中には、「足に合う靴がないならつくってしまえ!」とばかり、オーダーに走る方もいらっしゃいます。

でも、今、あなたの足にオーダーシューズがベストなのかというと、「決してそんなことはない可能性が高い」と申し上げます。

靴の役割は、足の弱点を補うこと。
だから足の弱点を、まず見極める必要があります。

足の未来を予想せずに作る靴では、足は楽にならないのです。


今の状態の足が健康で、しっかりアーチがあって、問題がなければいいのです。

でも、アーチが落ちていて、偏平足で、開張足で、タコがあって、外反母趾気味で、重心がかかと寄りで、ペタペタ歩きをしていて・・・

弱った足に合わせて靴をつくっても、足は楽になりませんし、改善もしません。
歩き方の見直しも、きっと必要でしょう。

色々な考え方がありますが、私はそうゆう靴を、足に迎合した靴と呼んでいます。

そもそも状態の悪い足に合わせてつくった靴が、果たして足にとって良い靴なのか。

ぜひ一歩、引いて考えていただきたいと思います。


足を本来の形に整えてくれる靴こそ理想、と言えるでしょう。

初めは苦しさも伴いますが、足は確実に改善していきます。

かかとが脱げないパンプスはどうしたら手に入るのか?

まずは、自分の足のサイズ・ワイズ、状態を知ること。
そして、足に合うパンプスの感覚を体感すること。
最後に、勇気を出していただくこと。


どうして「勇気」なのでしょうか?

それは、驚くほどギューッと足を締められる細いパンプスこそ、足を本来の形に整えてくれる、足に合う、かかとが脱げないパンプスだからです。

今までの「足に合うパンプス」と思っていたパンプスとは、確実に違うでしょう。
これまでの常識がくつがえりました!という方が、ほとんどです。

だからこそ、細い靴を選ぶ「勇気」なのです。


そして、かかとが脱げないパンプスは一度手に入れたら終わり、ではありません。

足は驚くほど変化していくものだからです。
1ヶ月でよくもなりますし、悪くもなります。

朝と夕方でも、足は変わりますよね?

そして、パンプスも革が馴染んでいきます。

だから、足とパンプスにギャップが生まれることは、当然。

半年に1度は、足と靴のフィッティングチェックが望ましいのです。

かかとが脱げないパンプスを手にいれるためには、少しだけ、これまでの常識を変えていただく必要があるかもしれません。

自分の足を知って、正しい靴選びができるようになれば、きっと快適なパンプスライフが過ごせると思います。

 

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