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痛くない!疲れない!足に合う!歩きやすい良い靴の選び方

こんにちは!歩きやすい靴のオーダーメイドから始める体づくり、小野崎です。

冬物セールが始まりましたね!
パンプスやブーツを買うご予定の方も多いのではないでしょうか。

改めて「歩きやすい靴の選び方=失敗しない靴の選び方」をご紹介しますね。

歩きやすい靴を選ぶ8つのポイント

歩きやすい靴には、理由があります。

まず靴として、絶対外せない機能を持つ良い靴であるということ。
そして、自分の足に合っている靴であるということ。

いくら品質がよくても、自分の足と相性が悪ければ、歩きやすい靴にはなれません。

これは基本ですが、忘れがちなことです。

靴としての機能、そして、足との相性の確かめ方を覚えましょう。

まず、靴単体として「良い靴の条件」を8つご紹介します。

1.自分の足の大きさにあっていること

まず、ご自身の足のサイズ(23cmとか24.5cmとか)を把握していることが大前提。

いつも履く「靴のサイズ」ではありません。

サイズの合わない靴は、結局履かなくなってしまいますよね。
そして、インソールで調整できる範囲も限られます。

まずは最低限、自分の足のサイズを知っておくこと。
そして、自分の足のサイズに合った靴を選ぶことです。

次は、靴を履く前に・・・

靴の構造をチェックしましょう

構造的に「靴」と呼べないものもチラホラ。 構造が弱い靴は、足を痛めます。

2.ヒールカウンターがしっかりしていること
3.シャンクがしっかりしていること

シャンクは、土踏まずの下の空洞を支える金属の板。
上から押して、靴がゆがまなければOK。

ヒールカウンターは、踵を支える役割の芯材。
足首をしっかり立ててくれる硬さと強さが必要です。

ちょっとした歩き方のクセも補正してくれますよ。

いずれも、しっかり硬いことが大切です。

靴擦れが起きそう・・・と心配かもしれませんが、慣らし履きをすれば大丈夫。

踵の柔らかい靴に、良い靴はありません。

内輪の話をすると、カウンターもシャンクも隠れている素材です。

だから、単価を下げようと、安物を使う靴メーカーもあるわけです。
またバレエシューズなど、カウンターなしの設計の靴もたくさん流通しています。

歩きやすい靴を目指すなら、カウンターは必要不可欠と考えてください。

シャンクも同様です。

4.靴の返りが良いこと

返り、とか、返しと言いますね。
靴の返りがいい、足を返して歩きましょう、の時に使う「返し」です。

これは歩く時、足指のつけ根関節、ボールジョイントで「靴が曲がる」こと。

正しく歩くと、本当は足も「返り」ます。
その足の動きに合う靴が、歩きやすい靴、ということ。

足と一体化してる靴には、折れ皺がはいってきます。

ここは柔らかいことが大切です。

よい靴は「硬いところは硬く、柔らかいところは柔らかく」作られています。

ここがクリアできていない靴は、足を壊す靴。

試し履きする価値なし!とみていいです。

それでは、さらにチェックポイントを見ていきましょう!

5.ヒールの接地面積が大きいこと

体重を支える踵がグラグラと不安定だと、疲れます。
安定して歩くためには、横幅があり、太めのヒールがおすすめです。

6.本革でつくられていること

体の中で最も汗をかく場所が、足です。

本革は天然の汗腺から湿気を逃がします。
そして、足に馴染んでくれます。

本革はいったん伸びたとしても、時間をかけて、元に戻ろうとする力があります。
それが合皮との一番大きな違い。

長くフィット感を保つことが、歩きやすさに繋がります。

7.中敷がツルツルしていないこと

足トラブルの大きな要因、靴の中での足の前すべり。
パンプス、スニーカーに関わらず、すべての靴で起こりうることです。

捨て寸に足指が滑り込まないよう、中敷は足を止めてくれる素材を。

ザラザラした素材や山羊などの天然皮革がおすすめです。
最近は、優秀な合皮のすべりにくい素材もでてきています。

機能も年々良くなっていますから、ツルツル合皮中敷でなければいいでしょう。

そして、これが一番大切かもしれません。

8.自分が気に入っていること!

これが大前提!です。
女性って、気に入らない靴は履かなくなりますから^^

いよいよ試し履き!の時の注意点

いよいよ試し履きとなります。

ここで、とっても簡単な、正しいサイズの靴の選び方を・・・

①靴を履いてみて、
②つま先立ちしてみる

この時、踵がパカッと脱げたら、残念ながらNG。
やめておきましょう。

逆に、踵に靴がついてきたらOK。

以下、引き続きトライしてみてください。

③店内を3周くらい歩いてみる
②-2 つま先立ちしてみる。

この時、踵が脱げない靴が、足に合う靴、です。

靴が脱げるということは、わずか2~3分歩くだけで、前すべりしているということ。
これでは外は歩けませんね。

買わない勇気も必要です。

安物買いの銭失いにならないよう、安易な靴選びにはご注意くださいね。

自分の足を計測して、自分の足に合う靴の体感を得ておくことも、失敗しない靴選びにはとても必要なことです。

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